投資総研
不動産型の記事

FUNDIの評判|不動産型80社のデータで検証

読む目安:「先に結論」だけなら1分/全部で約20分(12千字)

FUNDI(運営:株式会社FUNDI)は、不動産クラウドファンディングの80社のうちの1社です。評判を調べる前に、公表されている数字を先に置きます。想定利回りの上限は12%で、不動産型78社中8位。最低投資額は1万円(低いほうから10番目)。劣後出資割合は4–5%。

この記事は、FUNDIについて当サイトが掲載している110社のデータベースと突き合わせて分かることだけを書きます。体験談は載せません。運営会社が公表していない項目は「確認中」と明示し、推測で埋めません。数字は不動産クラウドファンディング80社を分母にして、FUNDIがどこに立っているのかを毎回示します。

8–12%想定利回り(年)不動産型78社中 8位
1万円最低投資額低いほうから 10番目/72社
6–12ヶ月運用期間期間中は原則として解約できません
4–5%劣後出資割合公表50社中 50位

01結論:どんな人に向くか

先に結論
  • 想定利回りの上限12%は、不動産型78社の中央値8%に対して高い側。順位は8位です。
  • 最低投資額1万円は、72社中で低いほうから10番目。これより低い社は9社あります。
  • 劣後出資割合4–5%は、公表している50社中50位。物件価格がこの割合まで下がっても、損失は先に運営会社が被ります。
  • 公表・取得ができていない項目が3件あります(資本金、出金手数料、募集方式)。この欄は埋めずに残しています。

候補になる場合・ならない場合

数字から言えることだけを、判断の材料として両側に並べます。推奨ではありません。

候補になりうる場合


・利回りの高さを優先する場合。不動産型78社中8位は上位です。
・資金を長く拘束されたくない場合。運用期間は6–12ヶ月です。

候補から外れる場合


・下落耐性を重く見る場合。劣後4–5%は薄く、余裕は限定的です。
・事前に条件を固めたい場合。当サイトでは4項目が未取得です。

02サービスの基本情報と、これまでの実績

種別不動産型
根拠となる法律不動産特定共同事業法
必要な許可・登録電子取引業務の許可(許可制)
登録・許可番号不動産特定共同事業神奈川県知事第24号/宅地建物取引業神奈川県知事(1)第32765号
想定利回り(年)8–12%
最低投資額1万円
運用期間6–12ヶ月
劣後出資割合4–5%
募集方式確認中
入出金確認中
出金手数料確認中
運営会社株式会社FUNDI
上場区分確認中
サービス開始確認中

全14項目のうち、確認できているのは9項目です。「確認中」は当サイトがまだ一次資料で裏取りできていない項目で、推測では埋めません。

これまでの実績を数える

累計ファンド数・累計募集額・償還件数のいずれも公表が確認できていません。実績を数字で確かめられないということです。新しく始まった事業者であれば当然ですが、数年続いていて数字を出していない場合は、出さない理由のほうを考える必要があります。

公表している項目を全部並べる

検討のときに見る項目を22個に決めて、埋まっているのは11/22項目。同じ不動産型のなかでは少ないほうです。

表と図の読み方、順位の数え方は調べ方とデータの見方にまとめています。

会社情報9項目中条件の数値5項目中運用実績5項目中入出金・手数料3項目中
  • 会社情報9項目中
  • 条件の数値5項目中
  • 運用実績5項目中
  • 入出金・手数料3項目中
FUNDIが公表している項目を、種類ごとに数えたもの。棒が短いところが、自分で問い合わせないと分からない部分です。
項目FUNDI同種別での公表状況
運営会社株式会社FUNDI80/80社が公表
設立—48/80社が公表
資本金—12/80社が公表
代表者佐藤 悠大77/80社が公表
所在地〒273-0033 千葉県船橋市本郷町475-1 ISII BLDG. 50573/80社が公表
上場区分確認中80/80社が公表
サービス開始—51/80社が公表
登録・許認可不動産特定共同事業(電子取引業務)80/80社が公表
登録番号不動産特定共同事業神奈川県知事第24号/宅地建物取引業神奈川県知事(1)第32765号72/80社が公表
想定利回り8–1278/80社が公表
運用期間6–12ヶ月75/80社が公表
最低投資額1万円72/80社が公表
劣後出資4–5%55/80社が公表
募集方式確認中80/80社が公表
累計組成—15/80社が公表
償還—6/80社が公表
累計調達額—14/80社が公表
元本毀損—8/80社が公表
数字の基準日—20/80社が公表
提携銀行—41/80社が公表
入出金—41/80社が公表
手数料—42/80社が公表

03同じ種別の中での立ち位置

FUNDIが置かれている市場を、先に数字で押さえます。当サイトが掲載している不動産クラウドファンディングは80社です。

掲載社数
80社

当サイトが確認した不動産型の事業者

利回りを公表
78社

中央値8%・最高25.8%

登録番号を確認
72社

全体の90%

上場企業が運営
6社

全体の8%

この80社のうち、当サイトが登録・許可番号を確認できたのは72社(90%)、運営会社が上場しているのは6社(8%)です。行政処分などの注記がある事業者は2社あります。FUNDIは登録番号を確認できている側、運営会社が上場していない側に入ります。

利回りの帯で見る不動産型

FUNDIは12%以上の帯にいます。利回りの帯は、そのままリスクの帯でもあります。高い帯にいる事業者は、短期の開発案件や再生案件など、成功すれば戻りが大きいが、外すと売れない資産を扱っていることが多い。帯が近い事業者どうしを比べるのが、最初の比較としては現実的です。帯ごとの社数は不動産型の一覧にあります。

最低投資額の帯

不動産型で最低投資額を公表している72社のうち、51社が1万円以下です(帯ごとの内訳は不動産型の一覧)。FUNDIは1万円なので、この多数派の中にいます。最低投資額が低いことは、分散しやすいという意味であって、安全という意味ではありません。

分布の中に置き直す

ここからは、FUNDIの数字を不動産クラウドファンディング80社の分布の中に置き直します。単独で「利回りが高い」と言っても意味がないためです。以下の順位・中央値・前後の社は、すべて掲載データからその場で計算しています。

想定利回りの上限

FUNDIの想定利回りの上限は12%。公表している78社の中で8位(上位)で、中央値8%と比べると中央値より高い側です。最も高い社は25.8%、最も低い社は2.5%。

運営会社想定利回りの上限
TORCHESTORCHES株式会社17%
センス・オーナーズセンス・トラスト株式会社15%
K-FUND株式会社カワムラ建設13.5%
利回り不動産株式会社ワイズホールディング12%
★ FUNDI株式会社FUNDI12%
SOLS株式会社不二興産12%
トリニティファンドWALLMATE不動産株式会12%
おうちの再生ファンドVIFAレクストアセットマネジメント12%
CROWD BUILDS株式会社フィンスター11%

この前後9社が、想定利回りの上限という一点ではFUNDIと近い条件の事業者です。ただしこの軸で近いことは、リスクが同じであることを意味しません。運営会社の規模も、案件の中身も別々に見る必要があります。

最低投資額

FUNDIの最低投資額は1万円。公表している72社の中で10位(上位)で、中央値1万円と比べると中央値と同じ側です。最も低い社は1万円、最も高い社は100万円。

運営会社最低投資額
LEVECHY株式会社レベチー1万円
TORCHESTORCHES株式会社1万円
Victory Fundカチデベロップメント株式会社1万円
CONDO株式会社AUGEN1万円
★ FUNDI株式会社FUNDI1万円
REALE株式会社エー・ディー・ワーク1万円
FANTAS fundingFANTAS technol1万円
DARWIN fundingダーウィンアセットパートナー1万円
GATES FUNDINGGATES株式会社1万円

この前後9社が、最低投資額という一点ではFUNDIと近い条件の事業者です。ただしこの軸で近いことは、リスクが同じであることを意味しません。運営会社の規模も、案件の中身も別々に見る必要があります。

運用期間の上限

FUNDIの運用期間の上限は12ヶ月。公表している75社の中で35位(中位)で、中央値12ヶ月と比べると中央値と同じ側です。最も低い社は3ヶ月、最も高い社は180ヶ月。

運営会社運用期間の上限
利回り不動産株式会社ワイズホールディング12ヶ月
利回りくん株式会社シーラ12ヶ月
LEVECHY株式会社レベチー12ヶ月
Victory Fundカチデベロップメント株式会社12ヶ月
★ FUNDI株式会社FUNDI12ヶ月
みんなの年金株式会社ネクサスエージェント12ヶ月
FANTAS fundingFANTAS technol12ヶ月
TSON FUNDING株式会社TSON12ヶ月
ジョイントアルファ穴吹興産株式会社12ヶ月

この前後9社が、運用期間の上限という一点ではFUNDIと近い条件の事業者です。ただしこの軸で近いことは、リスクが同じであることを意味しません。運営会社の規模も、案件の中身も別々に見る必要があります。

劣後出資割合

FUNDIの劣後出資割合は5%。公表している50社の中で50位(下位)で、中央値25%と比べると中央値より低い側です。最も高い社は70%、最も低い社は5%。

運営会社劣後出資割合
BATSUNAGU株式会社リムズキャピタル10%
みんなの年金株式会社ネクサスエージェント9.3%
Victory Fundカチデベロップメント株式会社9.2%
K-FUND株式会社カワムラ建設7.5%
★ FUNDI株式会社FUNDI5%

この前後5社が、劣後出資割合という一点ではFUNDIと近い条件の事業者です。ただしこの軸で近いことは、リスクが同じであることを意味しません。運営会社の規模も、案件の中身も別々に見る必要があります。

10の指標で見た、80社のなかでの順位

1社だけ見ていても、その数字が良いのかどうかは分かりません。80社のなかでの順位を出します。10指標の平均順位は上位48%。強いのは想定利回り(上限)、想定利回り(下限)、最低投資額の低さ。弱いのは開示項目の数。

表と図の読み方、順位の数え方は調べ方とデータの見方にまとめています。

利回り上限12%利回り下限8%レンジの狭さ4pt運用期間12ヶ月最低投資額1万円劣後出資5%開示項目7/20項目上位50%1位FUNDI
FUNDIの位置。外側ほど不動産型のなかで上位です。(各指標を公表している会社のなかでの順位を 0〜1 に直したもの)
指標FUNDI順位同種別の中央値中央値と比べて1位の会社
想定利回り(上限)12%8位 / 78社8%上回るヤマワケエステート
想定利回り(下限)8%10位 / 78社5%上回るヤマワケエステート
利回りレンジの狭さ4pt55位 / 78社1.75pt下回るTECROWD
運用期間の短さ12ヶ月35位 / 75社12ヶ月同じREEZIN
最低投資額の低さ1万円10位 / 72社1万円同じCOZUCHI
劣後出資の厚さ5%50位 / 50社30%下回るProperty+
開示項目の数7/20項目67位 / 80社12/20項目下回るトモタク
横にスクロールすると残りの列が見えます

不動産型の中央値との差

平均は少数の極端な会社に引っ張られるので、中央値と比べます。不動産型80社の中央値と並べました。

表と図の読み方、順位の数え方は調べ方とデータの見方にまとめています。

100想定利回り(上限)12% (中央値 8%)想定利回り(下限)8% (中央値 5%)運用期間(最長)12ヶ月 (中央値 12ヶ月)運用期間(最短)6ヶ月 (中央値 5ヶ月)最低投資額1万円 (中央値 1万円)劣後出資割合5% (中央値 30%)開示項目の数7/20 (中央値 12/20)
  • 想定利回り(上限)12% (中央値 8%)
  • 想定利回り(下限)8% (中央値 5%)
  • 運用期間(最長)12ヶ月 (中央値 12ヶ月)
  • 運用期間(最短)6ヶ月 (中央値 5ヶ月)
  • 最低投資額1万円 (中央値 1万円)
  • 劣後出資割合5% (中央値 30%)
  • 開示項目の数7/20 (中央値 12/20)

点線は100

不動産型の中央値を100としたときの比。
項目FUNDI不動産型の中央値差中央値に対する比
想定利回り(上限)12%8%+4%150%
想定利回り(下限)8%5%+3%160%
運用期間(最長)12ヶ月12ヶ月0ヶ月100%
運用期間(最短)6ヶ月5ヶ月+1ヶ月120%
最低投資額1万円1万円0円100%
劣後出資割合5%30%-25%17%
開示項目の数7/2012/20-5/2058%
横にスクロールすると残りの列が見えます

※ 累計組成本数、累計調達額、運営会社の設立年は公表がないため比較できません。個別の募集ページには記載があることもあるので、申し込む前に確認してください。

何に投資しているか(対象資産の内訳)

同じ不動産型でも、投資している資産は会社ごとに違います。FUNDIの案件5件を、案件名から対象資産で分けました。いちばん多いのは系統用蓄電池で4件(80%)です。

表と図の読み方、順位の数え方は調べ方とデータの見方にまとめています。

対象資産件数構成比FUNDIの利回り中央値全事業者の中央値全事業者の件数
系統用蓄電池4件80%10.5%18.0%59件
住宅・レジデンス1件20%8.0%5.0%258件
横にスクロールすると残りの列が見えます

※ 案件名から判定しています。名前に手がかりがない案件は数えていません(3件)。

04条件が近い8社を同じ表に並べる

比較の相手は、ランキング上位の会社ではなく条件が近い会社です。利回り・運用期間・最低額・劣後・開示項目数の5つを座標にして、近い8社を機械的に選びました。

10.0%3ヶ月11.8%8ヶ月13.5%12ヶ月FUNDI運用期間(最長・ヶ月)想定利回りの上限(%)
オレンジがFUNDI。縦が想定利回り、横が運用期間です。
サービス想定利回り運用期間最低額劣後上場区分累計組成条件の近さ
FUNDI(この記事)8–126–12ヶ月1万円4–5%確認中——
おうちの再生ファンドVIFA6–122–12ヶ月1万円—確認中—0.71
トリニティファンド8–123ヶ月——確認中—0.94
K-FUND12–13.56ヶ月1万円7.5%確認中—1.60
CROWD BUILDS10–112–5ヶ月——非上場—1.78
CONDO10.23–6ヶ月1万円12%確認中—2.13
GATES FUNDING8–104ヶ月1万円5–10%確認中—2.17
ネット不動産ファンディング4–106–12ヶ月1万円非公開確認中3件2.29
利回り不動産4–126–12ヶ月1万円5–10%非上場72件2.55
横にスクロールすると残りの列が見えます

05運営会社と登録を確かめる

FUNDIが属する不動産型は不動産特定共同事業法にもとづく仕組みで、事業者には電子取引業務の許可(許可制)が必要です(法律の枠組みは調べ方とデータの見方)。

FUNDIの登録・許可番号は不動産特定共同事業神奈川県知事第24号/宅地建物取引業神奈川県知事(1)第32765号です。

「知事」で始まるので、FUNDIの事務所は1つの都道府県内にあります(調べ方とデータの見方)。

番号の探し方、一覧での突き合わせ方、行政処分の調べ方は調べ方とデータの見方にまとめています。

当サイトでは、FUNDIに関する行政処分の記録を確認できていません。「確認できていない」であって「無い」ではありません。調べ方は調べ方とデータの見方にあります。

関連するニュース

Googleニュースの検索結果から、FUNDIまたは株式会社FUNDIを含む記事を新しい順に並べています。当サイトが選別・評価したものではありません。見出しと媒体名だけを載せ、本文は各媒体のページでご確認ください。

※ プレスリリースと取材記事の読み分けは調べ方とデータの見方。

公的な一覧との照合

投資する前にいちばん先に確かめるべきなのは、条件ではなく登録の有無です。公的な一覧で確認が取れました。

登録・許可番号を自分で確かめる手順と、突き合わせに使った一次情報は調べ方とデータの見方にあります。

項目内容
サイトに書かれている登録番号不動産特定共同事業神奈川県知事第24号/宅地建物取引業神奈川県知事(1)第32765号
登録・許認可の種類不動産特定共同事業(電子取引業務)
法人番号(国税庁)2011001124314
登記上の商号株式会社FUNDI
登記上の所在地千葉県船橋市本郷町475-1ISIIBLDG.505
gBizINFOの更新日2026-07-10
国土交通省の許可一覧日本綜合不動産投資株式会社/第1号・第2号・電子取引業務

近い会社の運営体制と登録を見比べる

数字で差が付かないときに効いてくるのが、運営会社と登録の有無です。公的な一覧で確認が取れたのは、この9社のうち8社です。

登録・許可番号を自分で確かめる手順と、突き合わせに使った一次情報は調べ方とデータの見方にあります。

金融庁の一覧で確認0社国交省の一覧で確認8社上場・上場グループ0社どちらの一覧でも確認できず1社
  • 金融庁の一覧で確認0社
  • 国交省の一覧で確認8社
  • 上場・上場グループ0社
  • どちらの一覧でも確認できず1社
FUNDIと条件が近い8社を合わせた9社の内訳。「確認できず」は社名の表記ゆれで一致しなかったものを含みます。
サービス運営会社設立資本金上場区分金融庁一覧国交省一覧開示項目
FUNDI(この記事)株式会社FUNDI——確認中—○7/20
おうちの再生ファンドVIFAレクストアセットマネジメント株式会社2020年11月1億円確認中—○9/20
トリニティファンドWALLMATE不動産株式会社——確認中—○6/20
K-FUND株式会社カワムラ建設——確認中—○7/20
CROWD BUILDS株式会社フィンスター2016年1月—非上場——12/20
CONDO株式会社AUGEN2010年5月100,000,000円確認中—○10/20
GATES FUNDINGGATES株式会社——確認中—○7/20
ネット不動産ファンディングMaki Financiers Japan株式会社——確認中—○11/20
利回り不動産株式会社ワイズホールディングス2014年8月—非上場—○17/20
横にスクロールすると残りの列が見えます

06守られる仕組みと、引き受けるリスク

不動産特定共同事業法にもとづく仕組みです。くわしい説明は調べ方とデータの見方にあります。

FUNDIもこの枠組みの中にあります。つまり守られる範囲は、この事業者が特別に決めたものではなく、法律で決まっている部分が大きいということです。事業者ごとの差は、法令が求める最低限より上をどこまで積むかに出ます。

FUNDIで確認すべき点
  • 劣後出資割合を見る。運営会社が自分でいくら出しているか。物件価格がこの割合まで下がっても、損失は先に運営側が被ります。FUNDIは4–5%です。
  • 出口が決まっているかを見る。運用終了時に何を売って返すのか。売却先が未定の案件は、償還が遅れやすくなります。FUNDIの運用期間は6–12ヶ月です。
  • マスターリースの有無を見る。空室時の賃料が保証されているかどうかで、分配の安定性が変わります。

仕組みそのものの解説ははじめての方へと劣後出資割合とはにまとめています。ここではFUNDIの数字に絞ります。

引き受けることになるリスク

不動産型に共通するリスクはリスクと過去の事故にまとめています。ここではFUNDIに効く形で書きます。

  1. 途中で解約できない。運用期間中は原則として換金できません。FUNDIの運用期間は6–12ヶ月です。生活資金や近く使う予定のある資金は充てないでください。
  2. 事業者が破綻するリスク。分別管理の義務はありますが、実際に違反した事例があります。事業者の財務が見えるかどうかは、種別より先に確認すべき点です。
  3. 情報の非対称。投資家が見られるのは募集ページに書かれたことだけです。物件やプロジェクトを自分で確かめる手段は基本的にありません。
  4. この事業者で確認できていない項目が4件ある。資本金、出金手数料、募集方式、入出金の方法が未取得です。分からないまま出すのは、リスクを測らずに出すのと同じです。申し込み前に募集ページで確認してください。

損が出るとしたら、どういうときか

うまくいかなかったときに何が起きるのかを、数字で見ておきます。100万円を入れた前提で、価値が下がったときに元本がどうなるかを出しました。

優先出資(投資家) 95%劣後出資(運営会社) 5%出資の内訳ここまでの下落なら、優先出資の元本は守られる設計
FUNDIが公表している劣後出資の割合をそのまま図にしたものです。案件ごとに変わることがあるので、募集ページで必ず確認してください。
0%下落1,000,000円5%下落1,000,000円10%下落950,000円15%下落900,000円20%下落850,000円30%下落750,000円50%下落550,000円
  • 0%下落1,000,000円
  • 5%下落1,000,000円
  • 10%下落950,000円
  • 15%下落900,000円
  • 20%下落850,000円
  • 30%下落750,000円
  • 50%下落550,000円
100万円を入れたときに戻ってくる元本。劣後の枠を超えた分から元本が減ります。
価値の下落劣後による吸収元本に及ぶ割合戻る元本分配金(税引後・概算)100万円に対する損益結果
0%0%0%1,000,000円95,496円+95,496円元本は守られる
5%5%0%1,000,000円95,496円+95,496円元本は守られる
10%5%5%950,000円95,496円+45,496円元本が減る
15%5%10%900,000円95,496円-4,504円元本が減る
20%5%15%850,000円95,496円-54,504円元本が減る
30%5%25%750,000円95,496円-154,504円元本が減る
50%5%45%550,000円95,496円-354,504円元本が減る
横にスクロールすると残りの列が見えます

※ 概算です。前提は調べ方とデータの見方。元本は保証されません。

07自分の金額で試算する

金額別の受取額(税引後)

パーセントを金額に置き換えると、判断がしやすくなります。想定利回り8–12、運用期間6–12ヶ月で計算しました。

試算の前提(単利・満期保有・源泉徴収20.42%)は調べ方とデータの見方。

5万円4,774円10万円9,549円30万円28,648円50万円47,748円100万円95,496円300万円286,488円500万円477,480円
  • 5万円4,774円
  • 10万円9,549円
  • 30万円28,648円
  • 50万円47,748円
  • 100万円95,496円
  • 300万円286,488円
  • 500万円477,480円
FUNDIでうまくいった場合の税引後の受取額(概算)。
投資額口数税引前(控えめ)税引前(うまくいった場合)税引後(控えめ)税引後(うまくいった場合)源泉徴収(控えめ)源泉徴収(うまくいった場合)受取額の幅
5万円5口2,000円6,000円1,591円4,774円408円1,225円3,183円
10万円10口4,000円12,000円3,183円9,549円816円2,450円6,366円
30万円30口12,000円36,000円9,549円28,648円2,450円7,351円19,099円
50万円50口20,000円60,000円15,915円47,748円4,084円12,252円31,833円
100万円100口40,000円120,000円31,831円95,496円8,168円24,504円63,665円
300万円300口120,000円360,000円95,496円286,488円24,504円73,512円190,992円
500万円500口200,000円600,000円159,160円477,480円40,840円122,520円318,320円
横にスクロールすると残りの列が見えます

※ 概算です。前提は調べ方とデータの見方。元本は保証されません。

積み上げていくと、どうなるか

続けて申し込む前提で、積み上がりを計算します。FUNDIの最低投資額1万円を基準に、3ヶ月ごとに一定の口数を申し込み続けた場合の積み上がりを出しました。利回りは上限の12%、税引後(源泉徴収20.42%を引いたあと)で計算しています。取得できた案件では枠が余っていたので、申し込めば入れる前提で計算しています。

確かめたいのは金額ではなく、FUNDIだけでどこまで積めるかです。募集の本数が足りなければ、同じ種別の他社にも口座を開いて分散することになります。

期間申込のペース累計口数累計投資額税引後の受取(概算)元本+受取当選の見込み
6ヶ月3ヶ月ごとに1口2口2万円954円20,954円100%
6ヶ月3ヶ月ごとに3口6口6万円2,864円62,864円100%
6ヶ月3ヶ月ごとに5口10口10万円4,774円104,774円100%
12ヶ月3ヶ月ごとに1口4口4万円3,819円43,819円100%
12ヶ月3ヶ月ごとに3口12口12万円11,459円131,459円100%
12ヶ月3ヶ月ごとに5口20口20万円19,099円219,099円100%
24ヶ月3ヶ月ごとに1口8口8万円15,279円95,279円100%
24ヶ月3ヶ月ごとに3口24口24万円45,838円285,838円100%
24ヶ月3ヶ月ごとに5口40口40万円76,396円476,396円100%
36ヶ月3ヶ月ごとに1口12口12万円34,378円154,378円100%
36ヶ月3ヶ月ごとに3口36口36万円103,135円463,135円100%
36ヶ月3ヶ月ごとに5口60口60万円171,892円771,892円100%
60ヶ月3ヶ月ごとに1口20口20万円95,496円295,496円100%
60ヶ月3ヶ月ごとに3口60口60万円286,488円886,488円100%
60ヶ月3ヶ月ごとに5口100口100万円477,480円1,477,480円100%
横にスクロールすると残りの列が見えます

※ 概算です。前提は調べ方とデータの見方。元本は保証されません。

口座開設から出資までの流れ

口座開設から出資までの手順は調べ方とデータの見方にまとめています。ここではFUNDIで実際に手間が変わるところだけを書きます。

この記事で扱っていないこと

ここまでがFUNDIそのものの話です。以下はどの事業者でも共通なので、この記事では繰り返さず、元のページに置いています。

08この記事の数字は、どこから取ったか

数字の出どころを最後にまとめます。ここが書いていない比較記事は、鵜呑みにしないでください。この記事で使ったのは次のとおりです。

取得日は2026年10月19日です(更新頻度と方針は調べ方とデータの見方)。

できていないことも書いておきます。まず、FUNDIについては設立、資本金、サービス開始、累計組成、償還、累計調達額ほかが確認できていません。公表がないのか、当サイトが見つけられていないのかは区別できていません。また、FUNDIの実案件はまだ取得できていません。一覧ページの作りによっては機械的に読めないことがあり、順次対応しています。そして、償還後の実績利回りは各社の開示方針がばらばらで、横並びの集計ができていません。ここは運用終了レポートの取得で埋めていきます。

数字は元本を保証するものではなく、特定の商品の勧誘ではありません。最終的な判断は交付書面と目論見書をお読みください。

09まとめ

FUNDIについて、掲載データから言えるのはここまでです。利回りは78社中8位、最低投資額は低いほうから10番目、劣後は4–5%。公表・取得ができていない項目は4件で、その欄は埋めていません。

最後に一つだけ。評判を調べる目的は、他人の感想を集めることではなく、自分が確かめられる事実の範囲を知ることです。この記事に書いた数字は、株式会社FUNDIの公表資料と当サイトの集計から取ったもので、第三者の監査を受けたものではありません。実際に申し込む前に、株式会社FUNDIが交付する契約締結前交付書面を必ずお読みください。

不動産型を横断して比べる場合は不動産型の一覧、仕組みから確認する場合ははじめての方へ、この事業者の生データはFUNDIのサービスページにあります。

投資がはじめての方へ:言葉 → 始める段 → 3つの質問 → 国債と比べる → 会社を確かめる5ステップを見る →

関連するページ

関連するページ

不動産型を、まとめて比べる。

想定利回り・最低投資額・運用期間・劣後出資割合で横断できます。

サービス一覧へ →