投資総研

化学 ・ プライム市場

クラレ

この1年は、売上が2.2%減り、営業利益は30.8%減りました。

証券コード 3405 ・ 2025年12月期の有価証券報告書よりこの会社の株主優待を見る →
  • 売上8,084億円前の年から −2.2%
  • 営業利益589億円前の年から −30.8%
  • 100株の年間配当5,400円税金を引く前
  • 働く人12,117人グループ全体

まず、これだけ。

  1. 1

    主な事業はビニルアセテート、機能材料、トレーディングです。売上の約48%をビニルアセテートが占めます。

  2. 2

    この1年は、売上が2.2%減り、営業利益は30.8%減りました。

  3. 3

    配当は100株で年5,400円です。株主優待もあります。

01

どんな会社?

主な事業はビニルアセテート、機能材料、トレーディングです。

当社及び当社の関係会社においては、「ビニルアセテート」、「イソプレン」、「機能材料」、「繊維」、「トレーディング」、「その他」の6部門に関係する事業を行っており、その製品は多岐にわたっています。

有価証券報告書「事業の内容」より

ビニルアセテート

48%売上に占める割合

売上
3,872億円
営業利益
625億円
利益率
15.5%

機能材料

25%

売上
2,022億円
営業利益
108億円
利益率
5.2%

トレーディング

8%

売上
673億円
営業利益
60億円
利益率
8.8%

イソプレン

8%

売上
611億円
営業利益
−49億円
利益率
−6.1%

売上8,084億円の内訳

事業ごとの売上を、100マスに分けました。

  • ビニルアセテート48%3,872億円
  • 機能材料25%2,022億円
  • トレーディング8%673億円
  • イソプレン8%611億円
  • 繊維7%563億円
  • そのほか4%344億円

これまでの歩み

  1. 1926

    化学繊維レーヨンの企業化を目的に、「倉敷絹織株式会社」を設立(社長大原孫三郎)

  2. 1933

    東京及び大阪株式取引所に上場

  3. 2023

    タイKurarayGCAdvancedMaterialsCo.,Ltd.でブタジエン誘導品の…

  4. 2023

    タイKurarayAdvancedChemicals(Thailand)Co.,Ltd.でイ…

  5. 2025

    クラレクラフレックス株式会社を吸収合併〈〉を付した名称は、クラレグループの商標または登録商標…

有価証券報告書「沿革」から抜き出しました。

会社の概要

証券コード
3405
業種
化学
本社
岡山県倉敷市酒津1621番地
市場
プライム市場
決算
12月
売買の単位
100株
働く人
12,117人(グループ全体)
02

もうかっている?

この1年は、売上が2.2%減り、営業利益は30.8%減りました。

売上▼ 2.2%
16年17年18年19年20年21年22年23年24年25年8,084億円
営業利益(本業のもうけ)▼ 30.8%
16年17年18年19年22年871億円23年24年25年589億円

事業別のもうけ

2025年12月期売上営業利益前の期から
ビニルアセテート3,872億円625億円−28.6%
機能材料2,022億円108億円−16.4%
トレーディング673億円60億円+2.1%
イソプレン611億円−49億円—
繊維563億円26億円+118.1%
その他344億円18億円−21.8%

もうける力

純利益(最終的なもうけ)75億円▼ 76.5%
16年20年25年
1株利益(EPS)23.62円▼ 75.5%
16年20年25年
営業利益率7.3%▼ 3.0pt
16年20年25年
ROE(株主のお金で稼ぐ力)1.0%▼ 3.3pt
16年20年25年
03

株価はどう動いてきた?

有価証券報告書から読めた範囲を載せています。

株主総利回り(2020年12月末=100)
  • クラレ
  • 配当込みTOPIX
10020020年21年22年23年24年25年クラレ 166.7指数 193.8株価に配当を足した動きです。有報の数字をそのまま使っています。

有価証券報告書の年ごとの最高値・最安値と、株主総利回りです。毎日の株価はYahoo!ファイナンス ↗で見られます。

いくらで買える?

株はふつう100株単位です。株価を入れると、必要なお金と目安が出ます。

円

今の株価はYahoo!ファイナンス ↗で。

100株を買うのに必要なお金

株価を入れると出ます

株主優待がもらえる1,000株なら—
  • 配当利回り—投じたお金に対する1年の配当
  • PER—もうけの何年分の株価か
  • PBR—純資産の何倍の株価か
  • 時価総額—会社全体の値段(概算)
PERを直近の期末(11.24〜67.2倍)と比べる

計算のもと:2025年12月期の1株利益・1株純資産・年間配当。手数料は含みません。時価総額は期末の自己株を除く株数で計算した概算です。入力した株価は、この端末にだけ残ります。

04

配当と優待は?

100株で年5,400円(税金を引く前)。

5,400円100株の年間配当(税金を引く前)
228.6%配当性向(もうけのうち配当に回す割合)
1株あたりの年間配当▲ 0.0%
16年17年18年19年20年21年22年23年24年25年54.0円株式分割があった年は、今の株数の単位にそろえています。税金を引く前です。
配当と自社株買いの支払い額
  • 配当
  • 自社株買い
16年17年18年19年22年23年24年25年キャッシュフロー計算書の支払い額です。

自社製品 3,000円相当〜基準月 12月

株主優待を詳しく見る →

これからも同じ配当や優待が続くとは限りません。

05

借金や手元のお金は?

資産のうち57.0%が、返さなくていいお金です。現金は1,083億円あります。

自己資本比率(返さなくていいお金の割合)57.0%▼ 2.2pt
16年20年25年
手元の現金1,083億円▼ 11.0%
16年20年25年
借入金と社債2,739億円▲ 12.1%
16年25年
営業キャッシュフロー(本業で増えた現金)986億円▼ 28.7%
16年20年25年
06

未来への投資と、働く人

809万円平均年収(単体)
42.2歳平均年齢(単体)
17.8年平均勤続(単体)
設備投資1,068億円▲ 26.8%
16年20年25年
研究開発費284億円▲ 10.4%
16年20年25年
フリーキャッシュフロー5億円▼ 99.3%
16年20年25年営業CF+投資CFの計算値
従業員12,117人
16年20年25年
平均年収(単体)809万円▲ 0.8%
16年20年25年
07

大株主はだれ?

いちばん多いのは日本マスタートラスト信託銀行(信託口)で、18.05%です。

1

信託銀行

日本マスタートラスト信託銀行(信託口)

18.05%

0.55億株−1.59pt

2

信託銀行

日本カストディ銀行 (信託口)

6.84%

0.21億株−3.12pt

3

会社など

全国共済農業協同組合連合会

3.54%

0.11億株+0.18pt

上位10者で42.8%

  • 24.9%信託銀行
  • 10.9%金融機関
  • 3.5%会社など
  • 3.5%持株会
  1. 4
    日本生命保険相互会社金融機関
    3.53%+0.18pt
  2. 5
    クラレ従業員持株会持株会
    1.98%+0.17pt
  3. 6
    BNYMSANV AS AGENT/CLIENTS LUX UCITS NON TREATY 1金融機関
    1.96%新しく入った
  4. 7
    JPモルガン証券金融機関
    1.91%+0.23pt
  5. 8
    明治安田生命保険相互会社金融機関
    1.75%+0.09pt
  6. 9
    THE BANK OF NEW YORK MELLON 140042金融機関
    1.73%+0.18pt
  7. 10
    クラレ持株会持株会
    1.54%+0.06pt

2025年12月末。株主の種類は、名前から機械的に分けた目安です。信託銀行の持ち分は、年金や投資信託などのお金を預かって名義人になっているものを含みます。

08

有報の文章は、去年からどう変わった?

事業リスクと経営方針で、去年の有報に無かった文です。

  • 今年の文<リスク管理体制概要図>当社グループにおけるリスク管理方針に則り、かつ近年の社会情勢及び産業界の動向に鑑み、以下を2025年度の「重点課題」とし、それぞれ対策を実施しました。
  • 今年の文(課題2)保安事故の発生リスク低減を目指し、全世界のプラントにおいて運転・設備管理の強化策を継続して実施する。
  • 今年の文(課題3)原燃料の調達リスクに対するリスク回避・低減対策を、サプライチェーン上流の最新動向を踏まえて修正し、各事業のBCP(事業継続計画)上優先度の高い製品にかかる原燃料から着実に実行する。

2025年と2026年の有報を機械的に比べて抜き出しました。文は有報のままです。

09

気をつけたいこと

有報の「事業等のリスク」から。

  • このため、予想を超える市況変動が生じた場合、製品価格への転嫁が遅れること等により、当社グループの業績に悪影響が生じる可能性があります。

  • しかしながら、重大な保安事故、環境汚染、自然災害、大規模な伝染病の流行等が発生すれば、従業員や第三者への人的・物的な損害、事業資産の毀損、長期の生産停止が生じる可能性があります。

  • また、原燃料、設備・メンテナンス部品やサービスの提供などを担っているサプライヤーにおける事故・災害の発生により、当社グループの製品供給に悪影響が生じる可能性があります。

10年の全データを見るCSVで保存もできます。
項目2016年12月期2017年12月期2018年12月期2019年12月期2020年12月期2021年12月期2022年12月期2023年12月期2024年12月期2025年12月期
売上4,852億円5,184億円6,030億円5,758億円5,418億円6,294億円7,564億円7,809億円8,269億円8,084億円
営業利益678億円764億円658億円542億円——871億円755億円851億円589億円
純利益404億円545億円336億円−20億円26億円373億円543億円424億円317億円75億円
総資産7,254億円7,767億円9,471億円9,911億円1.05兆円1.09兆円1.22兆円1.25兆円1.29兆円1.30兆円
自己資本比率70.7%71.7%58.6%53.0%47.4%51.3%52.9%56.9%59.2%57.0%
ROE8.0%10.2%6.0%−0.4%0.5%7.0%9.0%6.2%4.3%1.0%
1株利益(円)114.98154.8596.05-5.667.48108.32161.13126.8096.3323.62
1株純資産(円)1,459.341,587.601,592.961,527.791,450.321,627.841,932.372,133.752,359.032,418.65
1株配当(円)41.042.042.042.040.040.044.050.054.054.0
期末PER(倍)15.313.716.1—146.89.26.611.223.767.2
営業CF939億円846億円752億円956億円799億円782億円517億円1,293億円1,383億円986億円
投資CF−493億円−799億円−1,870億円−894億円−640億円−656億円−686億円−632億円−760億円−981億円
財務CF−147億円−172億円1,141億円−15億円915億円−474億円−121億円−650億円−825億円−163億円
現金834億円702億円713億円760億円1,821億円1,515億円1,276億円1,337億円1,217億円1,083億円
設備投資———974億円———673億円843億円1,068億円
研究開発費———212億円———244億円257億円284億円
従業員—————————12,117
平均年収(単体・万円)———699———784802809

1株の数字は株式分割に合わせてそろえています。同じ年の値が複数の有報にあるときは、いちばん新しい提出の値を使っています。

出典:EDINET(金融庁) 有価証券報告書 2018年 2019年 2020年 2024年 2025年 2026年 。EDINETの利用規約・公共データ利用規約(第1.0版)にもとづいて利用しています。業種と市場は日本取引所グループの上場銘柄一覧によります。

投資総研が、数字の集計・計算・グラフ化と、文章の機械的な抜き出しを行って作成しました(加工)。金融庁やクラレが作成したものではありません。自動で作っているので、読み違いが残っている場合があります。

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