投資総研

化学 ・ プライム市場

三菱ケミカルグループ

この1年は、売上が6.2%減り、営業利益は78.8%減りました。

証券コード 4188 ・ 2026年3月期の有価証券報告書より
  • 売上3.70兆円前の年から −6.2%
  • 営業利益301億円前の年から −78.8%
  • 100株の年間配当3,200円税金を引く前
  • 働く人56,678人グループ全体

まず、これだけ。

  1. 1

    主な事業は産業ガス、スペシャリティマテリアルズ、ベーシックマテリアルズ&ポリマーズです。売上の約37%を産業ガスが占めます。

  2. 2

    この1年は、売上が6.2%減り、営業利益は78.8%減りました。

  3. 3

    配当は100株で年3,200円です。

01

どんな会社?

主な事業は産業ガス、スペシャリティマテリアルズ、ベーシックマテリアルズ&ポリマーズです。

当社グループは、当社、子会社350社及び関連会社等139社から構成されており、スペシャリティマテリアルズ、MMA&デリバティブズ、ベーシックマテリアルズ&ポリマーズ、産業ガスの4つのセグメント及びその他の区分において、事業活動を行っております。

有価証券報告書「事業の内容」より

産業ガス

37%売上に占める割合

売上
1.35兆円

スペシャリティマテリアルズ

29%

売上
1.06兆円

ベーシックマテリアルズ&ポリマーズ

21%

売上
7,907億円

MMA&デリバティブズ

10%

売上
3,519億円

売上3.70兆円の内訳

事業ごとの売上を、100マスに分けました。

  • 産業ガス37%13,525億円
  • スペシャリティマテリアルズ29%10,596億円
  • ベーシックマテリアルズ&ポリマーズ21%7,907億円
  • MMA&デリバティブズ9%3,519億円
  • その他4%1,492億円

これまでの歩み

  1. 2009

    当社の全額直接出資子会社である(株)地球快適化インスティテュートを設立

  2. 2023

    当社の全額直接出資子会社である三菱ケミカルAPAC社を、三菱ケミカル(株)の子会社である三菱…

  3. 2025

    当社の全額直接出資子会社である田辺三菱製薬(株)を(株)BCJ-94に譲渡

  4. 2026

    当社が営むコーポレートベンチャーキャピタル事業等を、当社の全額直接出資子会社である三菱ケミカ…

有価証券報告書「沿革」から抜き出しました。

会社の概要

証券コード
4188
業種
化学
本社
東京都千代田区丸の内一丁目1番1号
市場
プライム市場
決算
3月
売買の単位
100株
働く人
56,678人(グループ全体)
02

もうかっている?

この1年は、売上が6.2%減り、営業利益は78.8%減りました。

売上▼ 6.2%
25年26年3.70兆円
営業利益(本業のもうけ)▼ 78.8%
25年26年301億円

純利益には、やめた事業(非継続事業)の利益948億円が入っています。続けている事業の当期利益は−164億円です(非支配株主の分を含む)。

2026年3月期の有価証券報告書(連結損益計算書)より

事業別のもうけ

2026年3月期売上営業利益前の期から
産業ガス1.35兆円——
スペシャリティマテリアルズ1.06兆円——
ベーシックマテリアルズ&ポリマーズ7,907億円——
MMA&デリバティブズ3,519億円——
その他1,492億円——

もうける力

純利益(最終的なもうけ)118億円▼ 73.7%
17年20年26年
1株利益(EPS)8.63円▼ 72.7%
17年20年26年
営業利益率0.8%▼ 2.8pt
17年20年26年
ROE(株主のお金で稼ぐ力)0.7%▼ 1.9pt
17年20年26年
03

株価はどう動いてきた?

2026年3月期の株価は594〜1,171円の間で動きました。

年ごとの最高値と最安値
1,000円22年1,063円23年24年25年26年1,171円
株主総利回り(2021年3月末=100)
  • 三菱ケミカルグループ
  • 配当込みTOPIX
10020021年22年23年24年25年26年この会社 127.1指数 202.2株価に配当を足した動きです。有報の数字をそのまま使っています。

有価証券報告書の年ごとの最高値・最安値と、株主総利回りです。毎日の株価はYahoo!ファイナンス ↗で見られます。

いくらで買える?

株はふつう100株単位です。株価を入れると、必要なお金と目安が出ます。

円

2026年3月期の幅です。今の株価はYahoo!ファイナンス ↗で。

100株を買うのに必要なお金

6万〜12万円

  • 配当利回り—投じたお金に対する1年の配当
  • PER—もうけの何年分の株価か
  • PBR—純資産の何倍の株価か
  • 時価総額—会社全体の値段(概算)
PERを直近の期末(10.9〜104.2倍)と比べる

計算のもと:2026年3月期の1株利益・1株純資産・年間配当。手数料は含みません。時価総額は期末の自己株を除く株数で計算した概算です。入力した株価は、この端末にだけ残ります。

04

配当は?

100株で年3,200円(税金を引く前)。

3,200円100株の年間配当(税金を引く前)
370.8%配当性向(もうけのうち配当に回す割合)
1株あたりの年間配当▲ 0.0%
17年18年19年40.0円20年21年22年23年24年25年26年32.0円株式分割があった年は、今の株数の単位にそろえています。税金を引く前です。
配当と自社株買いの支払い額
  • 配当
  • 自社株買い
18年19年20年21年22年23年24年25年26年キャッシュフロー計算書の支払い額です。

これからも同じ配当が続くとは限りません。

05

借金や手元のお金は?

資産のうち30.0%が、返さなくていいお金です。現金は5,271億円あります。

自己資本比率(返さなくていいお金の割合)30.0%▲ 0.5pt
17年20年26年
手元の現金5,271億円▲ 61.6%
17年20年26年
借入金と社債1.89兆円▼ 7.4%
18年26年
営業キャッシュフロー(本業で増えた現金)4,363億円▼ 21.1%
17年20年26年
06

未来への投資と、働く人

1,189万円平均年収(単体)
50.2歳平均年齢(単体)
24.3年平均勤続(単体)
設備投資3,088億円▼ 9.0%
17年20年26年
研究開発費587億円▼ 52.6%
17年20年26年
フリーキャッシュフロー5,608億円▲ 102.1%
17年20年26年営業CF+投資CFの計算値
従業員56,678人
17年20年26年
平均年収(単体)1,189万円▲ 12.2%
17年20年26年
07

大株主はだれ?

いちばん多いのは日本マスタートラスト信託銀行信託口で、15.61%です。

1

信託銀行

日本マスタートラスト信託銀行信託口

15.61%

2.12億株−0.87pt

2

信託銀行

日本カストディ銀行信託口

5.59%

0.76億株−0.80pt

3

金融機関

STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001

5.03%

0.68億株−2.26pt

上位10者で43.6%

  • 30.5%信託銀行
  • 13.1%金融機関
  1. 4
    明治安田生命保険相互会社信託銀行
    4.73%+0.21pt
  2. 5
    日本生命保険相互会社信託銀行
    3.13%+0.15pt
  3. 6
    THE CHASE MANHATTAN BANK, N. A. LONDONSECS LENDING OMINIBUS ACCOUNT(常任代理人)みずほ銀行決済営業部金融機関
    2.45%新しく入った
  4. 7
    JPモルガン証券金融機関
    2.21%+0.58pt
  5. 8
    JP MORGAN CHASE BANK 385642金融機関
    1.91%新しく入った
  6. 9
    JP MORGAN CHASE BANK 385781金融機関
    1.47%+0.19pt
  7. 10
    野村信託銀行投信口信託銀行
    1.45%+0.29pt

2026年3月末。株主の種類は、名前から機械的に分けた目安です。信託銀行の持ち分は、年金や投資信託などのお金を預かって名義人になっているものを含みます。

08

有報の文章は、去年からどう変わった?

事業リスクと経営方針で、去年の有報に無かった文です。

  • 今年の文経営に重大な影響を及ぼすリスクの特定、評価、対応を経営視点で統括するERM(Enterprise Risk Management)を整備、運用することで事業戦略を実現し、企業価値の維持、向上に努めていきます。
  • 今年の文(2)リスク管理体制当社は、執行役社長をERM統括責任者とし、執行役社長と執行役等から構成されるERM会議を設置しています。
  • 今年の文同会議では、ERMの基本方針といった重要事項の審議や、重大リスクの決定、その管理状況のモニタリングを行います。
  • 今年の文(3)リスク管理プロセス①リスク特定、リスク評価各リスクの所管部門が、戦略、機能、プロセス別に区分したリスクカテゴリに基づきリスクを特定します。

2025年と2026年の有報を機械的に比べて抜き出しました。文は有報のままです。

09

気をつけたいこと

有報の「事業等のリスク」から。

  • セグメントごとのリスク当社グループの製品の多くは、国内外の需要や製品市況、原油・ナフサ・ユーティリティ等の原燃料・材料の価格や調達数量、為替、関連法規制等によって影響を受ける可能性があります。

  • なお、現時点における想定・予測を超えて事業環境が変化した場合、また当社の講じるリスク対応策が有効に機能しない場合には、当社の業績及び財政状態に悪影響を与える可能性があります。

  • 市場ニーズが当社グループの予想を超えて大きく変化した場合または市場ニーズに合致した製品を適時に提供できない場合は、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。

10年の全データを見るCSVで保存もできます。
項目2017年3月期2018年3月期2019年3月期2020年3月期2021年3月期2022年3月期2023年3月期2024年3月期2025年3月期2026年3月期
売上————————3.95兆円3.70兆円
営業利益————————1,416億円301億円
純利益1,563億円2,118億円1,695億円541億円−76億円1,772億円965億円1,196億円450億円118億円
総資産4.46兆円4.70兆円5.57兆円5.13兆円5.29兆円5.57兆円5.77兆円6.10兆円5.89兆円5.88兆円
自己資本比率24.5%27.3%24.7%22.8%23.4%26.2%27.1%28.9%29.5%30.0%
ROE15.1%17.8%12.7%4.2%−0.6%13.2%6.4%7.2%2.6%0.7%
1株利益(円)106.73147.14119.2238.08-5.32124.6867.8584.0731.648.63
1株純資産(円)758.30893.26970.46824.07870.401,026.031,100.271,239.611,223.011,296.73
1株配当(円)20.032.040.032.024.030.030.032.032.032.0
期末PER(倍)8.17.06.516.9—6.611.610.923.3104.2
営業CF3,966億円3,979億円4,156億円4,520億円4,671億円3,469億円3,552億円4,651億円5,528億円4,363億円
投資CF−2,891億円−3,359億円−8,951億円−876億円−2,170億円−1,288億円−2,476億円−2,461億円−2,754億円1,245億円
財務CF14億円−1,506億円5,191億円−4,505億円−1,428億円−3,363億円−608億円−2,417億円−2,467億円−3,752億円
現金3,635億円2,776億円3,215億円2,282億円3,496億円2,458億円2,972億円2,949億円3,261億円5,271億円
設備投資—2,252億円2,317億円2,404億円2,637億円2,546億円2,822億円2,839億円3,392億円3,088億円
研究開発費——1,438億円1,334億円—1,566億円—1,216億円1,239億円587億円
従業員—————————56,678
平均年収(単体・万円)——1,7381,166—949—9731,0601,189

1株の数字は株式分割に合わせてそろえています。同じ年の値が複数の有報にあるときは、いちばん新しい提出の値を使っています。

出典:EDINET(金融庁) 有価証券報告書 2017年 2018年 2019年 2020年 2022年 2024年 2025年 2026年 。EDINETの利用規約・公共データ利用規約(第1.0版)にもとづいて利用しています。業種と市場は日本取引所グループの上場銘柄一覧によります。

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