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投資初心者が最初に見るべき3つの数字

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01最初に見るべきは、利回りではない

募集ページでいちばん大きく表示されるのは想定利回りです。ところが、投資の結果を左右するのは利回りの数字ではありません。最初に見る3つを挙げます。

順見る数字なぜどこにある
1最低投資額分散できるかどうかが、ここで決まるサービスの案内
2運用期間その期間、資金が動かせない募集ページ
3劣後出資の割合(不動産型)/担保の有無(融資型)下落を誰が先に受けるか募集ページ・契約締結前交付書面
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利回りは4番目です。理由は単純で、1〜3が決まれば、利回りの差が生む金額の違いは小さいからです。

021つめ:最低投資額

最低投資額は事業者によって違います。当サイトが把握している96社の中央値は1万円でした。

032631社1万円未満63社1万円3社1万〜5万円27社5万〜10万円2社10万円超
  • 1万円未満1社
  • 1万円63社
  • 1万〜5万円3社
  • 5万〜10万円27社
  • 10万円超2社
最低投資額の分布。

最低投資額が低いほど、分散しやすくなります。10万円を投資に回せるとして、最低投資額が1万円なら10件に分けられますが、10万円なら1件しか出せません。

投資に回せる金額最低1万円なら最低5万円なら最低10万円なら
3万円3件0件0件
5万円5件1件0件
10万円10件2件1件
30万円30件6件3件
50万円50件10件5件
100万円100件20件10件
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サービス種別最低投資額想定利回り運用期間
Funds融資型1円1–10%3–50ヶ月
COZUCHI不動産型1万円4–10%3–120ヶ月
CREAL不動産型1万円3–6%〜36ヶ月
Rimple不動産型1万円2.7–4.0%6ヶ月
利回り不動産不動産型1万円4–12%6–12ヶ月
利回りくん不動産型1万円3–6%3–12ヶ月
LEVECHY不動産型1万円平均7.6%6ヶ月前後
TORCHES不動産型1万円10–17%3–10ヶ月
Victory Fund不動産型1万円8–18%6–12ヶ月
CONDO不動産型1万円10.2%3–6ヶ月
FUNDI不動産型1万円8–12%6–12ヶ月
REALE不動産型1万円6.5%6ヶ月
FANTAS funding不動産型1万円5–6%2–12ヶ月
DARWIN funding不動産型1万円5–8%5–10ヶ月
GATES FUNDING不動産型1万円8–10%4ヶ月
ジョイントアルファ不動産型1万円3–5%6–12ヶ月
ASSECLI不動産型1万円4–8%3–6ヶ月
トモタク不動産型1万円5–10%3–12ヶ月
FUNDROP不動産型1万円4–8%3–12ヶ月
K-FUND不動産型1万円12–13.5%6ヶ月
GALA FUNDING不動産型1万円3%6ヶ月
汐留ファンディング不動産型1万円8–10%6–12ヶ月
大家どっとこむ不動産型1万円3.5–10%3–12ヶ月
REEZIN不動産型1万円8%3ヶ月
信長ファンディング不動産型1万円5–10%2–12ヶ月
BATSUNAGU不動産型1万円6–10%1–12ヶ月
えんfunding不動産型1万円2–4%3–12ヶ月
ゴコウファンド不動産型1万円5–8%数ヶ月–数年
ちょこっと不動産不動産型1万円3.9–4.3%4–10ヶ月
Property+不動産型1万円3–10%2–16ヶ月
プレファン不動産型1万円3.9–4.0%6ヶ月
みらファン不動産型1万円5.5–8.0%〜12ヶ月
らくたま不動産型1万円5–6%3–12ヶ月
ヤマワケエステート不動産型1万円15–25.8%2–9ヶ月
GOLD CROWD不動産型1万円5.15–10.53%—
不動産BANK不動産型1万円6以上%11–12ヶ月
TREC Funding不動産型1万円平均6.5%平均24ヶ月
PARTNERS Funding不動産型1万円平均8%平均3ヶ月
Beginners Cloud不動産型1万円平均7%平均12ヶ月
ASSET FUNDING不動産型1万円4–5%4–6ヶ月
FC FUNDING不動産型1万円2–5%4–11ヶ月
ジャストフィット不動産型1万円3.2–10%6–121ヶ月
Lives FUNDING不動産型1万円4–8%6–12ヶ月
おうちの再生ファンドVIFA不動産型1万円6–12%2–12ヶ月
REISMファンズ不動産型1万円5%3ヶ月
Re:Vest不動産型1万円6%12ヶ月
田村ビルズクラウドファンディング不動産型1万円3.1–7.7%3–15ヶ月
投活不動産型1万円5–8%3–12ヶ月
Re-plan Funding不動産型1万円8–21%3–12ヶ月
Myファンド不動産型1万円8%6–10ヶ月
Ezファンド不動産型1万円4.52–6.27%3–6ヶ月
ネット不動産ファンディング不動産型1万円4–10%6–12ヶ月
クラウドバンク融資型1万円7.1%10ヶ月
Bankers融資型1万円2.7–12.3%3–27ヶ月
AGクラウドファンディング融資型1万円1–10%6–24ヶ月
Alterna Bank融資型1万円4–10%1–36ヶ月
OwnersBook融資型1万円4.9–7.5%8–41ヶ月
COMMOSUS融資型1万円5.5–10%7–24ヶ月
COOL融資型1万円—10–11ヶ月
Pocket Funding融資型1万円3–6%4–23ヶ月
CAPIMA融資型1万円4.2–11%〜12ヶ月
ヤマワケ融資型1万円12–14%2–5ヶ月
セキュリテファンド型(事業型)1万円——
Sony Bank GATEファンド型(事業型)1万円——
CAMEL不動産型2万円7–10%5–7ヶ月
LENDEX融資型2万円6.5–11%3–24ヶ月
NEXT SHIFT FUND融資型2万円——
SOLS不動産型5万円2.5–12%3–12ヶ月
ハロー! RENOVATION不動産型5万円10前後%—
ユニコーン株式投資型5万円——
TECROWD不動産型10万円平均10.01%6–36ヶ月
みんなの年金不動産型10万円8.0%6–12ヶ月
TSON FUNDING不動産型10万円5.5–6.5%4–12ヶ月
まにわく不動産型10万円7–10%3–12ヶ月
わかちあいファンド不動産型10万円5–10%4–12ヶ月
NINE FUND不動産型10万円7.5–7.9%6ヶ月
センス・オーナーズ不動産型10万円12–15%—
T's Funding不動産型10万円——
B-Den不動産型10万円平均3%平均5ヶ月
タスキFunds不動産型10万円平均4.8%5–8ヶ月
エードMYバンク不動産型10万円5.2–5.5%平均22ヶ月
VERFUND不動産型10万円平均5%平均6ヶ月
不動産クラファンPRO不動産型10万円7%6ヶ月
KORYO Funding不動産型10万円4.5%6–18ヶ月
ai fund不動産型10万円5%12ヶ月
esクラウドファンディング不動産型10万円5.5–8%1–6ヶ月
Funvest融資型10万円3.5–3.65%6–10ヶ月
Sunny Proud融資型10万円7.0%12ヶ月
FUNDINNO株式投資型10万円——
イークラウド株式投資型10万円——
CF Angels株式投資型10万円——
AngelNavi株式投資型10万円——
ミラリタファンド型(事業型)10万円11.5–30%1–9ヶ月
IKKAQファンド型(事業型)10万円8–12%1–2ヶ月
彩-SAI-不動産型30万円4.0%31–60ヶ月
みんなで大家さん不動産型100万円6–10%12–60ヶ月
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032つめ:運用期間

運用期間は、その期間、資金が動かせないということです。実案件の中央値は12ヶ月でした。

運用期間件数構成比この期間で何が起きうるか
3ヶ月以下46件8.9%予定外の支出が起きにくい期間
4〜6ヶ月127件24.7%同上
7〜12ヶ月193件37.5%転職、引っ越しなどが起こりうる
13〜24ヶ月124件24.1%生活の状況が変わりうる
25ヶ月以上24件4.7%相場も生活も変わる。金額を抑える
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そして延長されることがあります。延長に投資家の同意は要りません。「6ヶ月だから大丈夫」ではなく、「9ヶ月でも困らないか」で考えてください。

043つめ:下落を先に受ける人がいるか

不動産型なら劣後出資の割合、融資型なら担保・保証の有無です。ここが、同じ利回りでも条件の差になります。

優先出資(投資家) 80%劣後出資(運営会社) 20%出資の内訳ここまでの下落なら、優先出資の元本は守られる設計
劣後出資20%の案件の構造。物件の価値が20%下がるまでは優先出資の元本は維持される設計。
劣後の割合何%の下落まで元本が守られるか30%下落したときの元本
0%0%70.0%
5%5%73.7%
10%10%77.8%
15%15%82.4%
20%20%87.5%
25%25%93.3%
30%30%100.0%
40%40%100.0%

0%の行は、融資型の無担保案件や事業型を想定しています。物件や事業の価値が下がれば、そのまま元本に及びます。

サービス種別劣後出資想定利回り最低投資額
Property+不動産型4–70%3–10%1万円
GOLD CROWD不動産型14–69.4%5.15–10.53%1万円
NINE FUND不動産型25–64%7.5–7.9%10万円
センス・オーナーズ不動産型61%12–15%10万円
esクラウドファンディング不動産型60%5.5–8%10万円
ジョイントアルファ不動産型3–50%3–5%1万円
Myファンド不動産型30–50%8%1万円
ai fund不動産型50%5%10万円
REEZIN不動産型40%8%1万円
ゴコウファンド不動産型10–40%5–8%1万円
らくたま不動産型30–40%5–6%1万円
iRD不動産型40%平均3.7%—
投活不動産型20–40%5–8%1万円
Rimple不動産型30%2.7–4.0%1万円
利回りくん不動産型5–30%3–6%1万円
REALE不動産型30%6.5%1万円
まにわく不動産型10–30%7–10%10万円
FUNDROP不動産型20–30%4–8%1万円
GALA FUNDING不動産型30%3%1万円
大家どっとこむ不動産型10–30%3.5–10%1万円
SOLS不動産型6–30%2.5–12%5万円
信長ファンディング不動産型20–30%5–10%1万円
ちょこっと不動産不動産型30%3.9–4.3%1万円
PARTNERS Funding不動産型30%平均8%1万円
VERFUND不動産型30%平均5%10万円
COZUCHI不動産型約20%4–10%1万円
FANTAS funding不動産型約20%5–6%1万円
TSON FUNDING不動産型10–20%5.5–6.5%10万円
CAMEL不動産型2.5–20%7–10%2万円
DARWIN funding不動産型10–20%5–8%1万円
ASSECLI不動産型5–20%4–8%1万円
汐留ファンディング不動産型10–20%8–10%1万円
わかちあいファンド不動産型10–20%5–10%10万円
えんfunding不動産型20%2–4%1万円
みらファン不動産型15–20%5.5–8.0%1万円
T's Funding不動産型20%以上—10万円
みんなで大家さん不動産型20%6–10%100万円
彩-SAI-不動産型20%4.0%30万円
ハロー! RENOVATION不動産型7.7–18.9%10前後%5万円
CONDO不動産型12%10.2%1万円
利回り不動産不動産型5–10%4–12%1万円
TECROWD不動産型5–10%平均10.01%10万円
TORCHES不動産型10%10–17%1万円
GATES FUNDING不動産型5–10%8–10%1万円
トモタク不動産型10%5–10%1万円
BATSUNAGU不動産型9–10%6–10%1万円
みんなの年金不動産型平均9.3%8.0%10万円
Victory Fund不動産型1–9.2%8–18%1万円
K-FUND不動産型7.5%12–13.5%1万円
FUNDI不動産型4–5%8–12%1万円
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05利回りの差が、実際にいくらになるか

最後に利回りを見ます。実案件の想定利回りは1.0〜27.0%、中央値は6.0%でした。

出す金額利回り4%・12ヶ月6%8%4%と8%の差
1万円400円600円800円400円
3万円1,200円1,800円2,400円1,200円
5万円2,000円3,000円4,000円2,000円
10万円4,000円6,000円8,000円4,000円
30万円12,000円18,000円24,000円12,000円
50万円20,000円30,000円40,000円20,000円
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10万円なら、4%と8%の差は年間4,000円(税引前)です。この差のためにどれだけのリスクを取るかを決めるのが、利回りを見るということです。

差額が小さいと感じるなら、利回りではなく案件の出やすさ、最低投資額、情報開示の量で選んだほうが合理的です。とくに最初のうちは、案件が出るかどうかのほうが実際には効きます。募集がなければ、出すことすらできません。

06よくある質問

いくらから始められますか。

最低投資額は事業者によって違い、中央値は1万円です。1万円から出せる事業者が多くあります。

途中でやめられますか。

運用期間中は原則としてやめられません。一部の事業者が譲渡や解約に対応していますが、手数料がかかり、応じてもらえない場合もあります。

確定申告は必要ですか。

給与所得者で、給与以外の所得の合計が年20万円以下なら所得税の申告は不要です。ただし住民税の申告は別に必要になることがあります。

何社に分けるのがよいですか。

4社から6社が、分散の効果と管理の手間の釣り合う範囲です。10社を超えると確定申告の書類集めが重くなります。

元本は保証されますか。

されません。どの種別にも公的な元本補償の仕組みはありません。

07この記事の数字は、どこから取ったか

会社名を挙げて処分や事故を書くにあたっては、照合を法人番号の完全一致に限りました。社名の部分一致で突き合わせると、似た社名の別会社の記録を拾ってしまいます。当サイトが実際に試したところ、82件が一致したように見えてそのほとんどが別会社でした。

できていないことも書きます。不動産特定共同事業者への監督処分は国土交通省・都道府県の所管で、この事例集には含まれていません。また償還後の実績は、事業型を除いてどの事業者も公表していないため、不動産型・融資型については「戻らなかった件数」を外から数えられません。

数字はいずれも元本を保証するものではなく、この記事は特定の商品の勧誘ではありません。

自分の数字で確かめる:分けて買うと安心?

はじめての人へ

1つの案件に全部入れず、いくつかに分けて買うと、1件で損が出たときの痛みが小さくなります。

分けて減るのは「1件の事故」の影響です。金利の上昇や不動産価格の下落のように、すべての案件に同時に効く損は、件数を増やしても減りません。同じ事業者の案件を何件買っても、事業者の倒産には備えられません。

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