01抽選方式とは
抽選方式は、募集期間内に申し込んだ人の中から抽選で投資できる人を決める方式です。先着方式と違い、募集開始の瞬間に申し込む必要がありません。
当選の確率は、おおよそ応募率の逆数です。応募率200%なら約50%、500%なら約20%。ただし事業者によって抽選の設計が違います。口数に応じた抽選、1人1口までの抽選、継続投資や残高による優遇枠があるものなど。
投資家にとっての利点は、時間に縛られないことです。仕事中で画面を開けない人でも、募集期間内に申し込めば同じ条件で参加できます。欠点は、当たらないことがあることです。
02抽選方式は、どこに書かれているか
この言葉が出てくる場所と、そこでの書かれ方を並べます。
| どこに出てくるか | 書かれ方 | 見るときの注意 |
|---|---|---|
| 募集ページ | 「抽選方式」「抽選式」 | 申し込みの方式 |
| 申し込み画面 | 申込口数の指定 | 口数で当選確率が変わる方式もある |
| 事業者の案内 | 抽選の方法、優遇の条件 | ここを読む |
| 落選の通知 | メール | 外れたことが分かる |
03抽選方式で、誤解されやすい点
| よくある誤解 | 実際は |
|---|---|
| 抽選は公平だから誰でも同じ確率 | 優遇枠がある事業者がある |
| 申し込めば入金される | 当選してから入金の事業者と、事前入金の事業者がある |
| 口数を増やせば当たりやすい | 方式による。1人1口までの抽選もある |
| 外れたら損 | 外れても失うものはない |
| 抽選のほうが不利 | 時間に縛られない利点がある |
04抽選方式と一緒に読む語
この記事は法令の定めと公表されている数字だけで書いています。抽選方式の実際の扱いは契約締結前交付書面(不動産型では契約成立前書面)に書かれていて、募集ページの表現と食い違う場合は書面が優先します。制度は改正されることがあります。
05よくある質問
この用語は、どこで確認できますか。
契約締結前交付書面(不動産型では契約成立前書面)です。法令で交付が義務づけられていて、記載すべき事項も決まっています。
募集ページと書面で書き方が違う場合は。
書面が優先します。募集ページは広告で、書面は契約の説明です。
用語が分からないまま投資してもよいですか。
おすすめしません。分からない言葉があるまま同意すると、あとで「知らなかった」と主張するのが難しくなります。
元本は保証されますか。
されません。どの種別にも公的な元本補償の仕組みはなく、出資について元本を保証することは出資法で禁じられています。
用語の一覧はありますか。
用語集のページにまとめています。この記事からも関連する語に移動できます。
06この記事の数字は、どこから取ったか
会社名を挙げて処分や事故を書くにあたっては、照合を法人番号の完全一致に限りました。社名の部分一致で突き合わせると、似た社名の別会社の記録を拾ってしまいます。当サイトが実際に試したところ、82件が一致したように見えてそのほとんどが別会社でした。
できていないことも書きます。不動産特定共同事業者への監督処分は国土交通省・都道府県の所管で、この事例集には含まれていません。また償還後の実績は、事業型を除いてどの事業者も公表していないため、不動産型・融資型については「戻らなかった件数」を外から数えられません。
数字はいずれも元本を保証するものではなく、この記事は特定の商品の勧誘ではありません。

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