投資総研

鉄鋼 ・ プライム市場

日本製鉄

この1年は、売上が15.7%増え、営業利益は55.7%減りました。

証券コード 5401 ・ 2026年3月期の有価証券報告書よりこの会社の株主優待を見る →
  • 売上10.06兆円前の年から +15.7%
  • 営業利益2,429億円前の年から −55.7%
  • 100株の年間配当—税金を引く前
  • 働く人138,453人グループ全体

まず、これだけ。

  1. 1

    主な事業は製鉄、エンジニアリング、システムソリューションです。売上の約91%を製鉄が占めます。

  2. 2

    この1年は、売上が15.7%増え、営業利益は55.7%減りました。

  3. 3

    直近の期に配当はありません。株主優待もあります。

01

どんな会社?

主な事業は製鉄、エンジニアリング、システムソリューションです。

当社グループ(当社及び当社の関係会社)の事業体制は、製鉄事業、エンジニアリング事業、ケミカル&マテリアル事業及びシステムソリューション事業です。

有価証券報告書「事業の内容」より

製鉄

91%売上に占める割合

売上
9.17兆円

エンジニアリング

4%

売上
3,575億円

システムソリューション

3%

売上
2,926億円

ケミカル&マテリアル

2%

売上
2,398億円

売上10.06兆円の内訳

事業ごとの売上を、100マスに分けました。

  • 製鉄91%91,732億円
  • エンジニアリング4%3,575億円
  • システムソリューション3%2,926億円
  • ケミカル&マテリアル2%2,398億円

これまでの歩み

  1. 1970

    八幡製鐵(株)と富士製鐵(株)が合併し、商号を新日本製鐵(株)に変更東京をはじめ全国8証券取…

  2. 1987

    新日鐵化学(株)、東京証券取引所に株式を上場

  3. 2023

    日鉄物産(株)を子会社化

  4. 2025

    山陽特殊製鋼(株)を完全子会社化

  5. 2025

    UnitedStatesSteelCorporationを完全子会社化

有価証券報告書「沿革」から抜き出しました。

会社の概要

証券コード
5401
業種
鉄鋼
本社
東京都千代田区丸の内二丁目6番1号
市場
プライム市場
決算
3月
売買の単位
100株
働く人
138,453人(グループ全体)
02

もうかっている?

この1年は、売上が15.7%増え、営業利益は55.7%減りました。

売上▲ 15.7%
18年19年20年21年22年23年24年25年26年10.06兆円
営業利益(本業のもうけ)▼ 55.7%
18年19年21年22年23年8,836億円24年25年26年2,429億円

事業別のもうけ

2026年3月期売上営業利益前の期から
製鉄9.17兆円——
エンジニアリング3,575億円——
システムソリューション2,926億円——
ケミカル&マテリアル2,398億円——

もうける力

純利益(最終的なもうけ)172億円▼ 95.1%
18年26年
1株利益(EPS)3.28円▼ 95.3%
18年26年
営業利益率2.4%▼ 3.9pt
18年26年
ROE(株主のお金で稼ぐ力)0.3%▼ 6.6pt
18年26年
03

株価はどう動いてきた?

2026年3月期の株価は572〜3,450円の間で動きました。

年ごとの最高値と最安値
1,000円2,000円3,000円4,000円22年2,381円23年24年3,847円25年26年
株主総利回り(2021年3月末=100)
  • 日本製鉄
  • 配当込みTOPIX
10020021年22年23年24年25年26年日本製鉄 194.0指数 202.2株価に配当を足した動きです。有報の数字をそのまま使っています。

有価証券報告書の年ごとの最高値・最安値と、株主総利回りです。株式分割があった年は、今の株数の単位にそろえています。毎日の株価はYahoo!ファイナンス ↗で見られます。

いくらで買える?

株はふつう100株単位です。株価を入れると、必要なお金と目安が出ます。

円

2026年3月期の幅です。今の株価はYahoo!ファイナンス ↗で。

100株を買うのに必要なお金

6万〜34万円

株主優待がもらえる5,000株なら286万〜1,725万円
  • 配当利回り—投じたお金に対する1年の配当
  • PER—もうけの何年分の株価か
  • PBR—純資産の何倍の株価か
  • 時価総額—会社全体の値段(概算)
PERを直近の期末(6.1〜175.4倍)と比べる

計算のもと:2026年3月期の1株利益・1株純資産・年間配当。手数料は含みません。時価総額は期末の自己株を除く株数で計算した概算です。入力した株価は、この端末にだけ残ります。

04

配当と優待は?

直近の期に配当はありません。

1株あたりの年間配当▲ 0.0%
22年23年180.0円24年25年160.0円株式分割があった年は、今の株数の単位にそろえています。税金を引く前です。
配当と自社株買いの支払い額
  • 配当
  • 自社株買い
18年19年22年23年24年25年26年キャッシュフロー計算書の支払い額です。

その他基準月 9月

株主優待を詳しく見る →

これからも同じ配当や優待が続くとは限りません。

05

借金や手元のお金は?

資産のうち37.7%が、返さなくていいお金です。現金は4,613億円あります。

自己資本比率(返さなくていいお金の割合)37.7%▼ 11.5pt
18年26年
手元の現金4,613億円▼ 31.4%
18年26年
借入金と社債1.98兆円
18年
営業キャッシュフロー(本業で増えた現金)7,169億円▼ 26.7%
18年26年
06

未来への投資と、働く人

909万円平均年収(単体)
41.3歳平均年齢(単体)
19.5年平均勤続(単体)
設備投資9,430億円▲ 61.6%
18年26年
研究開発費827億円▲ 2.5%
18年26年
フリーキャッシュフロー−2.12兆円
18年26年営業CF+投資CFの計算値
従業員138,453人▲ 30.0%
18年26年
平均年収(単体)909万円▲ 0.4%
18年26年
07

大株主はだれ?

いちばん多いのは日本マスタートラスト信託銀行で、13.90%です。

1

信託銀行

日本マスタートラスト信託銀行

13.90%

7.29億株−0.90pt

2

信託銀行

日本カストディ銀行

4.00%

2.09億株−1.30pt

3

金融機関

THE CHASE MANHATTAN BANK,N.A. LONDONSECS LENDING OMNIBUS ACCOUNT

1.90%

0.97億株新しく入った

上位10者で29.9%

  • 22.1%信託銀行
  • 6.5%金融機関
  • 1.3%持株会
  1. 4
    日本生命保険(相)信託銀行
    1.80%変わらず
  2. 5
    JP MORGAN CHASE BANK 385642金融機関
    1.80%新しく入った
  3. 6
    JP MORGAN CHASE BANK 385781金融機関
    1.40%+0.20pt
  4. 7
    STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001金融機関
    1.40%+0.10pt
  5. 8
    日本製鉄グループ従業員持株会持株会
    1.30%+0.10pt
  6. 9
    明治安田生命保険(相)信託銀行
    1.30%変わらず
  7. 10
    みずほ銀行信託銀行
    1.10%変わらず

2026年3月末。株主の種類は、名前から機械的に分けた目安です。信託銀行の持ち分は、年金や投資信託などのお金を預かって名義人になっているものを含みます。

08

有報の文章は、去年からどう変わった?

事業リスクと経営方針で、去年の有報に無かった文です。

  • 今年の文さらに、保護主義的な通商政策の台頭や相互関税の発動等により、通商措置の強化及び輸出入環境の変化が生じており、政治と経済の相互作用の強まりを通じて、不確実性が増しています。
  • 今年の文特に、中国における鉄鋼の過剰生産及び輸出拡大を背景とした各国の通商措置拡大や、米国政権による関税政策等が、世界の鋼材需給の悪化や鋼材価格の下落を招くおそれがあります。
  • 今年の文また、各地で勃発する紛争等の地政学リスクによっても、鋼材需給が悪化するおそれがあり、これらにより、当社グループの事業活動、業績及び財政状態に悪影響が生じる可能性があります。
  • 今年の文また、外貨建資産の評価や海外事業の利益の円換算等において、為替相場の変動が当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。

2025年と2026年の有報を機械的に比べて抜き出しました。文は有報のままです。

09

気をつけたいこと

有報の「事業等のリスク」から。

  • 鋼材需給の変動等鋼材の国際的な需給の変動は、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。

  • また、各地で勃発する紛争等の地政学リスクによっても、鋼材需給が悪化するおそれがあり、これらにより、当社グループの事業活動、業績及び財政状態に悪影響が生じる可能性があります。

  • 一方、円安が進んだ場合、輸出市場においては相対的に価格競争力が増しますが、原燃料等の価格が高騰している状況においては、急速な円安によるコスト影響が従来以上に大きくなる可能性があります。

10年の全データを見るCSVで保存もできます。
項目2017年3月期2018年3月期2019年3月期2020年3月期2021年3月期2022年3月期2023年3月期2024年3月期2025年3月期2026年3月期
売上4.63兆円5.71兆円6.18兆円5.92兆円4.83兆円6.81兆円7.98兆円8.87兆円8.70兆円10.06兆円
営業利益—2,887億円2,651億円—114億円8,409億円8,836億円7,787億円5,480億円2,429億円
純利益1,309億円1,808億円2,512億円−4,315億円−324億円6,373億円6,940億円5,494億円3,502億円172億円
総資産7.26兆円7.76兆円8.05兆円7.44兆円7.57兆円8.75兆円9.57兆円10.71兆円10.94兆円14.66兆円
自己資本比率40.6%40.4%40.1%35.5%36.4%39.6%43.7%44.6%49.2%37.7%
ROE4.6%6.0%7.9%−14.7%−1.2%20.5%18.1%12.3%6.9%0.3%
1株利益(円)—————138.43150.73119.3170.183.28
1株純資産(円)—————752.93908.111,037.461,030.111,058.19
1株配当(円)—————160.0180.0160.0160.0—
期末PER(倍)17.311.46.9——3.14.16.19.1175.4
営業CF—4,855億円4,523億円4,943億円4,032億円6,156億円6,613億円1.01兆円9,786億円7,169億円
投資CF−3,437億円−3,632億円−3,818億円−3,456億円−3,890億円−3,789億円−3,666億円−7,107億円−4,624億円−2.84兆円
財務CF—−1,050億円−429億円−146億円527億円−613億円−1,977億円−5,439億円−3,133億円1.89兆円
現金914億円1,429億円1,632億円2,895億円3,595億円5,510億円6,704億円4,489億円6,725億円4,613億円
設備投資——4,408億円——4,074億円—4,574億円5,835億円9,430億円
研究開発費——720億円——664億円—727億円807億円827億円
従業員—97,996105,796106,599106,226106,528———138,453
平均年収(単体・万円)——613——536—829905909

会計基準が変わった年の前後は、単純に比べられません。1株の数字は株式分割に合わせてそろえています。同じ年の値が複数の有報にあるときは、いちばん新しい提出の値を使っています。

出典:EDINET(金融庁) 有価証券報告書 2017年 2018年 2019年 2022年 2024年 2025年 2026年 。EDINETの利用規約・公共データ利用規約(第1.0版)にもとづいて利用しています。業種と市場は日本取引所グループの上場銘柄一覧によります。

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