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リートのLTV(負債比率)の目安|57銘柄の分布と、借入の返済が集中する年

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01先に結論

57銘柄の直近の決算期のLTV(有利子負債÷総資産)は、中央値46.8%、最も低い三井不動産ロジスティクスパークで38.1%、最も高いスターツプロシードで53.6%でした。

57銘柄の有報の借入金明細表・投資法人債明細表にある借入9,342本・投資法人債293本、残高の合計111,319億円を、返済期限の年ごとに集計しました。

返済期限が来た借入は、新しい借入や投資法人債で借り換えるか、増資・物件の売却の資金で返します。借り換えた分はそのときの金利で利息が決まり直すので、金利が上がる局面では、返済期限の集中する年に利息の増加が表れます。

02LTVとは何か、どこに載っているか

LTV(Loan to Value)は、借入金と投資法人債の合計(有利子負債)を、総資産で割った比率です。家を買うときの「頭金の割合」の反対で、どれだけ借りて物件を持っているかを示します。

有報の「主要な経営指標等の推移」に「総資産有利子負債比率(LTV)」として載せている銘柄と、載せていない銘柄があります。57銘柄のうち、この表に載っていたのは40銘柄でした。載っていない銘柄(表の※)は、有報の借入金明細表と投資法人債明細表の合計(貸借対照表の残高と一致することを確かめてあります)を総資産で割りました。

銘柄によっては、分母に総資産ではなく鑑定評価額を使った「鑑定LTV」をIR資料で示していることもあります。含み益がある銘柄では、鑑定LTVは総資産ベースより低く出ます。この記事は総資産ベースでそろえています。

03LTVの分布

014290銘柄35%未満2銘柄35〜40%17銘柄40〜45%29銘柄45〜50%9銘柄50〜55%0銘柄55〜100%
  • 35%未満0銘柄
  • 35〜40%2銘柄
  • 40〜45%17銘柄
  • 45〜50%29銘柄
  • 50〜55%9銘柄
  • 55〜100%0銘柄
57銘柄の直近の決算期のLTV

LTVの高い15銘柄と、低い10銘柄です。

銘柄LTV負債比率有利子負債加重平均金利貸し手の数投資法人債固定金利比率(有報の記載)
スターツプロシード53.6%55.3%559億円1.328%174本—
グローバル・ワン不動産53.2%58.0%1,266億円1.288%176本—
コンフォリア・レジデンシャル52.8%54.8%1,885億円0.957%228本82.9%
ヘルスケア&メディカル52.5%56.4%466億円1.093%161本—
産業ファンド52.0%※56.3%2,942億円0.893%226本—
いちごオフィスリート51.6%※58.0%1,266億円1.154%145本—
三井不動産アコモデーションファンド51.3%※53.8%1,697億円0.733%314本—
大和証券リビング51.1%※53.0%2,047億円1.113%305本51.7%
サムティ・レジデンシャル50.9%52.4%916億円1.269%272本—
MIRARTH不動産49.9%53.0%959億円1.230%240本—
サンケイリアルエステート49.8%54.3%495億円0.897%110本—
インヴィンシブル49.2%50.2%3,487億円1.462%248本—
アドバンス・レジデンス49.2%50.7%2,452億円0.796%329本—
みらい49.1%54.1%940億円1.010%195本—
マリモ地方創生リート48.9%56.0%333億円1.629%190本—
日本プライムリアルティ43.2%49.1%2,430億円0.934%708本84.2%
東急リアル・エステート43.0%49.0%1,055億円0.890%215本—
三菱地所物流リート42.6%※45.7%1,223億円0.760%302本—
福岡リート42.4%50.0%964億円0.834%212本—
イオンリート41.8%※45.9%1,879億円1.158%236本—
星野リゾート・リート40.8%43.1%1,050億円1.283%334本—
セントラル・リート40.7%46.1%199億円1.265%151本—
日本プロロジスリート40.5%44.5%3,623億円0.818%2111本—
阪急阪神リート39.8%52.4%868億円0.957%295本—
三井不動産ロジスティクスパーク38.1%41.5%2,102億円0.627%293本—
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加重平均金利は、借入金明細表の各借入の利率を残高で重み付けした平均です(投資法人債は含みません)。貸し手の数は、借入金明細表に出てくる金融機関の数です。固定金利比率は、有報の本文に比率が書かれている8銘柄だけ載せました。明細の1本ずつの固定・変動は全体の3割ほどしか分からないため、当サイトが計算した比率は出していません。

04LTVの高い銘柄に共通すること

銘柄数LTV(中央値)総資産(中央値)加重平均金利(中央値)貸し手の数(中央値)利益率(中央値)上場年(中央値)うち複合型
LTVの低い3分の119銘柄43.2%3,853億円0.900%2742.8%2013年7銘柄
真ん中19銘柄46.8%4,112億円1.109%2145.8%2012年10銘柄
LTVの高い3分の119銘柄49.9%2,455億円1.093%2045.6%2013年7銘柄
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0.63381.00451.3852LTV(%)借入の加重平均金利(%)
LTVと、借入金明細から計算した加重平均金利(軸から外れる8社は端に寄せています)

LTVと加重平均金利の順位相関は0.32(57銘柄、弱い関係(正の向き))、LTVと総資産の順位相関は-0.22(弱い関係(負の向き))でした。借入の比率が高い銘柄ほど金利が高い、という形は、この横断のデータではっきりとは出ていません。金利の水準は、借りた時期と期間(長く固定するほど高い)にも左右されるためです。

LTVの高い3分の1の19銘柄:日本リート・積水ハウス・リート・Oneリート・平和不動産リート・マリモ地方創生リート・みらい・アドバンス・レジデンス・インヴィンシブル・サンケイリアルエステート・MIRARTH不動産・サムティ・レジデンシャル・大和証券リビング・三井不動産アコモデーションファンド・いちごオフィスリート・産業ファンド・ヘルスケア&メディカル・コンフォリア・レジデンシャル・グローバル・ワン不動産・スターツプロシード。

0510期のあいだにLTVはどれだけ動いたか

10期のあいだのLTVの幅(最高−最低)が大きい12銘柄です。全銘柄の10期の値は、後の節の表に載せています。

銘柄載っている期最初の期直近の期最低最高幅(ポイント)
日本ホテル&レジデンシャル10期2021年11月:38.1%2026年5月:46.8%30.0%46.8%16.8
阪急阪神リート10期2021年11月:39.3%2026年5月:39.8%39.3%50.3%11.0
グローバル・ワン不動産10期2021年9月:47.1%2026年3月:53.2%44.4%53.2%8.8
三井不動産ロジスティクスパーク10期2021年7月:33.6%2026年1月:38.1%33.1%41.4%8.3
ジャパン・ホテル・リート5期2021年12月:41.8%2025年12月:46.7%40.8%46.7%5.9
SOSiLA物流リート10期2021年11月:40.1%2026年5月:43.9%38.5%43.9%5.4
星野リゾート・リート10期2021年10月:38.1%2026年4月:40.8%35.5%40.8%5.3
セントラル・リート10期2021年8月:36.1%2026年2月:40.7%36.1%41.0%4.9
大和証券オフィス10期2021年11月:41.9%2026年5月:46.8%41.9%46.8%4.9
ヘルスケア&メディカル10期2021年7月:48.1%2026年1月:52.5%48.1%52.5%4.4
MIRARTH不動産10期2021年8月:46.0%2026年2月:49.9%46.0%49.9%3.9
平和不動産リート10期2021年11月:44.7%2026年5月:48.5%44.7%48.5%3.8
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40銘柄のうち、最初の期より直近の期のLTVが高いのは36銘柄でした。幅の中央値は2.8ポイント、最も大きく動いた銘柄で16.8ポイントです。LTVが上がるのは、増資をせずに借入で物件を買い増したときや、利益を上回る分配で純資産が減ったときです。下がるのは、増資や物件の売却で借入を返したときです。

06LTVと負債比率の違い

当サイトの一覧(/reit/)に載せている「負債比率」は、(総資産−純資産)÷総資産で、LTVとは別物です。負債には、借入のほかに、テナントから預かっている敷金・保証金などが入るためです。

差の大きい10銘柄と、小さい5銘柄です。

銘柄LTV負債比率差(ポイント)預り敷金保証金÷総資産
阪急阪神リート39.8%52.4%12.62.6%
福岡リート42.4%50.0%7.65.2%
マリモ地方創生リート48.9%56.0%7.15.1%
ジャパンリアルエステイト44.8%51.6%6.7—
いちごオフィスリート51.6%58.0%6.44.0%
日本ビルファンド43.3%49.7%6.31.9%
東急リアル・エステート43.0%49.0%6.02.7%
日本プライムリアルティ43.2%49.1%5.92.9%
日本都市ファンド46.2%52.1%5.94.3%
Oneリート48.5%54.3%5.84.2%
スターツプロシード53.6%55.3%1.70.8%
アドバンス・レジデンス49.2%50.7%1.50.7%
サムティ・レジデンシャル50.9%52.4%1.50.3%
霞ヶ関ホテルリート46.4%47.3%1.0—
インヴィンシブル49.2%50.2%0.90.2%
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差の中央値は4.3ポイントでした。オフィスと商業施設の比率の合計と、この差の順位相関は0.75(強い関係(正の向き))です。預り敷金はテナントが退去するときに返すお金で、利息はかかりませんが、返す義務のある負債です。

07大きく動いた銘柄の10期

10期のあいだにLTVが5ポイント以上動いた銘柄の、10期前から直近までの値です(左が古い期。1年決算の銘柄は5期分)。

銘柄9期前8期前7期前6期前5期前4期前3期前2期前1期前直近
SOSiLA物流リート40.1%39.0%38.5%42.0%42.2%42.4%42.4%43.7%43.6%43.9%
日本ホテル&レジデンシャル38.1%34.2%31.3%30.0%36.4%36.0%35.6%43.4%42.9%46.8%
三井不動産ロジスティクスパーク33.6%33.1%36.5%35.9%38.6%36.4%40.6%41.4%39.3%38.1%
星野リゾート・リート38.1%35.5%36.2%36.7%39.0%38.8%38.6%39.4%39.5%40.8%
ジャパン・ホテル・リート—————41.8%41.4%40.8%41.1%46.7%
阪急阪神リート39.3%48.6%40.6%48.4%40.2%40.4%50.2%39.9%50.3%39.8%
グローバル・ワン不動産47.1%47.4%47.4%46.0%47.8%45.9%45.2%44.4%44.4%53.2%
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LTVが上がるのは借入で物件を買い増したとき、下がるのは増資や物件の売却で借入を返したときです。合併の期は、相手の投資法人の借入と物件をまとめて引き継ぐので、大きく動くことがあります。

08借入の中身(短期・長期・投資法人債)

貸借対照表の科目で、有利子負債を「短期借入金」「1年内に返す長期借入金」「長期借入金」「投資法人債(1年内償還分を含む)」に分けました(直近期)。

0132615%未満125〜10%2610〜15%1015〜20%820%以上
  • 5%未満1
  • 5〜10%12
  • 10〜15%26
  • 15〜20%10
  • 20%以上8
有利子負債のうち1年内に返済期限が来る長期借入金の比率(銘柄数)

1年内に返済期限の来る長期借入金の比率が高い12銘柄:

銘柄有利子負債短期借入金1年内返済の長期借入金長期借入金投資法人債
東海道リート327億円—35.8%64.2%—
サンケイリアルエステート495億円—33.1%66.9%—
エスコンジャパンリート343億円—28.0%72.0%—
いちごホテルリート380億円—26.8%73.2%—
日本ホテル&レジデンシャル330億円0.9%24.7%74.4%—
MIRARTH不動産959億円—23.2%76.8%—
マリモ地方創生リート333億円—22.3%77.7%—
セントラル・リート199億円—21.9%73.1%5.0%
KDX不動産5,844億円2.3%19.6%73.3%4.8%
CREロジスティクスファンド699億円—19.5%74.8%5.7%
みらい940億円—19.1%74.3%6.6%
トーセイ・リート435億円1.4%18.9%77.5%2.3%
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短期借入金を持つ銘柄は21銘柄、投資法人債を発行している銘柄は49銘柄でした。「1年内返済の長期借入金」は、長く借りた借入のうち返済期限が1年以内に来たものです。この比率が高いほど、近いうちに借り換えが必要になり、そのときの金利で利息が決まり直します。

09誰から借りているか

57銘柄の借入金明細表9,342本(残高の合計103,425億円)を、借入先ごとに合計しました(上位25)。1本の借入に複数の金融機関が連名で書かれているものは、金額を分けられないので「協調融資」としてまとめています。

借入先残高の合計比率本数貸している銘柄の数
三菱UFJ銀行18,259億円17.7%1,114本47銘柄
三井住友銀行16,411億円15.9%1,132本55銘柄
みずほ銀行14,350億円13.9%1,099本55銘柄
三井住友信託銀行10,120億円9.8%807本47銘柄
日本政策投資銀行6,935億円6.7%511本44銘柄
りそな銀行4,011億円3.9%564本48銘柄
SBI新生銀行3,756億円3.6%486本47銘柄
農林中央金庫3,252億円3.1%250本32銘柄
福岡銀行2,567億円2.5%347本50銘柄
みずほ信託銀行2,564億円2.5%327本38銘柄
あおぞら銀行2,071億円2.0%334本40銘柄
信金中央金庫1,929億円1.9%141本28銘柄
西日本シティ銀行1,162億円1.1%200本49銘柄
協調融資(複数の金融機関の連名)947億円0.9%68本6銘柄
七十七銀行842億円0.8%140本41銘柄
山口銀行790億円0.8%111本25銘柄
千葉銀行680億円0.7%125本35銘柄
日本生命保険相互会社632億円0.6%63本22銘柄
第四北越銀行616億円0.6%67本20銘柄
中国銀行541億円0.5%61本18銘柄
関西みらい銀行453億円0.4%83本31銘柄
住友生命保険(相)450億円0.4%13本1銘柄
群馬銀行351億円0.3%47本20銘柄
三井住友海上火災保険338億円0.3%42本15銘柄
伊予銀行336億円0.3%49本15銘柄
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三菱UFJ・三井住友・みずほの3行で47.4%、三井住友信託銀行と日本政策投資銀行を足すと63.9%でした。借入先は全部で140(協調融資を1つと数えて)あり、地方銀行・信用金庫の中央機関・生命保険会社も貸し手に入っています。

10利息の重さ

損益計算書の支払利息(投資法人債の利息を含む)を、同じ期の賃貸NOIで割りました。NOIのうち何%が利息に消えているかです。LTVが同じでも、NOIに対する利息の比率が高い銘柄ほど、金利の上昇が分配金に出やすくなります。

NOIに対する利息の比率が高い15銘柄です。

銘柄LTV支払利息(1年換算)賃貸NOI(1年換算)支払利息÷賃貸NOI
スターツプロシード53.6%8億円56億円15.1%
グローバル・ワン不動産53.2%11億円81億円14.1%
積水ハウス・リート48.4%27億円191億円14.0%
マリモ地方創生リート48.9%5億円40億円13.7%
平和不動産リート48.5%17億円129億円13.5%
MIRARTH不動産49.9%11億円85億円12.8%
日本ホテル&レジデンシャル46.8%5億円41億円12.8%
サムティ・レジデンシャル50.9%11億円90億円12.1%
東海道リート48.1%4億円36億円11.8%
スターアジア不動産47.3%17億円150億円11.6%
いちごオフィスリート51.6%14億円120億円11.4%
ジャパンエクセレント45.5%16億円142億円11.3%
エスコンジャパンリート45.6%5億円42億円11.1%
CREロジスティクスファンド44.7%8億円73億円10.9%
NTT都市開発リート47.9%14億円129億円10.7%
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支払利息÷賃貸NOIの中央値は9.5%でした。金利が上がったときに、借り換えが進むにつれて分配金の何%にあたる利息が増えるかは、リートの金利上昇の記事で、借入1本ごとの返済期限から1年・3年・5年に分けて計算しています。

11用途別・スポンサー別に見たLTV

銘柄の分類(用途)と、資産運用会社の筆頭株主の業種ごとに、LTVの中央値を出しました。

分け方区分銘柄数LTVの中央値最低最高
用途オフィス特化846.5%43.3%53.2%
用途住宅特化651.1%48.4%53.6%
用途物流特化944.2%38.1%52.0%
用途ホテル特化646.7%40.8%49.2%
用途商業特化341.8%39.8%45.6%
用途複合2447.0%40.7%51.1%
スポンサー不動産会社系2746.8%38.1%53.6%
スポンサー外資系846.4%40.5%52.0%
スポンサー商社系544.4%43.9%49.2%
スポンサー金融系648.4%46.8%53.2%
スポンサー電鉄系340.7%39.8%43.0%
スポンサー住宅メーカー系246.0%43.5%48.4%
スポンサー事業会社系546.8%40.8%52.5%
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区分ごとの銘柄数が少ないものは、1銘柄の値で中央値が大きく動きます。

12含み益を足した「鑑定LTV」の近似

総資産の代わりに、物件の鑑定評価額を使って計算し直すと、含み益のある銘柄ほどLTVは低く出ます。有報の物件表の鑑定評価額の合計から、貸借対照表の有形固定資産と無形固定資産(借地権など)の合計を引いた額を「含み益」とみなし、総資産に足した額で有利子負債を割りました。物件の帳簿価額を固定資産の合計で近似しているので、各銘柄がIR資料で示す鑑定LTVとは少しずれます。

総資産ベースと鑑定ベースの差が大きい12銘柄です。

銘柄LTV(総資産ベース)含み益(近似)鑑定LTV(近似)差(ポイント)
三井不動産アコモデーションファンド51.3%1,923億円32.5%18.9
アドバンス・レジデンス49.2%2,906億円31.1%18.1
日本ロジスティクスファンド44.2%1,623億円27.7%16.4
積水ハウス・リート48.4%2,522億円33.9%14.5
オリックス不動産46.8%2,702億円34.3%12.5
コンフォリア・レジデンシャル52.8%1,092億円40.4%12.4
GLP45.5%3,212億円33.2%12.3
日本プロロジスリート40.5%3,869億円28.3%12.2
東急リアル・エステート43.0%957億円31.0%12.0
インヴィンシブル49.2%2,187億円37.6%11.6
NTT都市開発リート47.9%988億円36.2%11.6
ジャパン・ホテル・リート46.7%1,871億円35.3%11.4
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総資産ベースと鑑定ベースの差は中央値8.6ポイントでした。含み益はいつでも実現できるものではないので、借入の安全さを見るときは、両方の数字を並べて見るのが無難です。

13投資法人債という借り方

銀行からの借入のほかに、投資法人債(投資法人が発行する社債)で資金を集める銘柄があります。57銘柄のうち49銘柄が、合わせて293本・7,893億円の投資法人債を残高として持っていました。

本数残高の合計利率の加重平均返済(償還)までの残りの年数の中央値
借入金9,342本103,425億円0.954%2.6年
投資法人債293本7,893億円0.792%3.3年
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投資法人債は、銀行の借入より返済までの期間が長いものが多く、借り換えの時期を分散させる役に立ちます。残りの年数は当サイトの取得日(2026-10-19)から数えています。

14規模・上場年で分けたLTV

総資産の大きさ(5つの帯)と、上場の年代で分けて、LTVと借入の加重平均金利の中央値を出しました。

分け方区分銘柄数LTVの中央値加重平均金利の中央値貸し手の数の中央値
総資産1,000億円未満1047.3%1.281%14
総資産1,000億〜2,000億円848.8%1.085%20
総資産2,000億〜4,000億円1547.3%0.933%21
総資産4,000億〜8,000億円1646.8%0.917%26
総資産8,000億円以上844.5%0.838%34
上場2001〜2005年1745.8%0.933%29
上場2006〜2010年1049.2%1.003%24
上場2011〜2015年1547.1%1.021%21
上場2016年以降1546.4%1.230%17
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総資産8,000億円以上の銘柄の加重平均金利の中央値は0.838%、1,000億円未満は1.281%でした。貸し手の数の中央値も、それぞれ34と14です。規模の大きい銘柄の方が、低い金利で、多くの金融機関から借りていました。

15加重平均金利の分布

0102100.6%未満90.6〜0.8%210.8〜1.0%91.0〜1.2%141.2〜1.4%41.4%以上
  • 0.6%未満0
  • 0.6〜0.8%9
  • 0.8〜1.0%21
  • 1.0〜1.2%9
  • 1.2〜1.4%14
  • 1.4%以上4
借入金明細から計算した加重平均金利(銘柄数)

57銘柄の借入の加重平均金利は、中央値0.957%、最も低い銘柄で0.627%、最も高い銘柄で1.629%でした。明細の利率は、借入を実行したときの利率か、決算期末時点の利率です。変動金利の借入は金利の見直しのたびに変わり、固定金利の借入は満期まで変わりません。この差があるので、同じ時点でも銘柄ごとに加重平均金利が大きく違います。

16銘柄ごとの借入の姿

全銘柄の、LTVの水準と10期の幅、借入の本数・貸し手・金利、1年以内に返済期限が来る割合です(LTVの高い順)。

スターツプロシード 直近のLTVは53.6%(10期で50.4%〜53.6%)。借入125本・投資法人債4本、貸し手は17の金融機関で、借入の加重平均金利は1.328%。

グローバル・ワン不動産 直近のLTVは53.2%(10期で44.4%〜53.2%)。借入93本・投資法人債6本、貸し手は17の金融機関で、借入の加重平均金利は1.288%。

コンフォリア・レジデンシャル 直近のLTVは52.8%(10期で50.1%〜52.8%)。借入208本・投資法人債8本、貸し手は22の金融機関で、借入の加重平均金利は0.957%。本文に書かれた固定金利の比率は82.9%。

ヘルスケア&メディカル 直近のLTVは52.5%(10期で48.1%〜52.5%)。借入77本・投資法人債1本、貸し手は16の金融機関で、借入の加重平均金利は1.093%。

産業ファンド 直近のLTVは52.0%。借入207本・投資法人債6本、貸し手は22の金融機関で、借入の加重平均金利は0.893%。

いちごオフィスリート 直近のLTVは51.6%。借入217本・投資法人債5本、貸し手は14の金融機関で、借入の加重平均金利は1.154%。

三井不動産アコモデーションファンド 直近のLTVは51.3%。借入109本・投資法人債4本、貸し手は31の金融機関で、借入の加重平均金利は0.733%。

大和証券リビング 直近のLTVは51.1%。借入197本・投資法人債5本、貸し手は30の金融機関で、借入の加重平均金利は1.113%。本文に書かれた固定金利の比率は51.7%。

サムティ・レジデンシャル 直近のLTVは50.9%(10期で49.7%〜51.3%)。借入159本・投資法人債2本、貸し手は27の金融機関で、借入の加重平均金利は1.269%。

MIRARTH不動産 直近のLTVは49.9%(10期で46.0%〜49.9%)。借入201本・投資法人債0本、貸し手は24の金融機関で、借入の加重平均金利は1.230%。

サンケイリアルエステート 直近のLTVは49.8%(10期で47.1%〜50.8%)。借入76本・投資法人債0本、貸し手は11の金融機関で、借入の加重平均金利は0.897%。

インヴィンシブル 直近のLTVは49.2%(10期で47.2%〜49.5%)。借入248本・投資法人債8本、貸し手は24の金融機関で、借入の加重平均金利は1.462%。

アドバンス・レジデンス 直近のLTVは49.2%(10期で47.3%〜49.5%)。借入219本・投資法人債9本、貸し手は32の金融機関で、借入の加重平均金利は0.796%。

みらい 直近のLTVは49.1%(10期で48.6%〜49.3%)。借入58本・投資法人債5本、貸し手は19の金融機関で、借入の加重平均金利は1.010%。

マリモ地方創生リート 直近のLTVは48.9%(10期で48.5%〜49.3%)。借入106本・投資法人債0本、貸し手は19の金融機関で、借入の加重平均金利は1.629%。

Oneリート 直近のLTVは48.5%(10期で47.1%〜48.7%)。借入86本・投資法人債5本、貸し手は20の金融機関で、借入の加重平均金利は1.021%。

平和不動産リート 直近のLTVは48.5%(10期で44.7%〜48.5%)。借入169本・投資法人債5本、貸し手は18の金融機関で、借入の加重平均金利は1.353%。

積水ハウス・リート 直近のLTVは48.4%(10期で45.0%〜48.4%)。借入339本・投資法人債7本、貸し手は23の金融機関で、借入の加重平均金利は1.034%。

日本リート 直近のLTVは48.2%(10期で48.0%〜48.4%)。借入215本・投資法人債5本、貸し手は11の金融機関で、借入の加重平均金利は0.858%。

東海道リート 直近のLTVは48.1%(10期で45.6%〜48.1%)。借入82本・投資法人債0本、貸し手は14の金融機関で、借入の加重平均金利は1.274%。

トーセイ・リート 直近のLTVは47.9%(10期で47.6%〜48.1%)。借入161本・投資法人債1本、貸し手は14の金融機関で、借入の加重平均金利は1.289%。

NTT都市開発リート 直近のLTVは47.9%。借入83本・投資法人債2本、貸し手は13の金融機関で、借入の加重平均金利は0.933%。

スターアジア不動産 直近のLTVは47.3%(10期で46.0%〜47.5%)。借入175本・投資法人債2本、貸し手は25の金融機関で、借入の加重平均金利は1.243%。

アクティビア・プロパティーズ 直近のLTVは47.1%(10期で46.0%〜47.3%)。借入207本・投資法人債8本、貸し手は21の金融機関で、借入の加重平均金利は0.899%。本文に書かれた固定金利の比率は86.3%。

ヒューリックリート 直近のLTVは46.9%。借入211本・投資法人債5本、貸し手は19の金融機関で、借入の加重平均金利は0.856%。

森トラストリート 直近のLTVは46.8%。借入147本・投資法人債9本、貸し手は29の金融機関で、借入の加重平均金利は0.859%。

日本ホテル&レジデンシャル 直近のLTVは46.8%(10期で30.0%〜46.8%)。借入41本・投資法人債0本、貸し手は17の金融機関で、借入の加重平均金利は1.573%。

大和証券オフィス 直近のLTVは46.8%(10期で41.9%〜46.8%)。借入158本・投資法人債4本、貸し手は26の金融機関で、借入の加重平均金利は1.109%。

オリックス不動産 直近のLTVは46.8%。借入181本・投資法人債6本、貸し手は32の金融機関で、借入の加重平均金利は0.998%。本文に書かれた固定金利の比率は90.8%。

いちごホテルリート 直近のLTVは46.8%。借入61本・投資法人債0本、貸し手は8の金融機関で、借入の加重平均金利は1.244%。

ジャパン・ホテル・リート 直近のLTVは46.7%(10期で40.8%〜46.7%)。借入221本・投資法人債7本、貸し手は25の金融機関で、借入の加重平均金利は1.366%。本文に書かれた固定金利の比率は80.1%。

霞ヶ関ホテルリート 直近のLTVは46.4%。借入31本・投資法人債0本、貸し手は14の金融機関で、借入の加重平均金利は1.546%。

日本都市ファンド 直近のLTVは46.2%。借入298本・投資法人債11本、貸し手は44の金融機関で、借入の加重平均金利は0.858%。

森ヒルズリート 直近のLTVは46.1%(10期で45.8%〜46.8%)。借入118本・投資法人債10本、貸し手は21の金融機関で、借入の加重平均金利は0.725%。本文に書かれた固定金利の比率は74.9%。

KDX不動産 直近のLTVは45.8%(10期で43.6%〜45.8%)。借入508本・投資法人債17本、貸し手は36の金融機関で、借入の加重平均金利は0.940%。本文に書かれた固定金利の比率は85.7%。

エスコンジャパンリート 直近のLTVは45.6%(10期で42.9%〜45.6%)。借入88本・投資法人債0本、貸し手は17の金融機関で、借入の加重平均金利は1.378%。

GLP 直近のLTVは45.5%(10期で44.1%〜45.5%)。借入308本・投資法人債16本、貸し手は28の金融機関で、借入の加重平均金利は0.787%。

ジャパンエクセレント 直近のLTVは45.5%(10期で42.0%〜45.6%)。借入66本・投資法人債13本、貸し手は14の金融機関で、借入の加重平均金利は1.357%。

ジャパンリアルエステイト 直近のLTVは44.8%。借入149本・投資法人債2本、貸し手は33の金融機関で、借入の加重平均金利は0.797%。

CREロジスティクスファンド 直近のLTVは44.7%(10期で43.0%〜44.7%)。借入129本・投資法人債2本、貸し手は17の金融機関で、借入の加重平均金利は1.149%。

ラサールロジポート 直近のLTVは44.4%(10期で41.7%〜44.4%)。借入87本・投資法人債6本、貸し手は14の金融機関で、借入の加重平均金利は0.921%。

ユナイテッド・アーバン 直近のLTVは44.4%(10期で43.0%〜45.3%)。借入176本・投資法人債5本、貸し手は36の金融機関で、借入の加重平均金利は0.900%。

野村不動産マスターファンド 直近のLTVは44.3%。借入393本・投資法人債10本、貸し手は36の金融機関で、借入の加重平均金利は0.918%。

日本ロジスティクスファンド 直近のLTVは44.2%。借入67本・投資法人債5本、貸し手は21の金融機関で、借入の加重平均金利は0.719%。

SOSiLA物流リート 直近のLTVは43.9%(10期で38.5%〜43.9%)。借入72本・投資法人債2本、貸し手は18の金融機関で、借入の加重平均金利は0.937%。

大和ハウスリート 直近のLTVは43.5%(10期で42.0%〜43.6%)。借入318本・投資法人債14本、貸し手は27の金融機関で、借入の加重平均金利は0.883%。

日本ビルファンド 直近のLTVは43.3%。借入195本・投資法人債4本、貸し手は39の金融機関で、借入の加重平均金利は0.633%。

日本プライムリアルティ 直近のLTVは43.2%(10期で40.0%〜43.6%)。借入141本・投資法人債8本、貸し手は70の金融機関で、借入の加重平均金利は0.934%。本文に書かれた固定金利の比率は84.2%。

東急リアル・エステート 直近のLTVは43.0%(10期で41.4%〜44.9%)。借入63本・投資法人債5本、貸し手は21の金融機関で、借入の加重平均金利は0.890%。

三菱地所物流リート 直近のLTVは42.6%。借入110本・投資法人債2本、貸し手は30の金融機関で、借入の加重平均金利は0.760%。

福岡リート 直近のLTVは42.4%(10期で41.2%〜44.9%)。借入105本・投資法人債2本、貸し手は21の金融機関で、借入の加重平均金利は0.834%。

イオンリート 直近のLTVは41.8%。借入240本・投資法人債6本、貸し手は23の金融機関で、借入の加重平均金利は1.158%。

星野リゾート・リート 直近のLTVは40.8%(10期で35.5%〜40.8%)。借入135本・投資法人債4本、貸し手は33の金融機関で、借入の加重平均金利は1.283%。

セントラル・リート 直近のLTVは40.7%(10期で36.1%〜41.0%)。借入74本・投資法人債1本、貸し手は15の金融機関で、借入の加重平均金利は1.265%。

日本プロロジスリート 直近のLTVは40.5%(10期で37.6%〜40.5%)。借入256本・投資法人債11本、貸し手は21の金融機関で、借入の加重平均金利は0.818%。

阪急阪神リート 直近のLTVは39.8%(10期で39.3%〜50.3%)。借入116本・投資法人債5本、貸し手は29の金融機関で、借入の加重平均金利は0.957%。

三井不動産ロジスティクスパーク 直近のLTVは38.1%(10期で33.1%〜41.4%)。借入262本・投資法人債3本、貸し手は29の金融機関で、借入の加重平均金利は0.627%。

17返済期限の年ごと

返済期限の年本数残高比率加重平均の利率
2026年1,051本12,303億円11.1%0.693%
2027年1,481本15,924億円14.3%0.708%
2028年1,613本16,942億円15.2%0.797%
2029年1,483本15,836億円14.2%0.905%
2030年1,429本16,235億円14.6%1.011%
2031年1,114本13,005億円11.7%1.090%
2032年759本9,827億円8.8%1.178%
2033年414本5,956億円5.3%1.357%
2034年168本2,761億円2.5%1.462%
2035年66本1,078億円1.0%1.287%
2036年33本648億円0.6%1.031%
2037年6本168億円0.2%0.945%
2038年7本215億円0.2%1.152%
2039年4本170億円0.2%1.548%
2040年3本80億円0.1%0.967%
2041年2本70億円0.1%1.054%
2046年1本50億円0.0%1.000%
2050年1本50億円0.0%1.000%
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残高は各銘柄の直近の決算期末(2025-12〜2026-06)の値です。当サイトの取得日(2026-10-19)の時点で、すでに返済期限を過ぎている分が8,407億円あります。これらは決算期末の後に返済されたか、借り換えられています。

18返済期限:用途ごとの返済期限の近さ

分類銘柄数1年以内の比率(中央値)2年以内の比率(中央値)残りの期間の平均(中央値)
オフィス特化816.2%26.5%3.7年
住宅特化615.2%27.9%3.7年
物流特化913.6%24.1%3.6年
ホテル特化616.3%27.0%2.7年
商業特化313.5%29.0%3.5年
複合2416.2%29.9%3.2年
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残りの期間の平均は、借入1本ごとの残りの年数を残高で平均したものです。長いほど、金利の変化が利息に表れるまでに時間がかかります。

19返済期限の年と用途

返済期限の年ごとの残高を、銘柄の分類(用途)別の比率にしました。各行の合計が100%です。

分類2026年2027年2028年2029年2030年2031年2032年2033年それ以降
オフィス特化10%13%13%13%13%11%9%8%11%
住宅特化10%14%14%14%15%13%8%7%6%
物流特化9%14%15%14%16%13%9%5%5%
ホテル特化13%13%20%19%17%11%5%1%2%
商業特化11%14%16%17%19%10%8%2%2%
複合12%15%15%14%14%11%10%5%3%
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1つの年に集中する割合は、どの分類でも最大の年で20%以下でした。

20返済期限:銘柄ごとの返済期限

全銘柄の、決算期末から1年以内・2年以内に返済期限が来る比率と、最も多く返済期限が来る年です(1年以内の比率の高い順)。

東海道リート 借入・投資法人債327億円のうち、決算期末(2026年1月)から1年以内に返済期限が来るのは35.8%、2年以内は79.8%。最も多く返済期限が来る年は2027年(38.5%)で、残りの期間の平均は1.5年。

エスコンジャパンリート 借入・投資法人債370億円のうち、決算期末(2026年1月)から1年以内に返済期限が来るのは33.3%、2年以内は54.5%。最も多く返済期限が来る年は2026年(20.6%)で、残りの期間の平均は2.7年。

サンケイリアルエステート 借入・投資法人債495億円のうち、決算期末(2026年2月)から1年以内に返済期限が来るのは33.1%、2年以内は52.5%。最も多く返済期限が来る年は2026年(33.1%)で、残りの期間の平均は1.8年。

森トラストリート 借入・投資法人債2,205億円のうち、決算期末(2026年2月)から1年以内に返済期限が来るのは29.5%、2年以内は48.5%。最も多く返済期限が来る年は2028年(25.6%)で、残りの期間の平均は2.1年。

グローバル・ワン不動産 借入・投資法人債1,266億円のうち、決算期末(2026年3月)から1年以内に返済期限が来るのは28.3%、2年以内は42.5%。最も多く返済期限が来る年は2027年(26.5%)で、残りの期間の平均は2.8年。

いちごホテルリート 借入・投資法人債380億円のうち、決算期末(2026年1月)から1年以内に返済期限が来るのは26.8%、2年以内は43.9%。最も多く返済期限が来る年は2026年(26.8%)で、残りの期間の平均は2.5年。

日本ホテル&レジデンシャル 借入・投資法人債330億円のうち、決算期末(2026年5月)から1年以内に返済期限が来るのは25.2%、2年以内は51.7%。最も多く返済期限が来る年は2027年(41.1%)で、残りの期間の平均は1.8年。

MIRARTH不動産 借入・投資法人債959億円のうち、決算期末(2026年2月)から1年以内に返済期限が来るのは23.2%、2年以内は37.9%。最も多く返済期限が来る年は2028年(31.0%)で、残りの期間の平均は2.2年。

KDX不動産 借入・投資法人債5,844億円のうち、決算期末(2026年4月)から1年以内に返済期限が来るのは22.6%、2年以内は40.5%。最も多く返済期限が来る年は2027年(21.8%)で、残りの期間の平均は2.9年。

マリモ地方創生リート 借入・投資法人債333億円のうち、決算期末(2026年6月)から1年以内に返済期限が来るのは22.3%、2年以内は52.5%。最も多く返済期限が来る年は2027年(29.8%)で、残りの期間の平均は1.8年。

セントラル・リート 借入・投資法人債199億円のうち、決算期末(2026年2月)から1年以内に返済期限が来るのは21.9%、2年以内は38.7%。最も多く返済期限が来る年は2027年(21.9%)で、残りの期間の平均は3.1年。

トーセイ・リート 借入・投資法人債435億円のうち、決算期末(2026年4月)から1年以内に返済期限が来るのは20.2%、2年以内は39.5%。最も多く返済期限が来る年は2026年(20.2%)で、残りの期間の平均は2.5年。

ジャパンエクセレント 借入・投資法人債1,361億円のうち、決算期末(2026年6月)から1年以内に返済期限が来るのは19.7%、2年以内は23.3%。最も多く返済期限が来る年は2029年(19.8%)で、残りの期間の平均は3.9年。

CREロジスティクスファンド 借入・投資法人債699億円のうち、決算期末(2026年6月)から1年以内に返済期限が来るのは19.5%、2年以内は41.4%。最も多く返済期限が来る年は2028年(25.4%)で、残りの期間の平均は2.3年。

みらい 借入・投資法人債940億円のうち、決算期末(2026年4月)から1年以内に返済期限が来るのは19.1%、2年以内は39.3%。最も多く返済期限が来る年は2027年(21.7%)で、残りの期間の平均は2.9年。

ヒューリックリート 借入・投資法人債1,969億円のうち、決算期末(2026年2月)から1年以内に返済期限が来るのは19.0%、2年以内は28.1%。最も多く返済期限が来る年は2029年(18.8%)で、残りの期間の平均は3.1年。

Oneリート 借入・投資法人債654億円のうち、決算期末(2026年2月)から1年以内に返済期限が来るのは18.5%、2年以内は39.8%。最も多く返済期限が来る年は2027年(21.3%)で、残りの期間の平均は2.7年。

霞ヶ関ホテルリート 借入・投資法人債251億円のうち、決算期末(2026年1月)から1年以内に返済期限が来るのは18.2%、2年以内は18.2%。最も多く返済期限が来る年は2028年(37.9%)で、残りの期間の平均は2.8年。

サムティ・レジデンシャル 借入・投資法人債916億円のうち、決算期末(2026年1月)から1年以内に返済期限が来るのは18.0%、2年以内は36.9%。最も多く返済期限が来る年は2030年(19.6%)で、残りの期間の平均は3.0年。

スターツプロシード 借入・投資法人債559億円のうち、決算期末(2026年4月)から1年以内に返済期限が来るのは17.9%、2年以内は32.0%。最も多く返済期限が来る年は2029年(22.2%)で、残りの期間の平均は2.8年。

ジャパンリアルエステイト 借入・投資法人債5,032億円のうち、決算期末(2026年3月)から1年以内に返済期限が来るのは17.6%、2年以内は22.9%。最も多く返済期限が来る年は2028年(13.0%)で、残りの期間の平均は4.5年。

NTT都市開発リート 借入・投資法人債1,472億円のうち、決算期末(2026年4月)から1年以内に返済期限が来るのは17.6%、2年以内は29.7%。最も多く返済期限が来る年は2031年(17.0%)で、残りの期間の平均は3.7年。

日本リート 借入・投資法人債1,354億円のうち、決算期末(2025年12月)から1年以内に返済期限が来るのは17.1%、2年以内は34.5%。最も多く返済期限が来る年は2028年(19.1%)で、残りの期間の平均は2.9年。

ヘルスケア&メディカル 借入・投資法人債466億円のうち、決算期末(2026年1月)から1年以内に返済期限が来るのは16.9%、2年以内は29.9%。最も多く返済期限が来る年は2028年(28.6%)で、残りの期間の平均は3.0年。

コンフォリア・レジデンシャル 借入・投資法人債1,885億円のうち、決算期末(2026年1月)から1年以内に返済期限が来るのは15.3%、2年以内は28.0%。最も多く返済期限が来る年は2026年(15.3%)で、残りの期間の平均は3.9年。

GLP 借入・投資法人債3,966億円のうち、決算期末(2026年2月)から1年以内に返済期限が来るのは15.2%、2年以内は29.2%。最も多く返済期限が来る年は2028年(16.7%)で、残りの期間の平均は3.5年。

ユナイテッド・アーバン 借入・投資法人債3,390億円のうち、決算期末(2026年5月)から1年以内に返済期限が来るのは15.2%、2年以内は31.1%。最も多く返済期限が来る年は2029年(17.4%)で、残りの期間の平均は3.3年。

三井不動産アコモデーションファンド 借入・投資法人債1,697億円のうち、決算期末(2026年2月)から1年以内に返済期限が来るのは15.0%、2年以内は26.2%。最も多く返済期限が来る年は2028年(16.5%)で、残りの期間の平均は4.0年。

野村不動産マスターファンド 借入・投資法人債5,222億円のうち、決算期末(2026年2月)から1年以内に返済期限が来るのは14.9%、2年以内は26.7%。最も多く返済期限が来る年は2029年(14.7%)で、残りの期間の平均は3.9年。

東急リアル・エステート 借入・投資法人債1,055億円のうち、決算期末(2026年1月)から1年以内に返済期限が来るのは14.9%、2年以内は28.4%。最も多く返済期限が来る年は2028年(18.6%)で、残りの期間の平均は3.7年。

大和証券リビング 借入・投資法人債2,047億円のうち、決算期末(2026年3月)から1年以内に返済期限が来るのは14.8%、2年以内は27.3%。最も多く返済期限が来る年は2032年(17.2%)で、残りの期間の平均は3.7年。

いちごオフィスリート 借入・投資法人債1,266億円のうち、決算期末(2026年4月)から1年以内に返済期限が来るのは14.8%、2年以内は31.7%。最も多く返済期限が来る年は2027年(19.9%)で、残りの期間の平均は3.3年。

スターアジア不動産 借入・投資法人債1,389億円のうち、決算期末(2026年1月)から1年以内に返済期限が来るのは14.6%、2年以内は30.2%。最も多く返済期限が来る年は2030年(24.6%)で、残りの期間の平均は2.9年。

アクティビア・プロパティーズ 借入・投資法人債2,647億円のうち、決算期末(2026年5月)から1年以内に返済期限が来るのは14.4%、2年以内は25.7%。最も多く返済期限が来る年は2032年(17.2%)で、残りの期間の平均は3.8年。

森ヒルズリート 借入・投資法人債1,895億円のうち、決算期末(2026年1月)から1年以内に返済期限が来るのは14.3%、2年以内は28.3%。最も多く返済期限が来る年は2028年(16.8%)で、残りの期間の平均は3.5年。

星野リゾート・リート 借入・投資法人債1,050億円のうち、決算期末(2026年4月)から1年以内に返済期限が来るのは14.3%、2年以内は28.7%。最も多く返済期限が来る年は2027年(16.2%)で、残りの期間の平均は3.8年。

産業ファンド 借入・投資法人債2,942億円のうち、決算期末(2026年1月)から1年以内に返済期限が来るのは14.2%、2年以内は23.2%。最も多く返済期限が来る年は2026年(14.2%)で、残りの期間の平均は4.3年。

日本ロジスティクスファンド 借入・投資法人債1,211億円のうち、決算期末(2026年1月)から1年以内に返済期限が来るのは14.0%、2年以内は30.1%。最も多く返済期限が来る年は2030年(20.6%)で、残りの期間の平均は3.5年。

積水ハウス・リート 借入・投資法人債2,840億円のうち、決算期末(2026年4月)から1年以内に返済期限が来るのは13.8%、2年以内は27.7%。最も多く返済期限が来る年は2030年(19.7%)で、残りの期間の平均は3.6年。

日本プロロジスリート 借入・投資法人債3,623億円のうち、決算期末(2026年5月)から1年以内に返済期限が来るのは13.6%、2年以内は24.1%。最も多く返済期限が来る年は2030年(19.4%)で、残りの期間の平均は4.1年。

イオンリート 借入・投資法人債1,879億円のうち、決算期末(2026年1月)から1年以内に返済期限が来るのは13.5%、2年以内は29.0%。最も多く返済期限が来る年は2029年(18.2%)で、残りの期間の平均は3.5年。

ジャパン・ホテル・リート 借入・投資法人債2,694億円のうち、決算期末(2025年12月)から1年以内に返済期限が来るのは13.3%、2年以内は25.3%。最も多く返済期限が来る年は2029年(17.5%)で、残りの期間の平均は3.5年。

日本都市ファンド 借入・投資法人債6,296億円のうち、決算期末(2026年2月)から1年以内に返済期限が来るのは13.0%、2年以内は24.3%。最も多く返済期限が来る年は2030年(16.1%)で、残りの期間の平均は4.0年。

福岡リート 借入・投資法人債964億円のうち、決算期末(2026年2月)から1年以内に返済期限が来るのは13.0%、2年以内は24.9%。最も多く返済期限が来る年は2030年(18.1%)で、残りの期間の平均は3.8年。

オリックス不動産 借入・投資法人債3,477億円のうち、決算期末(2026年2月)から1年以内に返済期限が来るのは12.9%、2年以内は26.0%。最も多く返済期限が来る年は2027年(13.1%)で、残りの期間の平均は4.2年。

アドバンス・レジデンス 借入・投資法人債2,452億円のうち、決算期末(2026年1月)から1年以内に返済期限が来るのは12.9%、2年以内は23.0%。最も多く返済期限が来る年は2031年(13.7%)で、残りの期間の平均は4.3年。

インヴィンシブル 借入・投資法人債3,487億円のうち、決算期末(2026年6月)から1年以内に返済期限が来るのは12.7%、2年以内は25.3%。最も多く返済期限が来る年は2029年(21.8%)で、残りの期間の平均は2.7年。

大和ハウスリート 借入・投資法人債4,080億円のうち、決算期末(2026年2月)から1年以内に返済期限が来るのは12.6%、2年以内は26.5%。最も多く返済期限が来る年は2030年(16.2%)で、残りの期間の平均は3.7年。

平和不動産リート 借入・投資法人債1,387億円のうち、決算期末(2026年5月)から1年以内に返済期限が来るのは12.0%、2年以内は28.0%。最も多く返済期限が来る年は2027年(15.7%)で、残りの期間の平均は4.1年。

三菱地所物流リート 借入・投資法人債1,223億円のうち、決算期末(2026年2月)から1年以内に返済期限が来るのは11.0%、2年以内は22.1%。最も多く返済期限が来る年は2029年(15.1%)で、残りの期間の平均は4.2年。

日本ビルファンド 借入・投資法人債6,280億円のうち、決算期末(2025年12月)から1年以内に返済期限が来るのは11.0%、2年以内は20.6%。最も多く返済期限が来る年は2032年(11.5%)で、残りの期間の平均は5.0年。

日本プライムリアルティ 借入・投資法人債2,430億円のうち、決算期末(2026年6月)から1年以内に返済期限が来るのは10.9%、2年以内は22.5%。最も多く返済期限が来る年は2030年(13.9%)で、残りの期間の平均は4.4年。

大和証券オフィス 借入・投資法人債2,392億円のうち、決算期末(2026年5月)から1年以内に返済期限が来るのは10.7%、2年以内は24.6%。最も多く返済期限が来る年は2030年(16.2%)で、残りの期間の平均は4.0年。

SOSiLA物流リート 借入・投資法人債653億円のうち、決算期末(2026年5月)から1年以内に返済期限が来るのは10.5%、2年以内は37.1%。最も多く返済期限が来る年は2029年(27.9%)で、残りの期間の平均は2.7年。

ラサールロジポート 借入・投資法人債1,710億円のうち、決算期末(2026年2月)から1年以内に返済期限が来るのは7.5%、2年以内は19.6%。最も多く返済期限が来る年は2028年(22.8%)で、残りの期間の平均は3.6年。

三井不動産ロジスティクスパーク 借入・投資法人債2,102億円のうち、決算期末(2026年1月)から1年以内に返済期限が来るのは5.5%、2年以内は19.1%。最も多く返済期限が来る年は2031年(14.2%)で、残りの期間の平均は4.3年。

阪急阪神リート 借入・投資法人債868億円のうち、決算期末(2026年5月)から1年以内に返済期限が来るのは5.4%、2年以内は17.1%。最も多く返済期限が来る年は2030年(25.3%)で、残りの期間の平均は4.2年。

21返済期限と金利

返済期限の来た借入は、そのときの金利で借り換えられます。借入の利率と同じ年数の国債との差、決算から計算した実際の借入コストの推移、金利が上がったときに1年・3年・5年で分配金の何%にあたる利息が増えるかは、リートの金利上昇の記事でまとめて計算しています。

22LTVはどこまでなら普通か

LTVの上限を決めた法令の定めは、当サイトでは確認できていません。上限の目安は、各銘柄が自分で決めてIR資料などで示すものです。この記事のデータから言えるのは次のことです。

LTVが高いと、同じ物件から得られる分配金は増えやすくなる一方、金利が上がったときの利息の増え方も大きくなります。LTVの数字は、金利の上がり方と、返済期限の近い借入の多さと合わせて読むのが実用的です。

23よくある質問

LTVは何%までなら安全ですか。

決まった基準はありません。直近の57銘柄の中央値は46.8%で、40〜50%に多くの銘柄が集まっていました。

LTVはどこで確かめられますか。

有報の「主要な経営指標等の推移」や、各銘柄の決算説明資料に載っています。載っていない場合は、借入金と投資法人債の残高を総資産で割って計算できます。

LTVが高いと分配金は多くなりますか。

借入で物件を多く持てば、物件の収入に対する分配金は増えやすくなります。一方で利息の負担と、金利が上がったときの影響も大きくなります。

負債比率とLTVはどちらを見るべきですか。

借入の重さを見るならLTVです。負債比率には利息のかからない預り敷金なども入るため、LTVより高く出ます。

固定金利の比率はどこで分かりますか。

有報の本文や決算説明資料に書いている銘柄があります。借入金明細の1本ずつの固定・変動は、書き方がそろっていないため、この記事では計算していません。

返済期限が来たら借入はどうなりますか。

新しい借入や投資法人債で借り換えるか、物件の売却や増資の資金で返します。

返済期限が集中していると危ないですか。

借り換えの時期の金利で利息が決まり直すので、金利が上がっている時期に集中していると、利息の増え方が大きくなります。貸し手がすぐに借り換えに応じるかどうかも、その時の状況しだいです。

固定金利の借入なら安心ですか。

満期までは利率が変わりませんが、満期に借り換えるときに、その時の金利になります。

返済期限はどこで確かめられますか。

有報の附属明細表の「借入金明細表」「投資法人債明細表」に1本ずつ載っています。決算説明資料には返済期限の分散のグラフを載せる銘柄が多いです。

24この記事の数字は、どこから取ったか

使ったのは次の資料です。

数字は当サイトが有報の表から機械で読み、合計が有報の記載と合うことを確かめてから使っています(物件表は57銘柄中54銘柄で取得価格の合計が有報の記載と一致、借入金明細は57銘柄すべてで貸借対照表と一致)。東証に上場する58銘柄のうち、三井不動産商業ファンド投資法人は有報をまだ読めていないため、集計に入っていません。

投資口価格・時価総額・分配金利回りは載せていません。価格は毎日動き、当サイトはそのデータを持っていないためです。この記事は特定の銘柄の勧誘ではありません。

使ったのは次の資料です。

数字は当サイトが有報の表から機械で読み、合計が有報の記載と合うことを確かめてから使っています(物件表は57銘柄中54銘柄で取得価格の合計が有報の記載と一致、借入金明細は57銘柄すべてで貸借対照表と一致)。東証に上場する58銘柄のうち、三井不動産商業ファンド投資法人は有報をまだ読めていないため、集計に入っていません。利率は明細に書かれた決算期末時点の値で、変動金利の借入はその後に変わっています。

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