こんなとき、どうする?
いまの状況に近いものを選ぶと、先に読むべきページと、検討されることが多い枠組みが出ます。
リスクとリターンの、3つの段
投資先は、大きく3つの段に分けられます。上の段ほど利回りは高く、そのかわり元本が減ることがあります。まず、どの段から始めるかを決めてみてください。
表の見方●あてはまる △条件つき ○あてはまらない。元本割れ=出したお金より減ることがある/途中換金=途中でお金に戻しにくい/値動き=値段が毎日動く/為替=円の値打ちで増えたり減ったりする
- 1守り重視ローリスク・ローリターン
元本が減らないと決まっている
年利回り0.32〜2.4%100万円を1年置くと +0.3万〜2.4万円(税引前)こんな人に元本をなるべく減らしたくない・3年以内に使うかもしれないお金
投資先 元本割れ 途中換金 値動き 為替 預金1,000万円とその利息まで預金保険で守られる ○ ○ ○ ○ 個人向け国債買ってから1年は換金できない。その後はいつでも元本で国が買い戻す ○ △ ○ ○ - 2バランスミドルリスク・ミドルリターン
国や会社が「返す」と約束している。払う側が傾いたり、為替が動いたりすると減る
年利回り1.9〜5.2%100万円を1年置くと +1.9万〜5.2万円(税引前)こんな人に定期的に分配を受け取りたい・円安やインフレに備えたい
投資先 元本割れ 途中換金 値動き 為替 個人向け社債会社が破綻すると戻らない。途中で売るときは買い手と値段しだい ● △ ● ○ 米国債ドルでは満期に戻るが、円に戻すときの額は為替しだい ○ ○ ● ● - 3攻めハイリスク・ハイリターン
返す約束はない。事業や値動きの結果しだいで元本が減る
年利回り4.0〜8.0%100万円を1年置くと +4.0万〜8.0万円(税引前)こんな人に余裕資金の一部で、利回りを上げたい
投資先 元本割れ 途中換金 値動き 為替 不動産型クラファン事業者の劣後出資を超える損は、投資家の元本から減る ● ● ○ ○ 融資型クラファン貸付先が返せないと、元本が戻らない ● ● ○ ○ J-REIT・上場インフラいつでも売れるが、値段は毎日動く ● ○ ● ○
段に入らないもの:減価償却の節税商品は、利回りではなく税の効果で測ります(節税の中身を計算する)。カーボンクレジットは、個人が参加できる正規の市場が無く、返す約束も利子もありません(個人の投資先になるのか)。段は「返す約束があるか」で分けています。●の数ではありません。利回りの幅は、国債・預金は今月の値、社債・米国債は過去1年と今の値、クラファンは不動産型・融資型の実案件の真ん中の半分です(ファンド型は幅が広いので地図で)。
20の投資先を一覧で見る↓今の利回りを国債と比べて、いくらから・途中で換金できるかまで
動かして、確かめる
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よく聞く言葉を、絵で
積立・NISA・利回り・分散。ニュースや窓口で聞く言葉を、ひとことと絵で説明します。
- 積立(つみたて)毎月など、決まった日に決まった額を買い続けること。
- NISA(ニーサ)投資で得た利益に、税金がかからない口座。
- iDeCo(イデコ)自分で掛金を出して運用する、私的な年金。
- 投資信託(ファンド)たくさんの人のお金をまとめて、専門家が運用する商品。
- ETF(上場投資信託)証券取引所で、株と同じように売り買いできる投資信託。
- インデックスファンド日経平均株価などの「指数」と同じ動きを目指す投資信託。
- 複利(ふくり)増えた分も元手に入れて、さらに増やしていくこと。
- 利回り出したお金に対して、1年でどれだけ増えたかの割合。
- 元本割れ戻ってくるお金が、出したお金より少なくなること。
- 円安・円高円の値打ちが、外国のお金に比べて下がるのが円安、上がるのが円高。
- インフレ物の値段が上がり続け、お金の値打ちが下がること。
- 分散投資値動きの違うものに分けて持つこと。
いまの利回りを、国債と比べる
投資先を3つの段ごとに並べ、今の利回りを個人向け国債(固定5年)と比べました。国債より高い分が、引き受けるリスクの対価です。帯は実案件の真ん中の半分、点は中央値・今月の利率です。
- 個人向け社債ミドルリスク1口10万円が多い・満期まで持つ前提2.0%国債−0.41.89〜2.45%
- 米国債(10年)ミドルリスクドル建て・証券会社でいつでも売れる(そのときの価格と為替で)5.24%国債+2.9
- 不動産型クラウドファンディングハイリスク1万円からが多い・途中解約は原則できない・実案件1,598件6.0%国債+3.64.5〜8%
- 融資型クラウドファンディングハイリスク1万円からが多い・途中解約は原則できない・実案件536件6.0%国債+3.64〜8%
- ファンド型クラウドファンディングハイリスク事業の結果がそのまま返る・途中解約は原則できない・実案件33件→15.0%国債+12.614〜25%
いくらから・税金・どこで買うかまで、表で比べる→投資先の一覧ページ
利回りは税引前です。クラウドファンディングは各社が示す想定利回りで、実績ではありません。J-REIT・上場インフラファンドは買った価格で利回りが決まるので、帯を描いていません。系統用蓄電池などの資産別の案件は、同じ資産でも枠組みが混ざっているので、資産別のページで見てください。
はじめに読みたい記事
数字の見方・元本割れ・NISAのあとの置き場所など、最初に知っておきたいことから。
イーサリアム31.48億円米国の株3,467万円金5,002万円国債 変動10年1,030万円現金1,000万円01データで検証10年前に1000万円投資していたら?23の投資先で検証国債・株・金・暗号資産・マンションまで、23の置き場所の10年を公表データで並べました。増え方だけでなく、途中でどれだけ減ったかも。読む →
02はじめに投資初心者が最初に見るべき3つの数字利回り・元本・換金。最初に見る数字はこの3つ読む →
03国債個人向け国債100万円はいくらになる利子と、途中で換金したときの手取り読む →
04投資信託投資信託の複利効果長く持つと、増え方はどう変わるか読む →
05NISA・税金NISAの枠を使い切った後、どこに置くか枠を使い切ったあとの置き場所読む →
06クラウドファンディング1万円から始められる不動産クラウドファンディング10選少額で始められる会社の条件の違い読む →
今週の数字
に取り直した値です。押すと、その数字の詳しいページに移ります。
減価償却の節税商品は、
本当に得か
今年の税は減りますが、なくなるわけではありません。売るとき・契約が終わるときに、まとめて税を払う「繰り延べ」です。出口でかかる税まで含めて、本当に得かを計算できます。
よくある質問
いくらから始められますか?
個人向け国債は1万円から、投資信託は100円や1,000円から買える証券会社が多く、クラウドファンディングも1万円からの募集がほとんどです。最初は、なくなっても生活が困らない額から始め、値動きや受け取り方に慣れてから増やす人が多いです。まず10万円から試したいで、少額で始められる枠組みを比べられます。
NISAとは何ですか?
投資で増えた分にかかる税(20.315%)が、決まった枠の中ならかからない国の制度です。いまのNISAは、年360万円・生涯1,800万円までが枠です(金融庁)。投資信託や株が対象で、国債やクラウドファンディングは対象外です。絵で見る
元本が保証されている投資先はありますか?
このサイトで扱う中では、個人向け国債だけが国が元本と利子の支払いを約束しています。発行から1年たてば国が買い取るので、直前2回分の利子相当額が差し引かれても元本は割れません。社債・J-REIT・クラウドファンディング・発電所・区分マンションは、どれも元本は保証されません。
途中で換金できるのはどれですか?
個人向け国債は発行から1年たてば換金できます。J-REITと上場インフラファンドは東証でいつでも売れますが、そのときの価格になります。クラウドファンディングは原則として運用期間の終わりまで換金できません。発電所や区分マンションは、自分で買い手を探して売ることになります。
税金はどうなりますか?
国債・社債の利子とJ-REITの分配金は、20.315%が源泉徴収されます。クラウドファンディング(匿名組合)の分配金は雑所得で、20.42%が源泉徴収されたあと、確定申告で給与などと合わせた税率で精算します。同じ利回りでも手取りは変わるので、税引き後の手取りで計算できます。
利回りが高いものほど危ないのですか?
国債との差は、何かのリスクを引き受けている対価です。元本が守られる順位が低い、途中で換金できない、払う側の会社や事業の信用に頼る、といった条件のどれかが必ず付いています。どの条件を引き受けているかは、投資先の一覧で比べられます。
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