太陽光発電所などを保有して分配する上場の投資法人です。クラウドファンディングと違い、証券口座から株と同じように買えて、いつでも売れます。EDINETに登録されているインフラ投資法人は全部で8本ありますが、いま東京証券取引所で買えるのは5本だけです。残る3本は上場廃止・統合によって一覧から消えています。
EDINETの登録は8本
直近の有価証券報告書
43.4〜53.4%
●あてはまる △条件つき ○あてはまらない(トップの「リスクとリターンの3段」と同じ物差し)
LTVは総資産に対する借入の比率です。高いほど、同じ自己資金で多くの発電所を持てる一方、金利が上がったとき、また発電量が落ちたときに分配へ響きやすくなります。この5本は43.4%〜53.4%に収まっており、極端に借りている法人はありません。
LTV=有利子負債÷総資産で当サイトが計算した値です。各社が公表するLTV(鑑定評価額ベースなど)とは定義が異なる場合があります。
| コード | 投資法人 | 総資産 | 有利子負債 | LTV | 営業収益 | 当期純利益 | 分配金の支払額 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 9286 | エネクス・インフラ2026-05-31 期末 | 966億円 | 516億円 | 53.4% | 42億円 | 11億円 | 11億円 |
| 9284 | カナディアン・ソーラー・インフラ2026-06-30 期末 | 880億円 | 421億円 | 47.9% | 45億円 | 13億円 | 16億円 |
| 9285 | 東京インフラ・エネルギー2026-06-30 期末 | 260億円 | 113億円 | 43.4% | 12億円 | 2.3億円 | 3.2億円 |
| 509A | グリーンライト・再エネインフラ2026-05-31 期末 | 127億円 | 63億円 | 50.0% | 2.8億円 | 0.1億円 | — |
| 9282 | いちごグリーンインフラ2026-06-30 期末 | 69億円 | 36億円 | 52.9% | 10億円 | 1.8億円 | — |
直近の有価証券報告書(XBRL)から取得。決算期は法人ごとに違うため、同じ日付の断面ではありません。営業収益・当期純利益・分配金の支払額は半年(1計算期間)の数字です。
上場インフラファンドは2016年以降に相次いで組成されましたが、すでに整理・統合が進んでいます。いま検討するなら、残った5本がどれだけ続くかのほうが、利回りの小数点より重要です。当サイトは一覧から消えた法人も削らずに記録として残します。
同じ「ソーラーに投資する」でも、性質はかなり違います。クラウドファンディング側の実案件は太陽光・再エネと系統用蓄電池にまとめています。発電所ごとの稼働率と発電量はXBRLにタグ付けされていないため、各法人の決算説明資料でご確認ください。
ここが上場物のいちばん強いところです。口座も登録も要りません。いますぐ、無料で、全部読めます。
| 枠組み | 中身を見る方法 | 必要なもの | 備考 |
|---|---|---|---|
| 現物の小口化 | 会社に問い合わせて、契約成立前の書面を受け取る | 営業担当との接触が必要 | 公表の義務がない |
| 不動産型クラウドファンディング | 各社サイトの募集ページ(多くは会員登録が必要) | 登録すれば見える | 電子取引業務の許可があるため条件が出る |
| 不動産ST | 取扱証券会社に口座を開き、募集時の目論見書で見る | 証券口座が必要 | 募集は不定期 |
| 上場インフラファンド・J-REIT | EDINETの有価証券報告書と、各社IRの保有物件一覧 | 誰でも、いますぐ、無料 | 四半期・半期ごとに更新される |
金融庁のEDINETで、各投資法人の有価証券報告書が全文公開されています。 保有している物件(インフラファンドなら発電所)の1件ごとの取得価格・所在地・稼働状況まで 書かれていて、当サイトの数字もそこから機械で取っています。 最新の分配金と保有物件の一覧は、各投資法人のIRサイトにもあります。
クラウドファンディングとの差はここです。不動産型の募集ページで見られるのは、 その1案件について事業者が書いたことだけです。上場物は、 過去の全案件と、監査を通った決算が、誰にでも同じだけ開いています。
上場している投資法人は、株式とまったく同じ手順で買えます。 この一覧から先の動きは4つです。
当サイトは投資口価格を載せていません。毎日動くためで、 いくら必要かは証券会社の画面でその場で確認してください。
当サイトは金融商品取引業者ではありません。個別の銘柄をすすめることはできません。 上場物は市場で取引されるため価格変動リスクがあり、購入価格を下回る可能性があります。 最終的な判断は、目論見書と有価証券報告書をご自身でお読みのうえ行ってください。
項目名ではなく要素IDで取っているのは、「純資産」のような項目名が株主資本等変動計算書の内訳行にも出てきて、桁を取り違えるためです。判定の方針は調べ方とデータの見方にまとめています。