セキュリティトークン(ST)は、不動産などの権利をブロックチェーン上のトークンにして売る仕組みです。根拠は金融商品取引法で、不動産特定共同事業法のクラウドファンディングとも、J-REITとも別の枠組みです。売れるのは第一種金融商品取引業者に限られるため、事業者を全部数えられます。
日本STO協会の会員名簿から
システム提供・発行支援を含む
大阪デジタルエクスチェンジ(ODX)
●あてはまる △条件つき ○あてはまらない(トップの「リスクとリターンの3段」と同じ物差し)
日本STO協会の正会員、つまり電子記録移転権利の取扱いについて自主規制を受け入れている業者です。STは証券会社か信託銀行の口座を通じて買うので、ここに無い会社から案内が来たら、まず第一種金融商品取引業の登録を確かめてください。
出典:一般社団法人日本STO協会 会員名簿(2026-09-29取得)。賛助会員・後援会員52社は、システム提供や発行の支援にあたる会社を含みます。
「売れる仕組みがある」ことと「売りたいときに売れる」ことは別です。期間中に現金が必要になる可能性があるなら、その点を先に確認してください。
同じ「不動産に小口で投資する」でも、根拠法が違えば守られ方が変わります。3つを同じ項目で並べます。
STは証券会社の口座を開いたうえで、募集のたびに目論見書で見る形です。 上場物のように誰でも読める状態ではなく、現物の小口化のように営業を通す必要もない、その中間です。
| 枠組み | 中身を見る方法 | 必要なもの | 備考 |
|---|---|---|---|
| 現物の小口化 | 会社に問い合わせて、契約成立前の書面を受け取る | 営業担当との接触が必要 | 公表の義務がない |
| 不動産型クラウドファンディング | 各社サイトの募集ページ(多くは会員登録が必要) | 登録すれば見える | 電子取引業務の許可があるため条件が出る |
| 不動産ST | 取扱証券会社に口座を開き、募集時の目論見書で見る | 証券口座が必要 | 募集は不定期 |
| 上場インフラファンド・J-REIT | EDINETの有価証券報告書と、各社IRの保有物件一覧 | 誰でも、いますぐ、無料 | 四半期・半期ごとに更新される |
募集は不定期で、扱う証券会社によって案件が違います。 上の16社のうちどこに口座を開くかで、見られる案件が変わります。
既に発行されたSTの一部は、大阪デジタルエクスチェンジが運営する私設取引システムで売買できます。 ただし取引は取扱証券会社を通じて行うもので、買い手がいなければ売れません。 「売れる仕組みがある」ことと「売りたいときに売れる」ことは別です。
当サイトはSTの個別案件を取得していないため、利回りや最低投資額の比較はできていません。 条件は口座を開いたうえで、目論見書と契約締結前交付書面でご確認ください。