投資総研

電気機器 ・ プライム市場

富士通

この1年は、売上が1.3%減り、営業利益は31.4%増えました。

証券コード 6702 ・ 2026年3月期の有価証券報告書より
  • 売上3.50兆円前の年から −1.3%
  • 営業利益3,483億円前の年から +31.4%
  • 100株の年間配当5,000円税金を引く前
  • 働く人99,203人グループ全体

まず、これだけ。

  1. 1

    主な事業はサービスソリューション、ハードウェアソリューション、ユビキタスソリューションです。売上の約67%をサービスソリューションが占めます。

  2. 2

    この1年は、売上が1.3%減り、営業利益は31.4%増えました。

  3. 3

    配当は100株で年5,000円です。

01

どんな会社?

主な事業はサービスソリューション、ハードウェアソリューション、ユビキタスソリューションです。

当社及び子会社245社(うち連結子会社224社)は、日本を含む世界の各地域で事業を展開し、グローバルにデジタルサービスを提供しております。

有価証券報告書「事業の内容」より

サービスソリューション

67%売上に占める割合

売上
2.31兆円

ハードウェアソリューション

27%

売上
9,333億円

ユビキタスソリューション

7%

売上
2,295億円

売上3.50兆円の内訳

事業ごとの売上を、100マスに分けました。

  • サービスソリューション66%23,148億円
  • ハードウェアソリューション27%9,333億円
  • ユビキタスソリューション7%2,295億円

これまでの歩み

  1. 1935

    富士電機製造(株)(現富士電機(株))より電話交換装置・電話機・装荷線輪の製造及び販売権を承…

  2. 1988

    東京証券取引所に上場、

  3. 2002

    サーバ事業及びストレージシステム事業を(株)PFUと共同で会社分割し、(株)富士通ITプロダ…

  4. 2005

    プラズマディスプレイモジュール事業を(株)日立製作所に譲渡4月液晶デバイス事業をシャープ(株…

  5. 2008

    LSI事業を会社分割し、富士通マイクロエレクトロニクス(株)を設立(

有価証券報告書「沿革」から抜き出しました。

会社の概要

証券コード
6702
業種
電気機器
本社
神奈川県川崎市中原区上小田中四丁目1番1号
市場
プライム市場
決算
3月
売買の単位
100株
働く人
99,203人(グループ全体)
02

もうかっている?

この1年は、売上が1.3%減り、営業利益は31.4%増えました。

売上▼ 1.3%
24年25年26年3.50兆円
営業利益(本業のもうけ)▲ 31.4%
24年25年26年3,483億円

純利益には、やめた事業(非継続事業)の利益1,463億円が入っています。続けている事業の当期利益は3,083億円です(非支配株主の分を含む)。

2026年3月期の有価証券報告書(連結損益計算書)より

事業別のもうけ

2026年3月期売上営業利益前の期から
サービスソリューション2.31兆円——
ハードウェアソリューション9,333億円——
ユビキタスソリューション2,295億円——

もうける力

純利益(最終的なもうけ)4,494億円▲ 104.5%
17年20年26年
1株利益(EPS)254.83円▲ 110.7%
17年20年26年
営業利益率9.9%▲ 2.5pt
17年20年26年
ROE(株主のお金で稼ぐ力)23.9%▲ 11.3pt
17年20年26年
03

株価はどう動いてきた?

2026年3月期の株価は2,514〜4,668円の間で動きました。

年ごとの最高値と最安値
1,000円2,000円3,000円4,000円5,000円22年2,210円23年24年25年26年4,668円
株主総利回り(2021年3月末=100)
  • 富士通
  • TOPIX(配当込み
10020021年22年23年24年25年26年富士通 207.6指数 202.2株価に配当を足した動きです。有報の数字をそのまま使っています。

有価証券報告書の年ごとの最高値・最安値と、株主総利回りです。株式分割があった年は、今の株数の単位にそろえています。毎日の株価はYahoo!ファイナンス ↗で見られます。

いくらで買える?

株はふつう100株単位です。株価を入れると、必要なお金と目安が出ます。

円

2026年3月期の幅です。今の株価はYahoo!ファイナンス ↗で。

100株を買うのに必要なお金

25万〜47万円

  • 配当利回り—投じたお金に対する1年の配当
  • PER—もうけの何年分の株価か
  • PBR—純資産の何倍の株価か
  • 時価総額—会社全体の値段(概算)
PERを直近の期末(12.45〜24.4倍)と比べる

計算のもと:2026年3月期の1株利益・1株純資産・年間配当。手数料は含みません。時価総額は期末の自己株を除く株数で計算した概算です。入力した株価は、この端末にだけ残ります。

04

配当は?

100株で年5,000円(税金を引く前)。この10年、減っていません。

5,000円100株の年間配当(税金を引く前)
19.6%配当性向(もうけのうち配当に回す割合)
1株あたりの年間配当▲ 78.6%
17年18年19年20年21年22年23年24年25年26年50.0円株式分割があった年は、今の株数の単位にそろえています。税金を引く前です。
配当と自社株買いの支払い額
  • 配当
  • 自社株買い
18年19年20年21年22年23年24年25年26年キャッシュフロー計算書の支払い額です。

これからも同じ配当が続くとは限りません。

05

借金や手元のお金は?

資産のうち59.6%が、返さなくていいお金です。現金は4,504億円あります。

自己資本比率(返さなくていいお金の割合)59.6%▲ 9.8pt
17年20年26年
手元の現金4,504億円▲ 40.7%
17年20年26年
営業キャッシュフロー(本業で増えた現金)3,381億円▲ 11.3%
17年20年26年
06

未来への投資と、働く人

1,012万円平均年収(単体)
42.7歳平均年齢(単体)
17.6年平均勤続(単体)
設備投資503億円▼ 2.3%
17年20年26年
研究開発費1,373億円▲ 35.7%
17年20年26年
フリーキャッシュフロー4,826億円▲ 124.8%
17年20年26年営業CF+投資CFの計算値
従業員99,203人
17年20年26年
平均年収(単体)1,012万円▲ 9.0%
17年20年26年
07

大株主はだれ?

いちばん多いのは日本マスタートラスト信託銀行で、16.23%です。

1

信託銀行

日本マスタートラスト信託銀行

16.23%

2.81億株−0.78pt

2

信託銀行

日本カストディ銀行

6.68%

1.16億株−0.18pt

3

金融機関

STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001

2.77%

0.48億株−0.38pt

上位10者で37.9%

  • 24.4%信託銀行
  • 11.9%金融機関
  • 1.6%持株会
  1. 4
    THE CHASE MANHATTAN BANK, N.A. LONDONSECS LENDING OMNIBUS ACCOUNT金融機関
    2.61%新しく入った
  2. 5
    STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103金融機関
    1.95%−0.16pt
  3. 6
    富士通従業員持株会持株会
    1.61%−0.14pt
  4. 7
    STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223金融機関
    1.60%新しく入った
  5. 8
    朝日生命保険相互会社金融機関
    1.52%+0.04pt
  6. 9
    GOVERNMENT OF NORWAY信託銀行
    1.47%−0.17pt
  7. 10
    JP MORGAN CHASE BANK 385781金融機関
    1.44%新しく入った

2026年3月末。株主の種類は、名前から機械的に分けた目安です。信託銀行の持ち分は、年金や投資信託などのお金を預かって名義人になっているものを含みます。

08

有報の文章は、去年からどう変わった?

事業リスクと経営方針で、去年の有報に無かった文です。

  • 今年の文・重要リスクのランキング化・マップ化グループにおける評価内容を踏まえ、重要リスクのランキング化及びリスクマップの作成を実施。
  • 今年の文リスクマップでは4象限にプロットすることで重要リスクの選好度を4段階に評価(回避/移転/低減/保有)。
  • 今年の文評価結果及び顕在化したリスクの状況から、重要度を評価し年度の重点対策リスクを選出。
  • 今年の文このようなプロセスを繰り返し実行するとともに、毎月、リスク管理部門・部門・グループ会社による確認を行うことで、グループ全体のリスクの低減と顕在化した際の影響の最小化に努めています。

2025年と2026年の有報を機械的に比べて抜き出しました。文は有報のままです。

09

気をつけたいこと

有報の「事業等のリスク」から。

  • また、各リスクにおける対策の実施にもかかわらず、すべてのリスクの発生を未然に防止できない可能性があります。

  • これらのリスクは当社グループのサプライチェーン上でも発生する可能性があり、委託先におけるセキュリティリスクが顕在化した場合、お客様や当社グループの事業に影響を及ぼす可能性があります。

  • このようなリスクが顕在化した場合、機密情報漏洩や企業ブランド価値毀損、ビジネス機会喪失等、当社グループの事業に影響を及ぼす可能性があります。

10年の全データを見るCSVで保存もできます。
項目2017年3月期2018年3月期2019年3月期2020年3月期2021年3月期2022年3月期2023年3月期2024年3月期2025年3月期2026年3月期
売上———————3.48兆円3.55兆円3.50兆円
営業利益———————1,493億円2,651億円3,483億円
純利益885億円1,693億円1,046億円1,600億円2,027億円1,827億円2,152億円2,545億円2,198億円4,494億円
総資産3.19兆円3.12兆円3.10兆円3.19兆円3.19兆円3.33兆円3.27兆円3.51兆円3.50兆円3.40兆円
自己資本比率27.6%34.8%36.5%38.9%45.5%47.7%48.6%49.9%49.8%59.6%
ROE10.6%17.2%9.4%13.5%15.1%12.0%13.5%15.2%12.6%23.9%
1株利益(円)42.8382.5351.2579.12101.3892.42110.76135.59120.93254.83
1株純資産(円)429.80528.38558.54619.71728.71809.47842.54952.76979.531,167.25
1株配当(円)9.011.015.018.020.022.024.026.028.050.0
期末PER(倍)15.97.915.612.315.819.916.118.424.412.4
営業CF2,503億円2,004億円994億円3,473億円3,079億円2,483億円2,203億円3,092億円3,039億円3,381億円
投資CF−1,455億円−226億円41億円−1,142億円−716億円−593億円−428億円−1,572億円−892億円1,445億円
財務CF−989億円−1,125億円−1,366億円−1,932億円−2,196億円−1,937億円−3,136億円−1,815億円−2,405億円−3,797億円
現金3,840億円4,527億円4,167億円4,530億円4,818億円4,840億円3,559億円3,421億円3,201億円4,504億円
設備投資——835億円964億円—889億円—1,297億円515億円503億円
研究開発費——1,349億円1,233億円—1,053億円—1,233億円1,012億円1,373億円
従業員—————————99,203
平均年収(単体・万円)——799804—859—9659291,012

1株の数字は株式分割に合わせてそろえています。同じ年の値が複数の有報にあるときは、いちばん新しい提出の値を使っています。

出典:EDINET(金融庁) 有価証券報告書 2017年 2018年 2019年 2020年 2022年 2024年 2025年 2026年 。EDINETの利用規約・公共データ利用規約(第1.0版)にもとづいて利用しています。業種と市場は日本取引所グループの上場銘柄一覧によります。

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