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金融・フィンテック分野の株式投資型クラウドファンディング28件の成立率

読む目安:「先に結論」だけなら1分/全部で約30分(16千字)

この記事の内容20の見出し

01金融・フィンテックの会社に出資するとき、何を見ることになるか

この分野の最大の分岐は、必要な登録・許可を取っているかどうかです。資金移動業、前払式支払手段発行者、貸金業、金融商品取引業。どれも登録がなければ事業ができません。そして登録には、資本金や体制の要件があります。

募集ページで「金融庁に登録申請中」と書いてある場合、それはまだ事業ができない状態だということです。調達した資金は、登録を取るための体制整備に使われます。登録が下りなければ、事業は始まりません。ここは他の分野にない、はっきりしたリスクです。

セキュリティも、この分野では1回の事故が致命的になります。顧客の資金や個人情報を扱うので、漏洩や不正送金が起きれば、信用と登録の両方を失います。体制と、外部監査を受けているかを確認してください。

以下、公表されている募集の数字で確かめていきます。

02金融・フィンテックの株式投資型クラウドファンディングは、何件あったか

株式投資型クラウドファンディングで金融・フィンテックに分類される募集を数えます。当サイトは国内のプラットフォームで公表された839件の募集を集めていて、このうち金融・フィンテックは28件でした。

項目値
この分野の募集件数28件(全839件の3.3%)
成立23件
不成立2件
結果が未確定・集計中3件
成立率(成立÷(成立+不成立))92.0%
調達した企業の数20社
調達額の合計7.1億円
1件あたりの調達額の中央値2,960万円
1件あたりの投資家数の中央値171人
医療・ヘルスケア・バイオ115件食・農林水産96件プラットフォーム・その他91件IT・ソフトウェア87件広告・メディア・エンタメ78件小売・EC・D2C72件旅行・スポーツ・生活サービス70件IoT・ロボット・ハードウェア60件人材・教育46件AI・データ33件エネルギー・環境・素材30件金融・フィンテック28件不動産・建設・まちづくり25件モビリティ・物流8件
  • 医療・ヘルスケア・バイオ115件
  • 食・農林水産96件
  • プラットフォーム・その他91件
  • IT・ソフトウェア87件
  • 広告・メディア・エンタメ78件
  • 小売・EC・D2C72件
  • 旅行・スポーツ・生活サービス70件
  • IoT・ロボット・ハードウェア60件
  • 人材・教育46件
  • AI・データ33件
  • エネルギー・環境・素材30件
  • 金融・フィンテック28件
  • 不動産・建設・まちづくり25件
  • モビリティ・物流8件
分野ごとの募集件数。金融・フィンテックを色で示している。

成立率は92.0%で、全14分野の中では1番目でした。(全分野の平均は75.4%)

株式投資型で受け取るのは未上場の株式で、利回りも分配金もありません。お金が戻るのは発行会社が上場するかM&Aで買われたときだけで、それまでは原則として売れず、1社あたり年間50万円が上限です。仕組みは株式投資型クラウドファンディングにまとめました。ここでは金融・フィンテックの数字だけを見ます。

03金融・フィンテックで募集された28件を、全部並べる

取得できた列をそのまま出します。「目標」は募集の下限(これに届かないと不成立)、「上限」は上限額、「調達」は実際に集まった額です。

募集企業回募集期間目標額上限額調達額投資家数1人平均株価プレバリュー1人が出せる額資金の使い道税制特典結果
企業に眠っている現実資産・権利を“収益化”する可能性があるRWA×NFTインフラ。203ルミアデス・ソリューション1回目2025/12/28〜2026/01/15999万円3,999万円———33,000円1.5億円9万円〜49万円広告宣伝費、システム開発費、地代家賃適用なしなし結果未確定
ロボアド2.0到来。大手ロボアド元最高投資責任者が導くライフイベント主導型の次世代資産運Egregium1回目2025/12/09〜2025/12/22997万円7,003万円———8,400円4.7億円9万円〜46万円人件費、広告宣伝費適用なしあり結果未確定
世界各国で進む“ダークパターン規制“の波に乗る消費者保護テック。弁護士監修・利用規約の要Social Pentagon1回目2025/09/13〜2025/09/221,500万円8,000万円———50,000円5.5億円10万円〜50万円開発外注費、サーバー費、広告宣伝費、営業人件費Aなし結果未確定
大手企業も参画!経験豊富な経営陣がWeb3で国境を越えたポイント経済圏の実現に挑む「プレプレイシンク1回目2024/10/15〜2024/11/123,000万円9,990万円———1円9.9億円10万円〜50万円運営維持費(人件費、支払報酬、地代家賃、システム利用料)Bあり結果未確定
エンターテインメント領域の起業を成功に導くプロフェッショナル集団。「エンターテック」でスStudio ENTRE NEXT1回目2023/09/07〜2023/09/212,497万円9,990万円———333円2.3億円9万円〜49万円案件創出費用、事業開発費用Aあり不成立
【革新的な特許技術「次世代二次元コード」!】圧倒的な技術力を強みに、世界進出を目指す!インターメディア研究所4回目2022/07/05〜2022/07/20300万円3,000万円580万円41人14万円10,000円12.2億円10万円〜50万円HQRC(ハイブリッドQRコード)のセールス・ツール開発Bなし成立
統計心理学で与信のスコアリング。「金融アクセスを平等にする」零細・女性起業家向けマイクロビー・インフォマティカ1回目2022/05/12〜2022/05/181,629万円2,799万円————3.5億円9万円〜45万円マイクロファイナンス貸付原資、研究開発費(サイコメトリッ適用なしなし不成立
【特許技術で世界展開を目指す!】「次世代二次元コード」でアナログと融合するIoT、新たなインターメディア研究所3回目2021/11/22〜2021/12/061,000万円5,000万円3,010万円149人20万円10,000円10.8億円10万円〜50万円HQRC(ハイブリッドQRコード)のセールス・ツール開発Bなし成立
【第2回】〜サービスついに開始〜〈金融×流通×AI〉で世界中の農業を“デジタル農協”化!ロングターム・インダストリアル・ディベロップメント2回目2021/11/07〜2021/11/091,242万円4,968万円1,701万円118人14万円—6億円9万円〜45万円営業貸付金、開発人件費適用なしなし成立
—SAMURAI Security1回目2021/09/16〜2021/09/181,250万円5,000万円5,000万円337人14万円12,500円3.6億円10万円〜50万円人件費Bなし成立
〈累計調達額約1.9億円〉家族のお金の「管理」から「金融アクション」までをスマホ1つで可OsidOri1回目2021/05/09〜2021/05/111,467万円5,850万円5,850万円395人14万円—4.3億円9万円〜45万円開発費(開発人件費)適用なしなし成立
国際機関も注目のFinTechベンチャー!〈金融×流通×AI〉で世界中の農業を“デジタルロングターム・インダストリアル・ディベロップメント1回目2021/04/27〜2021/04/291,008万円3,006万円1,701万円132人12万円—3億円9万円〜45万円開発人件費、管理人件費、営業貸付金適用なしなし成立
第3回!NEXTユニコーン「グッドラックスリー」!ブロックチェーン技術を進化させ、バーチグッドラックスリー3回目2021/03/13〜2021/03/151,749万円6,999万円6,999万円240人29万円55円36.7億円24万円〜49万円ハイパーカジュアルゲーム制作費Bなし成立
暗号資産だけで「買い物」から「仕事」までできる画期的CtoCサービス「Avacus」 〜Avacus1回目2020/12/17〜2020/12/191,503万円6,012万円————10.1億円9万円〜45万円広告宣伝費、開発費(ソフトウェア)、研究開発費適用なしなし結果未確定
【異色の研究開発スタートアップが挑む】「次世代二次元コード」で実現する、新しい情報伝達とインターメディア研究所2回目2020/12/07〜2020/12/16500万円1,040万円1,010万円59人17万円10,000円10.4億円10万円〜50万円Gridworkシステムの追加開発費用、研究開発部門の人Bなし成立
【第2回】世界中のQRコード決済をひとつに。独自デバイスで様々な設備を簡単にキャッシュレリンクトラスト・ペイ2回目2020/10/17〜2020/10/191,200万円4,800万円4,610万円295人15万円100,000円3億円10万円〜50万円自販機端末購入費、QRコード決済端末開発費、開発人件費、適用なしなし成立
【異色の研究開発スタートアップが挑む】「次世代二次元コード」で実現する、新しい情報伝達とインターメディア研究所1回目2020/09/25〜2020/10/141,000万円3,000万円2,960万円171人17万円10,000円10.4億円10万円〜50万円Gridworkシステムの追加開発費用、研究開発部門の人適用なしなし成立
世界中の投資家が日本企業に投資!証券デジタル化で10億円超えの資金調達を可能にするフィン世界1回目2020/08/08〜2020/08/101,250万円5,000万円5,000万円342人14万円20,000円3.8億円10万円〜50万円採用人件費Bなし成立
次世代リーガルサービス!少額トラブルはオンライン上で“弁護士がジャッジ”してスピード解決ミドルマン1回目2020/02/19〜2020/02/21800万円2,000万円2,000万円128人15万円1,000円9,000万円10万円〜50万円—適用なしなし成立
第2回!NEXTユニコーン「グッドラックスリー」!ブロックチェーン技術を進化させ、バーチグッドラックスリー2回目2020/01/19〜2020/01/222,000万円8,990万円8,910万円578人15万円50円32.4億円10万円〜50万円ブロックチェーンゲーム「くりぷ豚(とん)」のアップデートBなし成立
NEXTユニコーン「グッドラックスリー」!ブロックチェーン技術を進化させ、バーチャル世界グッドラックスリー1回目2019/11/27〜2019/11/29600万円1,000万円1,000万円60人16万円50円32.3億円10万円〜50万円—Bなし成立
世界中のQRコード決済をひとつに。独自プラットフォームでキャッシュレスを進化させる!!リンクトラスト・ペイ1回目2019/09/03〜2019/09/051,500万円5,000万円4,740万円330人14万円100,000円2.5億円10万円〜50万円—適用なしなし成立
国内127万社の事業承継問題を救う!M&A業務のワンストップソリューション「VANDDDVANDDD1回目2019/01/14〜2019/01/232,500万円5,000万円2,580万円147人17万円100,000円4.7億円10万円〜50万円—Aなし成立
ブロックチェーン技術でコンテンツ産業の煩雑な仕組みを管理「SAIプラットフォーム」SAIGATE1回目2018/07/07〜2018/07/082,700万円5,000万円482万円347人1万円10,000円7億円10万円〜50万円—適用なしなし成立
資産運用を快適に!資産形成プラットフォーム「TOBILIFE(トビライフ)」エスティライフ1回目2018/05/06〜2018/05/081,500万円3,300万円3,300万円218人15万円15,000円5.5億円12万円〜48万円—適用なしなし成立
HRTech × FinTechで働き方に風穴を開ける!ファクト1回目2018/03/07〜2018/03/231,875万円4,400万円2,275万円123人18万円1,000円8億円12万円〜50万円—適用なしなし成立
第2回 FinTech最前線!!! 経理業務の95%の削減を目指す!Bank Invoice2回目2017/11/30〜2017/12/292,400万円6,000万円5,975万円307人19万円100円4.8億円12万円〜50万円—Aなし成立
FinTech最前線!!! 経理業務の95%の削減を目指す!Bank Invoice1回目2017/04/24〜2017/06/23500万円1,500万円1,460万円87人16万円40円1.7億円10万円〜50万円—Aなし成立
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04金融・フィンテックで調達した20社を、全部並べる

企業の単位でまとめ直します。複数回調達している企業は、ここでは1行になります。

企業法人名テーマ募集回数成立不成立累計調達額累計投資家数直近プレバリュー設立
グッドラックスリー株式会社グッドラックスリーコンテンツ制作・配信5回4件0件2.6億円578人38.7億円2013年02月
リンクトラスト・ペイリンクトラスト・ペイ株式会社Fintech2回2件0件9,350万円330人3億円2009年04月
インターメディア研究所株式会社インターメディア研究所テクノロジー,セキュリティ,フィ4回4件0件7,560万円171人12.2億円2016年02月
Bank InvoiceBank Invoice株式会社フィンテック2回2件0件7,435万円307人4.8億円2015年04月
OsidOri株式会社OsidOriソフトウェアサービス2回1件1件5,850万円395人6.3億円2018年06月
SAMURAI SecuritySAMURAI Security株式会社AI3回1件1件5,000万円337人7.8億円2018年04月
世界株式会社世界Fintech1回1件0件5,000万円342人3.8億円2012年01月
ロングターム・インダストリアル・ディベロップメント株式会社ロングターム・インダストリアル・ディベロFintech2回2件0件3,402万円132人6億円2020年02月
エスティライフ株式会社エスティライフフィンテック1回1件0件3,300万円218人5.5億円2006年06月
VANDDDVANDDD株式会社M&A1回1件0件2,580万円147人4.7億円2018年03月
ファクト株式会社ファクト人材関連サービス2回1件1件2,275万円123人8.6億円2007年08月
ミドルマンミドルマン株式会社リーガルテック1回1件0件2,000万円128人9,000万円2012年04月
SAIGATESAIGATE株式会社ブロックチェーン1回1件0件482万円347人7億円2017年03月
ルミアデス・ソリューション株式会社ルミアデス・ソリューションNFT1回0件0件——1.5億円2003年10月
Egregium株式会社Egregium金融1回0件0件——4.7億円2023年10月
Social Pentagon株式会社Social Pentagon契約1回0件0件——5.5億円2021年05月
Studio ENTRE NEXTStudio ENTRE NEXT株式会社金融1回0件1件——2.3億円2023年08月
ビー・インフォマティカビー・インフォマティカ株式会社Fintech1回0件1件——3.5億円2020年11月
AvacusAvacus株式会社Fintech1回0件0件——10.1億円2019年04月
プレイシンク株式会社プレイシンクブロックチェーン1回0件0件——9.9億円2021年09月
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051件あたり、いくら集まったか

金融・フィンテックの募集で実際に集まった額の分布です。中央値は2,960万円、最大は8,910万円、最小は482万円でした。

0361500万円未満1500万〜1,000万円51,000万〜2,000万円42,000万〜3,000万円43,000万〜5,000万円65,000万〜1億円01億円以上
  • 500万円未満1
  • 500万〜1,000万円1
  • 1,000万〜2,000万円5
  • 2,000万〜3,000万円4
  • 3,000万〜5,000万円4
  • 5,000万〜1億円6
  • 1億円以上0
金融・フィンテックの1件あたり調達額の分布(21件)。
帯件数構成比
500万円未満1件4.8%
500万〜1,000万円1件4.8%
1,000万〜2,000万円5件23.8%
2,000万〜3,000万円4件19.0%
3,000万〜5,000万円4件19.0%
5,000万〜1億円6件28.6%
1億円以上0件0.0%

目標額(募集の下限)の中央値は1,358万円でした。調達額の中央値がそれを上回っています。

株式投資型の調達額は、他の資金調達手段と比べると小さくなります。ベンチャーキャピタルからの調達なら数億円が普通ですが、ここでは数千万円が中心です。この金額で何ができるのかを、募集ページの資金使途と照らして読むことになります。

06会社の値段(プレバリュー)はどう置かれていたか

プレバリューは、今回の調達の前の時点での会社の評価額です。株価×発行済株式数で、投資家が「この会社は何億円の価値がある」という前提で買うことになります。

金融・フィンテックでは28件で確認できました。中央値は5.1億円、最大は36.7億円、最小は9,000万円です。

04911億円未満21億〜2億円22億〜3億円93億〜5億円65億〜10億円810億円以上
  • 1億円未満1
  • 1億〜2億円2
  • 2億〜3億円2
  • 3億〜5億円9
  • 5億〜10億円6
  • 10億円以上8
金融・フィンテックのプレバリューの分布(28件)。
帯件数構成比
1億円未満1件3.6%
1億〜2億円2件7.1%
2億〜3億円2件7.1%
3億〜5億円9件32.1%
5億〜10億円6件21.4%
10億円以上8件28.6%

プレバリューは交渉で決まる数字で、市場が付けた価格ではありません。金融・フィンテックの中では9,000万円から36.7億円まで41倍の開きがあります。読み方は株価の算定根拠をどう読むかにまとめました。

07何人が出資したか

1件の募集に何人が出資したかです。中央値は171人、最大は578人でした。

047150人未満350〜100人6100〜150人1150〜200人3200〜300人7300人以上
  • 50人未満1
  • 50〜100人3
  • 100〜150人6
  • 150〜200人1
  • 200〜300人3
  • 300人以上7
金融・フィンテックの1件あたり投資家数の分布(21件)。
帯件数構成比
50人未満1件4.8%
50〜100人3件14.3%
100〜150人6件28.6%
150〜200人1件4.8%
200〜300人3件14.3%
300人以上7件33.3%

1人あたりの出資額の中央値は15万円でした。年間50万円の上限に対して31%にあたります。

投資家数は「人気」の指標ですが、株式投資型では意味が少し違います。出資した人が多いほど株主が増え、その後の資本政策が複雑になるからです。次の調達やM&Aのときに、多数の少額株主がいることが障害になる場面があります。プラットフォーム側は株主名簿の管理や信託の仕組みで対応していますが、「投資家が多いほどよい」とは限りません。

08金融・フィンテックの中で、どんなテーマが多いか

金融・フィンテックはひとつの分野ですが、中身は分かれます。募集ページに書かれた事業内容から、当サイトがさらに細かいテーマに分けました。

Fintech5社フィンテック2社ブロックチェーン2社金融2社コンテンツ制作・配信1社テクノロジー,セキュリティ,フィンテック1社ソフトウェアサービス1社AI1社M&A1社人材関連サービス1社リーガルテック1社NFT1社契約1社
  • Fintech5社
  • フィンテック2社
  • ブロックチェーン2社
  • 金融2社
  • コンテンツ制作・配信1社
  • テクノロジー,セキュリティ,フィンテック1社
  • ソフトウェアサービス1社
  • AI1社
  • M&A1社
  • 人材関連サービス1社
  • リーガルテック1社
  • NFT1社
  • 契約1社
金融・フィンテックの企業20社を、テーマで分けたもの。
テーマ企業数累計調達額この企業(例)
Fintech5社1.8億円リンクトラスト・ペイ、世界、ロングターム・インダストリアル・ディベロップメント、ビー・インフォマティカ、Avacus
フィンテック2社1.1億円Bank Invoice、エスティライフ
ブロックチェーン2社482万円SAIGATE、プレイシンク
金融2社—Egregium、Studio ENTRE NEXT
コンテンツ制作・配信1社2.6億円グッドラックスリー
テクノロジー,セキュリティ,フィンテック1社7,560万円インターメディア研究所
ソフトウェアサービス1社5,850万円OsidOri
AI1社5,000万円SAMURAI Security
M&A1社2,580万円VANDDD
人材関連サービス1社2,275万円ファクト
リーガルテック1社2,000万円ミドルマン
NFT1社—ルミアデス・ソリューション
契約1社—Social Pentagon
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09金融・フィンテックで調達した企業は、何をしている会社か

募集ページに書かれた事業内容を、調達額の大きい順にそのまま載せます。要約していません。金融・フィンテックという一つの分野の中に、どれだけ違う事業が入っているかが見えます。設立年・資本金・調達額は、前の一覧表に出しました。

グッドラックスリー ブロックチェーンのプロダクト・サービス企画 / 開発 / 運営、スマートフォンゲーム、アプリの企画 / 開発 / 運営、動画ソリューション事業

リンクトラスト・ペイ 1.スマホ決済代行・運用 2.Fintechプラットフォームシステム開発・OEM提供 3.インバウンド集客サービス等、付帯する一切のサービス

インターメディア研究所 「次世代二次元コード」を活用したプロダクト開発・販売

Bank Invoice ITを活用した事務処理サービスの提供

OsidOri 夫婦共同で家計管理・貯金ができる「家族の金融マネジメントアプリ(OsidOri)」の開発

SAMURAI Security 応援の連鎖でスポーツビジネスを改革するスポーツテックサービス「Esporta」を提供。 地域創生プロジェクト「Yell TOYAMA」を展開。

世界 ・証券デジタル化事業(海外STOコーディネート)事業 ・インターネット日本不動産販売事業 ・インバウンドマーケティング事業

ロングターム・インダストリアル・ディベロップメント AIクレジット評価/モニタリング、農家のためのエコシステム作成、農家向けの動的価格設定/販売価格保証、シェアドライブ、(フィリピン現地法人における)農業ファイナンス・農作物売買 など

エスティライフ Personal Financial Database Platform 事業

VANDDD M&Aディールメーカー事業 企業価値算定事業

ファクト 一般労働者派遣事業(般13-305388) 有料職業紹介事業(13-ユ-303195) 業務請負業 イベント企画・制作業務 飲食業

ミドルマン ・第三者委員オンライン_福祉事業苦情解決サポート ・dialogbox_内部通報システム ・Teuchi_ODR(Online Dispute Resolution)システム

SAIGATE エンターテイメント関連事業

ルミアデス・ソリューション NFTを投機目的のプロダクトではなく、埋もれていた権利や価値を可視化し、流通させるためのインフラとして再定義

Egregium ロボアド「ProPort」の運営

Social Pentagon 「利用規約」や「プライバシーポリシー」などの約款の要点を5つのポイントに絞って要約するサービス「Social Pentagon DIGEST(SPD)」を提供

Studio ENTRE NEXT スタートアップスタジオ

ビー・インフォマティカ 新興国向けのマイクロファイナンス事業を手掛けるベンチャー企業

Avacus 暗号資産CtoCプラットフォーム「Avacus(アバカス)」の運営

プレイシンク ブロックチェーン技術を用いてポイントプログラムの課題を解決し、世界中で利用可能なロイヤリティ(顧客優待)プログラムの構築を目指しているスタートアップ

10金融・フィンテックの募集は、いつ多かったか

募集の開始年で数え直します。その分野に資金が集まった時期が分かります。

047220173201832019720206202122022120231202432025
  • 20172
  • 20183
  • 20193
  • 20207
  • 20216
  • 20222
  • 20231
  • 20241
  • 20253
金融・フィンテックの募集件数の推移(募集開始年)。
年募集件数成立不成立調達額の合計投資家数の合計
2025年3件0件0件—0人
2024年1件0件0件—0人
2023年1件1件1件—0人
2022年2件2件1件580万円41人
2021年6件6件0件2.4億円1,371人
2020年7件6件0件2.4億円1,573人
2019年3件3件0件8,320万円537人
2018年3件3件0件6,057万円688人
2017年2件2件0件7,435万円394人
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件数の増減は、その分野が注目された時期を表します。ただし、注目された時期に募集された案件がうまくいったかどうかは別の話です。むしろ資金が集まりやすい時期ほど、評価額が高めに置かれる傾向があります。

11金融・フィンテックは、どのプラットフォームで募集されたか

プラットフォームによって、扱う分野の偏りがあります。

プラットフォームこの分野の募集成立不成立成立率調達額の合計1件あたりの中央値
FUNDINNO23件19件2件100%6.4億円3,300万円
CF Angels4件4件0件100%7,560万円1,985万円
イークラウド1件0件0件0%——
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プラットフォームを選ぶときに見るのは、扱う分野より募集の頻度と、募集ページの情報量です。同じ会社の株式を複数のプラットフォームで買えるわけではないので、興味のある分野の募集が多いところに登録しておく、という選び方になります。

12金融・フィンテックで、募集が成立しなかった2件

株式投資型では、募集額の下限(目標額)に届かないと不成立になります。不成立の場合、出資金は投資家に返ります。損は出ませんが、「この会社に出したい」という判断が実現しなかったことになります。

不成立になった募集は、エンターテインメント領域の起業を成功に導くプロフェッ、統計心理学で与信のスコアリング。「金融アクセスを平等です。前の一覧表で、結果の列を見てください。

金融・フィンテックの成立率は92.0%です。分野ごとの成立率を並べます。

金融・フィンテック91%食・農林水産85%不動産・建設・まちづくり84%モビリティ・物流83%AI・データ81%IoT・ロボット・ハードウェア78%人材・教育77%エネルギー・環境・素材74%医療・ヘルスケア・バイオ72%小売・EC・D2C70%プラットフォーム・その他70%旅行・スポーツ・生活サービス68%IT・ソフトウェア64%広告・メディア・エンタメ61%
  • 金融・フィンテック91%
  • 食・農林水産85%
  • 不動産・建設・まちづくり84%
  • モビリティ・物流83%
  • AI・データ81%
  • IoT・ロボット・ハードウェア78%
  • 人材・教育77%
  • エネルギー・環境・素材74%
  • 医療・ヘルスケア・バイオ72%
  • 小売・EC・D2C70%
  • プラットフォーム・その他70%
  • 旅行・スポーツ・生活サービス68%
  • IT・ソフトウェア64%
  • 広告・メディア・エンタメ61%
分野ごとの成立率(成立÷(成立+不成立))。
分野募集件数成立不成立成立率
金融・フィンテック28件21件2件91.3%
食・農林水産96件71件13件84.5%
不動産・建設・まちづくり25件21件4件84.0%
モビリティ・物流8件5件1件83.3%
AI・データ33件25件6件80.6%
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成立率の差は、その分野が有望かどうかではなく、投資家が理解しやすいかどうかを表している面があります。事業の中身が分かりやすい分野は集まりやすく、専門的な分野は説明の負担が大きくなります。

13金融・フィンテックで、複数回調達している8社

1社が何度も募集することがあります。2回目以降の募集では、前回の株価と比べられるのが投資家にとっての利点です。上がっていれば事業が進んだ証拠になり、下がっていれば(ダウンラウンド)何かがうまくいかなかったことになります。

企業募集回数成立不成立累計調達額直近プレバリュー初回直近
グッドラックスリー5回4件0件2.6億円38.7億円2019-112026-04
インターメディア研究所4回4件0件7,560万円12.2億円2020-092022-07
SAMURAI Security3回1件1件5,000万円7.8億円2021-092026-05
リンクトラスト・ペイ2回2件0件9,350万円3億円2019-092020-10
Bank Invoice2回2件0件7,435万円4.8億円2017-042017-11
OsidOri2回1件1件5,850万円6.3億円2021-052022-06
ロングターム・インダストリアル・ディベロップメント2回2件0件3,402万円6億円2021-042021-11
ファクト2回1件1件2,275万円8.6億円2018-032023-12
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株価がどう動いたかは、前の一覧表の「株価」と「プレバリュー」の列で同じ企業の行を並べると読めます。2回目の株価が1回目より低ければ、ダウンラウンドです。

14金融・フィンテックの募集に、税の優遇と投資家特典はどれだけ付いていたか

株式投資型には、一定の要件を満たす企業への投資についてエンジェル税制という所得税の優遇があります。金融・フィンテックの28件での適用状況です。制度そのものの中身はエンジェル税制の使い方に書きました。

エンジェル税制の区分件数構成比
適用なし14件50.0%
B9件32.1%
A5件17.9%

投資家特典が付いていた募集は3件です。内容は前の一覧表の「特典」の列に出しました。自社の商品やサービスの割引・提供が中心で、金額としては小さいので、特典を理由に投資先を選ぶのは順序が逆です。

15集めたお金を、何に使うと書いてあったか

募集ページに書かれた資金使途を数えます。金融・フィンテックの28件から拾いました。

広告宣伝費4件開発人件費3件人件費3件営業人件費2件ツール開発及び製造費用2件研究開発部門の人件費2件営業貸付金2件地代家賃2件ハイパーカジュアルゲーム制作費1件自販機端末購入費1件QRコード決済端末開発費1件Gridworkシリーズの開発費用1件開発費(開発人件費)1件採用人件費1件管理人件費1件システム開発費1件
  • 広告宣伝費4件
  • 開発人件費3件
  • 人件費3件
  • 営業人件費2件
  • ツール開発及び製造費用2件
  • 研究開発部門の人件費2件
  • 営業貸付金2件
  • 地代家賃2件
  • ハイパーカジュアルゲーム制作費1件
  • 自販機端末購入費1件
  • QRコード決済端末開発費1件
  • Gridworkシリーズの開発費用1件
  • 開発費(開発人件費)1件
  • 採用人件費1件
  • 管理人件費1件
  • システム開発費1件
金融・フィンテックの募集で書かれていた資金使途。
使途件数この使途が多いことの意味
広告宣伝費4件売上を作るための費用。止めると売上も止まりやすい
開発人件費3件作るための費用。時間がかかるが、資産が残る
人件費3件人を増やす費用。固定費が増える
営業人件費2件人を増やす費用。固定費が増える
ツール開発及び製造費用2件作るための費用。時間がかかるが、資産が残る
研究開発部門の人件費2件作るための費用。時間がかかるが、資産が残る
営業貸付金2件—
地代家賃2件—
ハイパーカジュアルゲーム制作費1件—
自販機端末購入費1件—
QRコード決済端末開発費1件作るための費用。時間がかかるが、資産が残る
Gridworkシリーズの開発費用1件作るための費用。時間がかかるが、資産が残る
開発費(開発人件費)1件作るための費用。時間がかかるが、資産が残る
採用人件費1件人を増やす費用。固定費が増える
管理人件費1件人を増やす費用。固定費が増える
システム開発費1件作るための費用。時間がかかるが、資産が残る
開発外注費1件作るための費用。時間がかかるが、資産が残る
サーバー費1件—
案件創出費用1件—
事業開発費用1件作るための費用。時間がかかるが、資産が残る

資金使途は、その会社が何で詰まっているかを表します。広告費が中心なら、「売れる商品はあるが、知られていない」という状態です。開発費が中心なら、「まだ売るものが完成していない」ということです。どちらが良いという話ではなく、リスクの種類が違うという話です。

16金融・フィンテックの会社を見るときに、特に効く論点

登録・許可が要る。取れているかどうかが最大の分岐。この分野に共通して効く確認を並べます。

論点なぜ効くか募集ページで確かめること
必要な登録資金移動業、前払式支払手段、貸金業、金商業のどれか登録の有無と番号
自己資本規制業種によっては資本の要件がある満たしているか
セキュリティ事故が1回で致命的になる体制と監査
提携先銀行・カード会社との提携が事業の前提か契約の段階
規制の変更制度が変わると事業が成り立たなくなることがある規制への依存度

これに加えて、株式投資型ではどの分野でも共通して効く確認があります。

共通の確認確かめ方
直近の売上と損益募集ページの業績。売上がゼロなら、評価は期待だけで置かれている
いつまでの資金か調達額と、月々の費用(バーンレート)の関係
次の調達の計画この資金の次はどうするのか
経営陣の経歴その事業を進められる人かどうか
既存株主VCが入っているか。入っていれば一度は審査を受けている
上場・M&Aの目標時期書いてあるか。書いてあっても計画にすぎない
株主構成と、調達後の持分自分の持分がどれだけ薄まるか

17金融・フィンテックの数字を、どこから取ったか

国内の株式投資型クラウドファンディングのプラットフォームで公表された募集情報から、金融・フィンテックに当たる28件・20社を抜き出しました。

項目内容
この分野の募集28件
この分野の企業20社
集めた募集の総数839件(全分野)
分野の分け方募集ページの事業内容から当サイトが分類。公式の分類ではない
取れた項目目標額、上限額、調達額、投資家数、株価、プレバリュー、エンジェル税制の区分、投資家特典、資金使途、募集期間
取れなかった項目調達後の業績、株式の現在の価値、EXITの見込み

限界は、調達したあとに何が起きたかが分からないことです。未上場企業には決算の公開義務がありません。この記事に出ているのは募集の時点までの数字で、投資の結果ではありません。金融・フィンテックで上場やM&Aに至った例があるかは、EXITの実績にまとめました。

18調達額とプレバリューの比で、金融・フィンテックの募集を並べ直す

いちばん効くのは調達額とプレバリューの比です。プレバリュー5億円の会社が3,000万円を集めるなら、発行する株式は全体の約6%。既存株主の持分がその分だけ薄まります。この比が大きいほど、会社にとっては重い調達だということです。

募集企業プレバリュー調達額調達額÷プレバリュー投資家数
次世代リーガルサービス!少額トラブルはオンライン上で“弁護士がジャッジ”してスピード解決ミドルマン9,000万円2,000万円22.2%128人
世界中のQRコード決済をひとつに。独自プラットフォームでキャッシュレスを進化させる!!リンクトラスト・ペイ2.5億円4,740万円18.7%330人
【第2回】世界中のQRコード決済をひとつに。独自デバイスで様々な設備を簡単にキャッシュレリンクトラスト・ペイ3億円4,610万円15.4%295人
—SAMURAI Security3.6億円5,000万円13.7%337人
〈累計調達額約1.9億円〉家族のお金の「管理」から「金融アクション」までをスマホ1つで可OsidOri4.3億円5,850万円13.5%395人
世界中の投資家が日本企業に投資!証券デジタル化で10億円超えの資金調達を可能にするフィン世界3.8億円5,000万円13.3%342人
第2回 FinTech最前線!!! 経理業務の95%の削減を目指す!Bank Invoice4.8億円5,975万円12.6%307人
FinTech最前線!!! 経理業務の95%の削減を目指す!Bank Invoice1.7億円1,460万円8.5%87人
資産運用を快適に!資産形成プラットフォーム「TOBILIFE(トビライフ)」エスティライフ5.5億円3,300万円5.9%218人
国際機関も注目のFinTechベンチャー!〈金融×流通×AI〉で世界中の農業を“デジタルロングターム・インダストリアル・ディベロップメント3億円1,701万円5.7%132人
国内127万社の事業承継問題を救う!M&A業務のワンストップソリューション「VANDDDVANDDD4.7億円2,580万円5.5%147人
【異色の研究開発スタートアップが挑む】「次世代二次元コード」で実現する、新しい情報伝達とインターメディア研究所10.4億円2,960万円2.8%171人
HRTech × FinTechで働き方に風穴を開ける!ファクト8億円2,275万円2.8%123人
【第2回】〜サービスついに開始〜〈金融×流通×AI〉で世界中の農業を“デジタル農協”化!ロングターム・インダストリアル・ディベロップメント6億円1,701万円2.8%118人
【特許技術で世界展開を目指す!】「次世代二次元コード」でアナログと融合するIoT、新たなインターメディア研究所10.8億円3,010万円2.8%149人
第2回!NEXTユニコーン「グッドラックスリー」!ブロックチェーン技術を進化させ、バーチグッドラックスリー32.4億円8,910万円2.8%578人
第3回!NEXTユニコーン「グッドラックスリー」!ブロックチェーン技術を進化させ、バーチグッドラックスリー36.7億円6,999万円1.9%240人
【異色の研究開発スタートアップが挑む】「次世代二次元コード」で実現する、新しい情報伝達とインターメディア研究所10.4億円1,010万円1.0%59人
ブロックチェーン技術でコンテンツ産業の煩雑な仕組みを管理「SAIプラットフォーム」SAIGATE7億円482万円0.7%347人
【革新的な特許技術「次世代二次元コード」!】圧倒的な技術力を強みに、世界進出を目指す!インターメディア研究所12.2億円580万円0.5%41人
NEXTユニコーン「グッドラックスリー」!ブロックチェーン技術を進化させ、バーチャル世界グッドラックスリー32.3億円1,000万円0.3%60人
横にスクロールすると残りの列が見えます

金融・フィンテックでは、この比の中央値は5.5%でした。最大は22.2%、最小は0.3%です。

比が小さい募集は、「会社の評価に対して、少しだけ株を出した」ということです。投資家から見れば、同じ金額を出しても持てる割合が小さいことになります。比が大きい募集は逆で、持てる割合は大きいが、会社にとっては次の調達の余地が減ります。

19よくある質問

金融・フィンテックの募集は何件ありましたか。

当サイトが集めた839件のうち、28件でした。調達した企業は20社です。

成立しなかったらお金はどうなりますか。

返ります。募集額の下限に届かないと不成立になり、出資金は投資家に戻ります。

投資した株式は途中で売れますか。

原則として売れません。未上場株式には譲渡制限があり、市場もありません。

いくらまで投資できますか。

1社あたり年間50万円までです。金商法で決まっている上限で、複数の会社に出せば合計はもっと大きくなります。

エンジェル税制は自動で使えますか。

使えません。確定申告が必要で、発行会社から交付される確認書などの書類が要ります。

20この記事の数字は、どこから取ったか

会社名を挙げて処分や事故を書くにあたっては、照合を法人番号の完全一致に限りました。社名の部分一致で突き合わせると、似た社名の別会社の記録を拾ってしまいます。当サイトが実際に試したところ、82件が一致したように見えてそのほとんどが別会社でした。

できていないことも書きます。不動産特定共同事業者への監督処分は国土交通省・都道府県の所管で、この事例集には含まれていません。また償還後の実績は、事業型を除いてどの事業者も公表していないため、不動産型・融資型については「戻らなかった件数」を外から数えられません。

数字はいずれも元本を保証するものではなく、この記事は特定の商品の勧誘ではありません。

自分の数字で確かめる:分けて買うと安心?

はじめての人へ

1つの案件に全部入れず、いくつかに分けて買うと、1件で損が出たときの痛みが小さくなります。

分けて減るのは「1件の事故」の影響です。金利の上昇や不動産価格の下落のように、すべての案件に同時に効く損は、件数を増やしても減りません。同じ事業者の案件を何件買っても、事業者の倒産には備えられません。

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