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金の買い時を過去のデータで見る|購入月ごとの1〜20年後の結果と、一括・積立の違い

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この記事に出てくる言葉積立手数料円安・円高

01先に結論

財務省の貿易統計にある金の輸入単価で、1988年1月から2026年8月までのすべての月を「購入月」として、その1・3・5・10・20年後の値と比べました。1年後に買値を下回っていたのは438か月のうち154か月(35%)、5年後は116か月(29%)、10年後は61か月(18%)、20年後は0か月(0%)でした。

同じ10年でも、結果は購入月で大きく違います。いちばん悪かったのは1990年9月に購入した場合の−52%、いちばん良かったのは2015年10月に購入した場合の+519%でした(2015年10月の輸入単価は前後6か月の中央値より26%低く、値が下に飛んだ可能性のある月です。10年の結果の「上から10%」は+263%でした)。

毎月同じ額を10年積み立てた場合と、最初の月に一度に購入した場合を比べると、337通りの始め方のうち、積立のほうが投じたお金に対する倍率が高かったのは103通り(31%)でした。10年後の倍率の「下から10%」と「上から10%」は、一括が0.72倍〜3.63倍、積立が0.89倍〜2.24倍で、積立のほうが幅は狭くなりました。

これは1988年1月から2026年8月という、前半に長い下落があり、後半に大きく上がった期間の結果です。この記事は「いつ買えばよいか」を示すものではありません。過去の値で、買った時期によって結果がどれだけ違ったかを並べたものです。

02計算の前提

使った値段は、財務省の貿易統計にある金の輸入単価(輸入額÷輸入量・1グラムあたり)です。卸に近い値で、個人が買うときの手数料、消費税、買値と売値の差は入っていません。実際に店頭で売り買いすると、買値と売値の差の分だけ、この記事の結果より悪くなります。とくに持つ期間が短いほど、その差の影響は大きくなります。

前後6か月の中央値の半分を下回った7か月(2023年1月・2023年4月・2023年6月・2023年7月・2023年8月・2023年9月・2024年3月)は、相場と合わない値として除きました。この月に購入した場合・売った場合は計算に入れていません。積立では、この月は買わなかったものとし、その月の分は投じたお金にも数えていません。

計算の決まりは次のとおりです。

値段そのものの歴史(年ごとの値、下落の局面、最高値の更新)は金価格の推移の記事に、持った年数ごとの値上がりの割合の早見表は金のページにあります。この記事は、買った時期による違いに絞ります。

03持った年数ごとの結果のばらつき

すべての購入月について、H年後の増減を並べ、下から10%・25%・50%(真ん中)・75%・90%の位置にある値を出しました。「下から10%」は、10回に1回はこれより悪かった、という値です。

持った期間比べた月下から10%下から25%真ん中上から25%上から10%真ん中(年あたり)買値を下回った月−20%以下2倍以上
1年438か月−11%−5%+6%+17%+30%+5.6%154か月(35%)14か月0か月
3年416か月−21%−3%+17%+44%+81%+5.4%120か月(29%)47か月21か月
5年397か月−22%−3%+33%+87%+130%+5.9%116か月(29%)46か月84か月
10年337か月−28%+25%+80%+198%+263%+6.1%61か月(18%)46か月144か月
20年217か月+79%+212%+273%+518%+770%+6.8%0か月(0%)0か月187か月
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買値を下回った月の割合は、1年35%・3年29%・5年29%・10年18%・20年0%で、持つ期間の長さと、きれいにはそろいませんでした。10年持っても61か月で買値を下回っています。10年の「下から10%」は−28%、「上から10%」は+263%で、同じ10年でも結果の幅はこれだけありました。

持った期間ごとに、比べられる月の数が違う点に注意してください。20年の結果は、1988年1月から2006年8月までに購入した月だけで、それより後に購入した月はまだ20年たっていません。期間の長い結果ほど、古い時期の買い方だけを見ていることになります。

0387612−5%未満49−5〜0%280〜+3%76+3〜+6%59+6〜+9%43+9〜+12%70+12%以上
  • −5%未満12
  • −5〜0%49
  • 0〜+3%28
  • +3〜+6%76
  • +6〜+9%59
  • +9〜+12%43
  • +12%以上70
10年持った場合の年あたりの増減(購入月の数)

10年の結果を年あたりに直すと、337か月のうち、年あたり0%未満が61か月、年あたり+9%以上が113か月でした。

3年持った場合10年持った場合20年持った場合
0%20%40%19901995200020052010201520203年持った場合 +37%10年持った場合 +17%20年持った場合 +12%

線は、横軸の月に購入した場合の年あたりの増減です。年あたりの増減のばらつき(標準偏差)は、3年が10.9ポイント、10年が6.1ポイント、20年が2.8ポイントでした。同じ年に購入した人でも、何年持ったかで結果の印象が変わります。

04購入年ごとの結果

購入年ごとに、その年の各月に購入した場合の結果の真ん中(中央値)と、買値を下回った月の数をまとめました。「損3/12」は、12か月のうち3か月で買値を下回っていた、という意味です。

購入年1年後3年後5年後10年後20年後
2025年+55%(損0/8)————
2024年+39%(損0/11)————
2023年+36%(損0/5)+218%(損0/3)———
2022年+17%(損0/6)+105%(損0/12)———
2021年+19%(損0/12)+86%(損0/11)+254%(損0/8)——
2020年+5%(損2/12)+48%(損0/6)+158%(損0/12)——
2019年+29%(損0/12)+58%(損0/12)+151%(損0/11)——
2018年+3%(損5/12)+45%(損0/12)+98%(損0/6)——
2017年−2%(損7/12)+34%(損0/12)+67%(損0/12)——
2016年+5%(損1/12)+7%(損1/12)+49%(損0/12)+427%(損0/8)—
2015年−1%(損7/12)+1%(損4/12)+41%(損0/12)+254%(損0/12)—
2014年+3%(損5/12)+6%(損0/12)+7%(損1/12)+178%(損0/11)—
2013年−3%(損9/12)+1%(損5/12)+3%(損4/12)+105%(損0/6)—
2012年+6%(損5/12)+7%(損4/12)+6%(損0/12)+75%(損0/12)—
2011年+5%(損2/12)+7%(損3/12)+8%(損2/12)+58%(損0/12)—
2010年+16%(損0/12)+27%(損1/12)+24%(損2/12)+75%(損0/12)—
2009年+20%(損0/12)+49%(損0/12)+49%(損0/12)+62%(損0/12)—
2008年−4%(損8/12)+33%(損0/12)+55%(損0/12)+54%(損0/12)—
2007年+14%(損3/12)+31%(損0/12)+60%(損0/12)+76%(損0/12)—
2006年+20%(損1/12)+32%(損0/12)+88%(損0/12)+99%(損0/12)+970%(損0/8)
2005年+40%(損0/12)+102%(損0/12)+125%(損0/12)+188%(損0/12)+930%(損0/12)
2004年+8%(損0/12)+86%(損0/12)+103%(損0/12)+202%(損0/12)+746%(損0/11)
2003年+5%(損2/12)+58%(損0/12)+122%(損0/12)+228%(損0/12)+564%(損0/6)
2002年+9%(損1/12)+23%(損0/12)+111%(損0/12)+242%(損0/12)+520%(損0/12)
2001年+17%(損0/12)+34%(損0/12)+104%(損0/12)+276%(損0/12)+508%(損0/12)
2000年+9%(損2/12)+40%(損0/12)+55%(損0/12)+261%(損0/12)+540%(損0/12)
1999年−8%(損10/12)+19%(損0/12)+37%(損0/12)+177%(損0/12)+364%(損0/12)
1998年−15%(損12/12)−17%(損12/12)+8%(損2/12)+131%(損0/12)+265%(損0/12)
1997年−6%(損8/12)−25%(損12/12)−4%(損9/12)+102%(損0/12)+258%(損0/12)
1996年−6%(損8/12)−23%(損12/12)−20%(損12/12)+61%(損0/12)+225%(損0/12)
1995年+13%(損0/12)+6%(損4/12)−16%(損12/12)+36%(損0/12)+293%(損0/12)
1994年−9%(損9/12)+1%(損3/12)−19%(損12/12)+14%(損1/12)+240%(損0/12)
1993年+2%(損3/12)+10%(損2/12)+2%(損6/12)+9%(損2/12)+260%(損0/12)
1992年−7%(損12/12)−13%(損11/12)−1%(損9/12)−7%(損10/12)+219%(損0/12)
1991年−6%(損8/12)−8%(損10/12)−4%(損9/12)−24%(損12/12)+195%(損0/12)
1990年−20%(損10/12)−26%(損12/12)−34%(損12/12)−42%(損12/12)+102%(損0/12)
1989年+4%(損4/12)−19%(損12/12)−23%(損12/12)−36%(損12/12)+76%(損0/12)
1988年−9%(損10/12)−23%(損12/12)−31%(損12/12)−31%(損12/12)+61%(損0/12)
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5年後に買値を下回った月があったのは1988年・1989年・1990年・1991年・1992年・1993年・1994年・1995年・1996年・1997年・1998年・2010年・2011年・2013年・2014年に購入した場合、10年後に買値を下回った月があったのは1988年・1989年・1990年・1991年・1992年・1993年・1994年に購入した場合でした。20年持った場合は、どの年に買っても買値を下回っていません。

損だった買い方が続いた期間を、つながった月ごとにまとめると次のとおりです。

持った期間購入月の範囲続いた月数その中で最も悪い結果
5年1988年1月〜1991年2月38か月−38%
5年1991年4月〜1991年6月3か月−11%
5年1991年9月〜1991年12月4か月−9%
5年1992年2月〜1992年2月1か月−1%
5年1992年5月〜1993年3月11か月−11%
5年1993年8月〜1993年8月1か月−4%
5年1993年11月〜1997年6月44か月−28%
5年1997年8月〜1997年10月3か月−4%
5年1998年4月〜1998年4月1か月−12%
5年1998年8月〜1998年8月1か月−2%
5年2010年10月〜2010年11月2か月−16%
5年2011年10月〜2011年11月2か月−2%
5年2013年2月〜2013年3月2か月−5%
5年2013年8月〜2013年9月2か月−3%
5年2014年12月〜2014年12月1か月−1%
10年1988年1月〜1992年10月58か月−52%
10年1993年4月〜1993年4月1か月−8%
10年1993年8月〜1993年8月1か月−5%
10年1994年5月〜1994年5月1か月−1%
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除いた月をまたいでつながっている範囲は、ひとつの範囲として数えています。

05いちばん良かった・悪かった買い方

5年持った場合の、結果の良かった上位8か月と、悪かった下位8か月です。右の2列は、同じ5年のドル換算の金とドル円の変化です。

購入月買値売却月売値増減年あたりドル換算の金ドル円買値と前後6か月の差売値と前後6か月の差
2021年3月6,032円2026年3月26,020円+331%+34.0%+195%+46%−5%+23%
2021年2月6,082円2026年2月25,044円+312%+32.7%+180%+47%−5%+19%
2021年4月6,158円2026年4月23,456円+281%+30.7%+161%+46%−3%+8%
2021年1月6,212円2026年1月22,697円+265%+29.6%+142%+51%−3%+8%
2021年5月6,511円2026年5月22,336円+243%+28.0%+137%+45%+3%±0%
2021年6月6,501円2026年6月22,266円+242%+27.9%+135%+46%+3%−1%
2020年12月6,215円2025年12月21,097円+239%+27.7%+126%+50%−3%−1%
2021年8月6,254円2026年8月21,112円+238%+27.5%+133%+45%−4%−8%
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購入月買値売却月売値増減年あたりドル換算の金ドル円買値と前後6か月の差売値と前後6か月の差
1990年9月1,939円1995年9月1,199円−38%−9.2%−15%−27%+28%+2%
1990年4月1,780円1995年4月1,101円−38%−9.1%+17%−47%+4%−7%
1990年5月1,673円1995年5月1,046円−38%−9.0%+13%−45%−4%−13%
1988年9月1,784円1993年9月1,135円−36%−8.6%−19%−21%+3%−8%
1990年1月1,889円1995年1月1,209円−36%−8.5%−7%−31%+14%+2%
1989年12月1,866円1994年12月1,204円−36%−8.4%−7%−30%+11%±0%
1988年7月1,870円1993年7月1,207円−35%−8.4%−20%−19%+5%−2%
1990年7月1,626円1995年7月1,063円−35%−8.1%+12%−41%−3%−12%
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10年持った場合の上位8か月と、下位8か月です。

購入月買値売却月売値増減年あたりドル換算の金ドル円買値と前後6か月の差売値と前後6か月の差
2015年10月3,210円2025年10月19,878円+519%+20.0%+391%+26%−26%+8%
2016年3月4,484円2026年3月26,020円+480%+19.2%+313%+41%+5%+23%
2015年11月3,567円2025年11月20,504円+475%+19.1%+354%+26%−17%±0%
2016年1月4,011円2026年1月22,697円+466%+18.9%+327%+33%−6%+8%
2016年2月4,546円2026年2月25,044円+451%+18.6%+307%+35%+6%+19%
2016年4月4,387円2026年4月23,456円+435%+18.3%+268%+45%+3%+8%
2016年5月4,299円2026年5月22,336円+420%+17.9%+258%+45%−1%±0%
2016年6月4,432円2026年6月22,266円+402%+17.5%+229%+53%+3%−1%
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購入月買値売却月売値増減年あたりドル換算の金ドル円買値と前後6か月の差売値と前後6か月の差
1990年9月1,939円2000年9月936円−52%−7.0%−37%−23%+28%−3%
1989年12月1,866円1999年12月947円−49%−6.6%−29%−29%+11%−3%
1990年1月1,889円2000年1月967円−49%−6.5%−30%−27%+14%±0%
1990年2月1,836円2000年2月982円−47%−6.1%−29%−25%+9%+2%
1990年4月1,780円2000年4月956円−46%−6.0%−19%−33%+4%−1%
1990年8月1,694円2000年8月959円−43%−5.5%−23%−27%+8%−1%
1989年11月1,749円1999年11月995円−43%−5.5%−22%−27%+4%+2%
1989年9月1,589円1999年9月912円−43%−5.4%−22%−26%−5%−9%
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右の2列は、購入月・売却月の値が、前後6か月の中央値からどれだけ離れているかです。1990年9月・2015年10月・2015年11月・2026年2月・2026年3月は15%以上離れていて、その月の輸入の中身で値が飛んだか、相場がその前後で大きく動いたかのどちらかです(この統計だけでは区別できません)。こうした月を含む行の増減は、ならした相場の動きより大きく(または小さく)出ているかもしれません。

同じ年の中でも、購入月で10年後の結果は違いました。開きがいちばん大きかったのは2015年で、2015年1月に購入した場合の+177%と、2015年10月に購入した場合の+519%の差は343ポイントでした。売却月の値も1か月ごとに動くので、購入月だけでなく、売却月の違いも結果に入っています。

06買値を最後に下回ったのはいつか

「何年持てば損をしなかったか」を別の形で見ます。購入月ごとに、その後の値が最後に買値を下回った月を探し、買ってから何か月後だったかを数えました。その月より後は、データの最後まで一度も買値を下回っていない、ということです。

購入年購入月一度も下回らなかった最後に下回るまで(最長)最後に下回るまで(真ん中)2026年8月も下回っている
2026年8か月2か月——6か月
2025年12か月9か月7か月1か月0か月
2024年11か月5か月4か月2か月0か月
2023年6か月6か月——0か月
2022年12か月7か月10か月2か月0か月
2021年12か月5か月4か月2か月0か月
2020年12か月4か月16か月11か月0か月
2019年12か月3か月9か月5か月0か月
2018年12か月1か月24か月12か月0か月
2017年12か月0か月34か月28か月0か月
2016年12か月2か月46か月26か月0か月
2015年12か月2か月59か月49か月0か月
2014年12か月0か月60か月32か月0か月
2013年12か月0か月83か月62か月0か月
2012年12か月0か月84か月66か月0か月
2011年12か月0か月84か月56か月0か月
2010年12か月2か月73か月64か月0か月
2009年12か月4か月70か月3か月0か月
2008年12か月2か月87か月17か月0か月
2007年12か月1か月22か月20か月0か月
2006年12か月0か月31か月10か月0か月
2005年12か月7か月14か月3か月0か月
2004年12か月1か月16か月10か月0か月
2003年12か月2か月28か月16か月0か月
2002年12か月0か月25か月12か月0か月
2001年12か月4か月6か月3か月0か月
2000年12か月2か月17か月6か月0か月
1999年12か月1か月33か月25か月0か月
1998年12か月0か月73か月62か月0か月
1997年12か月0か月99か月81か月0か月
1996年12か月0か月111か月97か月0か月
1995年12か月0か月102か月89か月0か月
1994年12か月0か月136か月109か月0か月
1993年12か月0か月135か月119か月0か月
1992年12か月0か月159か月142か月0か月
1991年12か月0か月171か月162か月0か月
1990年12か月0か月197か月183か月0か月
1989年12か月0か月200か月194か月0か月
1988年12か月0か月214か月208か月0か月
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下回らなかった72か月1年以内102か月1〜3年89か月3〜5年33か月5〜10年87か月10年超68か月
  • 下回らなかった72か月
  • 1年以内102か月
  • 1〜3年89か月
  • 3〜5年33か月
  • 5〜10年87か月
  • 10年超68か月
買値を最後に下回るまでの期間(2026年8月に買値を下回っている月を除く)

457か月のうち、買った翌月から一度も買値を下回らなかったのは72か月でした。最後に下回るまでがいちばん長かったのは1988年1月に購入した場合で、2005年11月まで214か月(17.8年)、買値を下回る月がありました。

2026年8月の値が買値を下回っている月は6か月あります(2026年1月〜2026年6月の間)。3年以上前に買った423か月に限ると、2026年8月に買値を下回っている月は0か月です。最近購入した月ほど、買ってからの期間が短く、この表の結果はまだ決まっていません。

07一度に購入した場合と、毎月積み立てた場合:今まで

各年の最初の月から2026年8月まで、毎月1万円ずつ買い続けた場合(積立)と、最初の月に一度に購入した場合(一括)を比べます。一括は、積立と同じ額をはじめに投じたとしても、倍率は同じです。比べるのは「投じたお金が何倍になったか」です。

始めた月始めた月の値一括の倍率積立した月数積立で投じた額積立の評価額積立の倍率積立の平均の買値倍率の高かった方
2025年1月〜13,378円1.58倍19か月19.0万円22.2万円1.17倍18,046円一括
2024年1月〜9,591円2.20倍30か月30.0万円42.3万円1.41倍14,986円一括
2023年2月〜7,837円2.69倍36か月36.0万円56.8万円1.58倍13,390円一括
2022年1月〜6,709円3.15倍48か月48.0万円90.4万円1.88倍11,204円一括
2021年1月〜6,212円3.40倍60か月60.0万円130.3万円2.17倍9,720円一括
2020年1月〜4,883円4.32倍72か月72.0万円172.6万円2.40倍8,809円一括
2019年1月〜4,414円4.78倍84か月84.0万円226.8万円2.70倍7,819円一括
2018年1月〜5,040円4.19倍96か月96.0万円282.9万円2.95倍7,165円一括
2017年1月〜4,431円4.76倍108か月108.0万円338.4万円3.13倍6,739円一括
2016年1月〜4,011円5.26倍120か月120.0万円397.1万円3.31倍6,380円一括
2015年1月〜4,837円4.37倍132か月132.0万円456.9万円3.46倍6,100円一括
2014年1月〜4,158円5.08倍144か月144.0万円516.3万円3.59倍5,888円一括
2013年1月〜4,641円4.55倍156か月156.0万円574.5万円3.68倍5,733円一括
2012年1月〜4,060円5.20倍168か月168.0万円634.2万円3.78倍5,592円一括
2011年1月〜3,595円5.87倍180か月180.0万円697.8万円3.88倍5,446円一括
2010年1月〜3,282円6.43倍192か月192.0万円771.2万円4.02倍5,256円一括
2009年1月〜2,455円8.60倍204か月204.0万円859.9万円4.22倍5,009円一括
2008年1月〜2,997円7.05倍216か月216.0万円949.2万円4.39倍4,804円一括
2007年1月〜2,333円9.05倍228か月228.0万円1,048.9万円4.60倍4,589円一括
2006年1月〜2,052円10.29倍240か月240.0万円1,166.4万円4.86倍4,344円一括
2005年1月〜1,418円14.89倍252か月252.0万円1,330.9万円5.28倍3,998円一括
2004年1月〜1,412円14.95倍264か月264.0万円1,511.3万円5.72倍3,688円一括
2003年1月〜1,363円15.49倍276か月276.0万円1,703.5万円6.17倍3,420円一括
2002年1月〜1,186円17.80倍288か月288.0万円1,908.7万円6.63倍3,186円一括
2001年1月〜1,001円21.09倍300か月300.0万円2,150.8万円7.17倍2,945円一括
2000年1月〜967円21.83倍312か月312.0万円2,414.4万円7.74倍2,728円一括
1999年1月〜1,062円19.88倍324か月324.0万円2,661.7万円8.22倍2,570円一括
1998年1月〜1,204円17.53倍336か月336.0万円2,868.0万円8.54倍2,473円一括
1997年1月〜1,338円15.78倍348か月348.0万円3,065.1万円8.81倍2,397円一括
1996年1月〜1,315円16.05倍360か月360.0万円3,257.4万円9.05倍2,333円一括
1995年1月〜1,209円17.46倍372か月372.0万円3,477.1万円9.35倍2,259円一括
1994年1月〜1,400円15.09倍384か月384.0万円3,680.3万円9.58倍2,203円一括
1993年1月〜1,253円16.85倍396か月396.0万円3,887.6万円9.82倍2,151円一括
1992年1月〜1,283円16.46倍408か月408.0万円4,080.3万円10.00倍2,111円一括
1991年1月〜1,333円15.84倍420か月420.0万円4,267.2万円10.16倍2,078円一括
1990年1月〜1,889円11.18倍432か月432.0万円4,421.5万円10.24倍2,063円一括
1989年1月〜1,647円12.82倍444か月444.0万円4,574.8万円10.30倍2,049円一括
1988年1月〜1,877円11.25倍456か月456.0万円4,717.3万円10.34倍2,041円一括
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38通りの始め方のうち、積立の倍率が一括を上回ったのは0通りでした。終わりの月が同じなので、一括の倍率が高くなるのは「始めた月の値段が、積立の平均の買値より安かった」場合です。この38通りでは、どれも始めた月の値段が積立の平均の買値より安く、一括の倍率が高くなりました。終わりの月を別の月にすれば、結果は変わります。次の節で、期間の長さをそろえて比べます。

なお、積立はお金を少しずつ投じるので、まだ投じていないお金は手元に残っています。その間の預金の利子などは、この比較に入れていません。

08一度に購入した場合と、毎月積み立てた場合:10年と5年で区切る

期間の長さをそろえて比べます。すべての月を始めた月として、10年間(120か月)毎月同じ額を買った場合と、最初の月に一度に買って10年持った場合の、10年後の倍率です。

一括(10年)毎月積立(10年)
0倍2倍4倍6倍199019952000200520102015一括(10年) 4.8倍毎月積立(10年) 3.2倍
期間比べた始め方積立の倍率が高かった一括で投じたお金を下回った積立で投じたお金を下回った
10年337通り103通り(31%)61通り50通り
5年397通り135通り(34%)116通り93通り
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10年の一括でいちばん悪かったのは1990年9月に始めた場合の0.48倍、積立でいちばん悪かったのは1989年9月に始めた場合の0.71倍でした。

各年の1月に始めた10年の結果です。「平均の買値」は、積立で買った金の1グラムあたりの平均の値段、「期間の平均の値段」は同じ120か月の値段を単純に平均したものです。

始めた月終わった月一括の倍率積立の倍率倍率の高かった方積立の平均の買値期間の平均の値段差
2016年1月2026年1月5.66倍3.72倍一括6,106円7,380円−17.3%
2015年1月2025年1月2.77倍2.44倍一括5,489円6,102円−10.0%
2014年1月2024年1月2.31倍1.89倍一括5,077円5,368円−5.4%
2012年1月2022年1月1.65倍1.44倍一括4,659円4,769円−2.3%
2011年1月2021年1月1.73倍1.39倍一括4,464円4,533円−1.5%
2010年1月2020年1月1.49倍1.15倍一括4,232円4,275円−1.0%
2009年1月2019年1月1.80倍1.10倍一括4,002円4,095円−2.3%
2008年1月2018年1月1.68倍1.33倍一括3,802円3,928円−3.2%
2007年1月2017年1月1.90倍1.24倍一括3,565円3,729円−4.4%
2006年1月2016年1月1.95倍1.22倍一括3,293円3,514円−6.3%
2005年1月2015年1月3.41倍1.67倍一括2,899円3,240円−10.5%
2004年1月2014年1月2.94倍1.63倍一括2,546円2,954円−13.8%
2003年1月2013年1月3.41倍2.07倍一括2,244円2,649円−15.3%
2002年1月2012年1月3.42倍2.04倍一括1,988円2,347円−15.3%
2001年1月2011年1月3.59倍2.06倍一括1,744円2,052円−15.0%
2000年1月2010年1月3.39倍2.13倍一括1,542円1,801円−14.4%
1999年1月2009年1月2.31倍1.75倍一括1,406円1,616円−13.0%
1998年1月2008年1月2.49倍2.27倍一括1,320円1,453円−9.1%
1997年1月2007年1月1.74倍1.86倍積立1,257円1,325円−5.2%
1996年1月2006年1月1.56倍1.69倍積立1,212円1,240円−2.3%
1995年1月2005年1月1.17倍1.20倍積立1,180円1,200円−1.6%
1994年1月2004年1月1.01倍1.21倍積立1,168円1,185円−1.4%
1993年1月2003年1月1.09倍1.17倍積立1,160円1,175円−1.3%
1992年1月2002年1月0.92倍1.02倍積立1,167円1,183円−1.4%
1991年1月2001年1月0.75倍0.84倍積立1,197円1,214円−1.4%
1990年1月2000年1月0.51倍0.77倍積立1,262円1,284円−1.7%
1989年1月1999年1月0.64倍0.80倍積立1,324円1,347円−1.7%
1988年1月1998年1月0.64倍0.88倍積立1,370円1,402円−2.3%
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毎月同じ額で買うと、安い月には多く、高い月には少なく買うことになるので、平均の買値は期間の平均の値段より低くなります。10年の337通りで、平均の買値は期間の平均の値段より真ん中で−3.8%、差がいちばん大きかったのは2016年8月に始めた場合の−23.2%でした。ただし、平均の買値が低くなることと、一括より倍率が高くなることは別です。値段が上がり続けた期間では、平均の買値は始めた月の値段より高くなります。

09物価を差し引くと、結果はどう変わったか

同じ額のお金でも、物価が上がれば買える物は減ります。購入月と売却月の消費者物価の差を差し引いた結果と、差し引かない結果を比べました。

持った期間比べた月買値を下回った(名目)物価調整後は下回った名目は増えたが物価調整後は減った年あたりの真ん中(名目)年あたりの真ん中(物価調整後)
1年438か月154か月(35%)156か月(36%)6か月+5.6%+4.8%
3年416か月120か月(29%)131か月(31%)13か月+5.4%+5.3%
5年397か月116か月(29%)129か月(32%)14か月+5.9%+5.6%
10年337か月61か月(18%)62か月(18%)2か月+6.1%+5.6%
20年217か月0か月(0%)0か月(0%)0か月+6.8%+6.8%
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5年持った場合、名目では増えていても、物価調整後は減っていたのは14か月でした(購入年:1991年2か月・1992年1か月・1993年1か月・2011年2か月・2012年3か月・2013年3か月・2014年1か月・2015年1か月)。

10年持った場合、名目では増えていても、物価調整後は減っていたのは2か月でした(購入年:1992年2か月)。

5年の間に物価がいちばん上がったのは2021年8月に購入した場合で、物価は+14.7%でした。名目の結果は+238%、物価調整後は+194%です。消費者物価は1995年1月から2021年12月までの27年で+4.2%しか動いていないので、この間に購入して売却した場合は、名目と物価調整後の結果の差は小さくなります。差が大きいのは、物価が上がった時期を含む場合です。

10為替で、結果はどう変わったか

日本で金を買う人の結果は、ドル換算の金の値動きと、ドル円の動きの掛け算です。持った期間ごとに、為替がどちらに効いたかを数えました。「円安が追い風」は、売却月のドル円が購入月より円安だった(ドル円の数字が大きかった)月です。

持った期間比べた月円安が追い風円で買値を下回ったドル換算で下回ったドルでは損・円では得ドルでは得・円では損ドル換算の金(年あたりの真ん中)ドル円(年あたりの真ん中)
1年438か月211か月(48%)154か月178か月64か月40か月+3.2%−0.3%
3年416か月210か月(50%)120か月140か月54か月34か月+5.3%+0.1%
5年397か月201か月(51%)116か月133か月46か月29か月+5.4%±0.0%
10年337か月173か月(51%)61か月65か月5か月1か月+4.9%+0.1%
20年217か月78か月(36%)0か月0か月0か月0か月+7.8%−0.4%
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1年持った場合、ドル換算では損だったのに、円安のおかげで円では得になった月が64か月、逆にドルで見れば得だったのに、円高のせいで円では損になった月が40か月ありました。

5年持った場合、ドル換算では損だったのに、円安のおかげで円では得になった月が46か月、逆にドルで見れば得だったのに、円高のせいで円では損になった月が29か月ありました。

10年持った場合、ドル換算では損だったのに、円安のおかげで円では得になった月が5か月、逆にドルで見れば得だったのに、円高のせいで円では損になった月が1か月ありました。

10年持った場合を、購入年ごとに分けます。

購入年比べた月円での結果(真ん中)ドル換算の金(真ん中)ドル円の変化(真ん中)円安が追い風だった月
2016年8か月+427%+263%+45%8か月
2015年12か月+254%+199%+23%12か月
2014年11か月+178%+84%+42%11か月
2013年6か月+105%+42%+42%6か月
2012年12か月+75%+10%+65%12か月
2011年12か月+58%+16%+38%12か月
2010年12か月+75%+43%+22%12か月
2009年12か月+62%+42%+16%12か月
2008年12か月+54%+49%+5%12か月
2007年12か月+76%+87%−5%2か月
2006年12か月+99%+115%−7%1か月
2005年12か月+188%+156%+11%12か月
2004年12か月+202%+219%−5%2か月
2003年12か月+228%+291%−17%0か月
2002年12か月+242%+438%−36%0か月
2001年12か月+276%+484%−35%0か月
2000年12か月+261%+339%−18%0か月
1999年12か月+177%+234%−18%0か月
1998年12か月+131%+198%−22%0か月
1997年12か月+102%+104%−3%4か月
1996年12か月+61%+51%+6%12か月
1995年12か月+36%+12%+16%12か月
1994年12か月+14%+5%+7%11か月
1993年12か月+9%+7%+4%9か月
1992年12か月−7%−5%−2%3か月
1991年12か月−24%−16%−11%0か月
1990年12か月−42%−21%−27%0か月
1989年12か月−36%−26%−16%0か月
1988年12か月−31%−33%+2%8か月
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為替の向きは、買った時期によって入れ替わっています。円高の時期に買って円安の時期に売れば追い風、その逆なら向かい風です。ドル円の動きは金の値動きとは別に起きるので、同じ金の値動きでも、円で見た結果は為替の分だけ変わります。

11買う前の値動きと、その後の結果

購入月の「前の1年の値動き」と「その時点の最高値からの位置」で購入月を分け、その後の結果を比べました。これは過去の値をこの分け方で並べたもので、どの分類で買えばよいかを示すものではありません。分類ごとの月は特定の時期に集まっているので、結果はその時期の値動きを強く映しています。

購入月の分類1年後(真ん中・損の割合・月数)3年後5年後
前の1年で下がっていた月+4%(損35%・154か月)+8%(損32%・154か月)+9%(損35%・149か月)
前の1年で0〜+10%+4%(損41%・111か月)+29%(損29%・112か月)+48%(損29%・106か月)
前の1年で+10〜+20%+10%(損35%・80か月)+31%(損21%・80か月)+49%(損21%・72か月)
前の1年で+20%以上+9%(損22%・74か月)+26%(損14%・58か月)+64%(損10%・58か月)
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前の1年で+20%以上上がっていた89か月の内訳は、1990年1か月・1992年1か月・1996年3か月・2002年5か月・2004年1か月・2005年2か月・2006年11か月・2007年6か月・2008年4か月・2009年2か月・2010年6か月・2011年3か月・2016年2か月・2020年10か月・2021年1か月・2022年5か月・2023年2か月・2024年5か月・2025年11か月・2026年8か月です。このうち42か月が2020年以降です。5年後の結果がまだ出ていない月が31か月あり、表の5年後の列には入っていません。

購入月の分類1年後(真ん中・損の割合・月数)3年後5年後
その時点の最高値の月(1989年以降)+8%(損30%・54か月)+20%(損30%・37か月)+51%(損15%・34か月)
最高値から10%以内+9%(損33%・104か月)+33%(損13%・100か月)+55%(損11%・87か月)
最高値から10〜30%下+7%(損28%・128か月)+16%(損26%・127か月)+47%(損26%・124か月)
最高値から30%以上下+2%(損41%・140か月)+11%(損36%・140か月)+6%(損41%・140か月)
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その時点の最高値を更新した月(1989年以降)は64か月ありました。最高値から30%以上下にあった月は、140か月で、このうち139か月が1990〜2005年の長い下落と回復の時期にあたります。この時期は、データの始まりの1988年からの最高値を基準にしているので、1988年より前の値は入っていません。

12最近3年に購入月の、いまの値

2023年10月から2026年8月の前月までに購入した月について、2026年8月の値との差です。持った期間が短いので、店頭の買値と売値の差を引くと、ここより悪くなります。

購入月買値2026年8月の値との差持った月数
2026年7月21,072円±0%1か月
2026年6月22,266円−5%2か月
2026年5月22,336円−5%3か月
2026年4月23,456円−10%4か月
2026年3月26,020円−19%5か月
2026年2月25,044円−16%6か月
2026年1月22,697円−7%7か月
2025年12月21,097円±0%8か月
2025年11月20,504円+3%9か月
2025年10月19,878円+6%10か月
2025年9月16,374円+29%11か月
2025年8月15,874円+33%12か月
2025年7月15,581円+35%13か月
2025年6月15,168円+39%14か月
2025年5月15,195円+39%15か月
2025年4月14,406円+47%16か月
2025年3月14,190円+49%17か月
2025年2月14,375円+47%18か月
2025年1月13,378円+58%19か月
2024年12月12,646円+67%20か月
2024年11月13,366円+58%21か月
2024年10月12,847円+64%22か月
2024年9月11,671円+81%23か月
2024年8月11,772円+79%24か月
2024年7月12,222円+73%25か月
2024年6月11,741円+80%26か月
2024年5月11,786円+79%27か月
2024年4月11,478円+84%28か月
2024年2月9,663円+118%30か月
2024年1月9,591円+120%31か月
2023年12月9,500円+122%32か月
2023年11月9,435円+124%33か月
2023年10月9,089円+132%34か月
横にスクロールすると残りの列が見えます

この33か月のうち、2026年8月に買値を下回っているのは6か月(2026年1月〜2026年6月)です。この先どうなるかは、このデータからは分かりません。

13よくある質問

結局、いつ買うのがよいのですか。

この記事は、それを示すものではありません。過去の値で、買った時期によって結果がどれだけ違ったかを並べたものです。

10年持てば損をしないのですか。

このデータでは、10年持っても61か月(18%)で買値を下回っていました。持つ期間を長くしても、損をしないと言い切れるわけではありません。

一括と積立は、どちらがよいのですか。

10年で区切った337通りでは、積立の倍率が高かったのが103通りでした。どちらが高くなるかは、始めた後の値動きで決まりました。

この記事の結果に、手数料は入っていますか。

入っていません。輸入単価は卸に近い値で、店頭の手数料・消費税・買値と売値の差を引くと、結果はこの記事より悪くなります。

積立の計算に、まだ投じていないお金の利子は入っていますか。

入っていません。積立で後から投じるお金を、それまで預金などに置いた場合の利子は、比較の外にしています。

14この記事の数字は、どこから取ったか

念のため繰り返すと、グラム単価は卸値に近い数字で、販売店の手数料や消費税、売り買いの値段の開きを含みません。相場とかけ離れた7か月は計算から外しています(判定は、前後6か月の中央値の半分未満かどうか)。どの保有期間も「ちょうど12×H か月後」と比べ、積立は値の取れる月にだけ同額を払い込んだものとしました。

当サイトは金融商品取引業者ではなく、ここに並べた結果は売買の判断材料として作ったものでもありません。過去に起きたことの記録です。

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