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Rimpleの評判|不動産型80社のデータで検証

読む目安:「先に結論」だけなら1分/全部で約20分(13千字)

Rimple(運営:プロパティエージェント株式会社)は、不動産クラウドファンディングの80社のうちの1社です。評判を調べる前に、公表されている数字を先に置きます。想定利回りの上限は4%で、不動産型78社中70位。最低投資額は1万円(低いほうから3番目)。劣後出資割合は30%。累計ファンド数は116件。

この記事は、Rimpleについて当サイトが掲載している110社のデータベースと突き合わせて分かることだけを書きます。体験談は載せません。運営会社が公表していない項目は「確認中」と明示し、推測で埋めません。数字は不動産クラウドファンディング80社を分母にして、Rimpleがどこに立っているのかを毎回示します。

2.7–4.0%想定利回り(年)不動産型78社中 70位
1万円最低投資額低いほうから 3番目/72社
6ヶ月運用期間期間中は原則として解約できません
30%劣後出資割合公表50社中 14位

01結論:どんな人に向くか

先に結論
  • 想定利回りの上限4%は、不動産型78社の中央値8%に対して低い側。順位は70位です。
  • 最低投資額1万円は、72社中で低いほうから3番目。これより低い社は2社あります。
  • 劣後出資割合30%は、公表している50社中14位。物件価格がこの割合まで下がっても、損失は先に運営会社が被ります。
  • 公表・取得ができていない項目が1件あります(資本金)。この欄は埋めずに残しています。

候補になる場合・ならない場合

数字から言えることだけを、判断の材料として両側に並べます。推奨ではありません。

候補になりうる場合


・少額から試したい場合。最低1万円は72社中で低いほうから3番目です。
・資金を長く拘束されたくない場合。運用期間は6ヶ月です。
・下落耐性を重く見る場合。劣後30%は厚いほうです。

候補から外れる場合


・利回りを最優先する場合。78社中70位で、上には69社あります。

02サービスの基本情報と、これまでの実績

種別不動産型
根拠となる法律不動産特定共同事業法
必要な許可・登録電子取引業務の許可(許可制)
登録・許可番号不動産特定共同事業金融庁長官・国土交通大臣第90号/宅地建物取引業東京都知事(5)第83227号
想定利回り(年)2.7–4.0%
最低投資額1万円
運用期間6ヶ月
劣後出資割合30%
募集方式抽選
入出金都度入金&自動出金
出金手数料無料
運営会社プロパティエージェント株式会社
上場区分ミガロホールディングス株式会社(東証プライム)グループ
サービス開始2020年3月

全14項目のうち、確認できているのは14項目です。「確認中」は当サイトがまだ一次資料で裏取りできていない項目で、推測では埋めません。

これまでの実績を数える

累計ファンド数
116件

これまでに組成された案件の数

償還済み
105件

運用を終えて返済が完了した件数

いずれもプロパティエージェント株式会社の公表値です(2026年3月時点)。第三者が検証した数字ではありません。累計の件数と金額は、事業が続いた長さを示すだけで、これから募集される案件の質を保証しません。

公表している項目を全部並べる

投資の判断に使う項目を22個そろえて、埋まっているのは19/22項目。同じ不動産型のなかでは多く出しているほうです。

表と図の読み方、順位の数え方は調べ方とデータの見方にまとめています。

会社情報9項目中条件の数値5項目中運用実績5項目中入出金・手数料3項目中
  • 会社情報9項目中
  • 条件の数値5項目中
  • 運用実績5項目中
  • 入出金・手数料3項目中
Rimpleが公表している項目を、種類ごとに数えたもの。棒が短いところが、自分で問い合わせないと分からない部分です。
項目Rimple同種別での公表状況
運営会社プロパティエージェント株式会社80/80社が公表
設立2004年2月48/80社が公表
資本金—12/80社が公表
代表者中西聖77/80社が公表
所在地東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー41F73/80社が公表
上場区分上場グループ80/80社が公表
サービス開始2020年51/80社が公表
登録・許認可不動産特定共同事業(電子取引業務)80/80社が公表
登録番号不動産特定共同事業金融庁長官・国土交通大臣第90号/宅地建物取引業東京都知事(5)第83227号72/80社が公表
想定利回り2.7–4.078/80社が公表
運用期間6ヶ月75/80社が公表
最低投資額1万円72/80社が公表
劣後出資30%55/80社が公表
募集方式抽選80/80社が公表
累計組成116件15/80社が公表
償還105件6/80社が公表
累計調達額—14/80社が公表
元本毀損—8/80社が公表
数字の基準日2026年3月20/80社が公表
提携銀行三菱UFJ銀行41/80社が公表
入出金都度入金&自動出金41/80社が公表
手数料無料42/80社が公表

03同じ種別の中での立ち位置

Rimpleが置かれている市場を、先に数字で押さえます。当サイトが掲載している不動産クラウドファンディングは80社です。

掲載社数
80社

当サイトが確認した不動産型の事業者

利回りを公表
78社

中央値8%・最高25.8%

登録番号を確認
72社

全体の90%

上場企業が運営
6社

全体の8%

この80社のうち、当サイトが登録・許可番号を確認できたのは72社(90%)、運営会社が上場しているのは6社(8%)です。行政処分などの注記がある事業者は2社あります。Rimpleは登録番号を確認できている側、運営会社が上場していない側に入ります。

利回りの帯で見る不動産型

Rimpleは4〜6%の帯にいます。利回りの帯は、そのままリスクの帯でもあります。高い帯にいる事業者は、短期の開発案件や再生案件など、成功すれば戻りが大きいが、外すと売れない資産を扱っていることが多い。帯が近い事業者どうしを比べるのが、最初の比較としては現実的です。帯ごとの社数は不動産型の一覧にあります。

最低投資額の帯

不動産型で最低投資額を公表している72社のうち、51社が1万円以下です(帯ごとの内訳は不動産型の一覧)。Rimpleは1万円なので、この多数派の中にいます。最低投資額が低いことは、分散しやすいという意味であって、安全という意味ではありません。

分布の中に置き直す

ここからは、Rimpleの数字を不動産クラウドファンディング80社の分布の中に置き直します。単独で「利回りが高い」と言っても意味がないためです。以下の順位・中央値・前後の社は、すべて掲載データからその場で計算しています。

想定利回りの上限

Rimpleの想定利回りの上限は4%。公表している78社の中で70位(下位)で、中央値8%と比べると中央値より低い側です。最も高い社は25.8%、最も低い社は2.5%。

運営会社想定利回りの上限
ai fund株式会社アイ建設事務所5%
タスキFunds株式会社タスキ4.8%
KORYO Funding香陵住販株式会社4.5%
ちょこっと不動産株式会社良栄4.3%
★ Rimpleプロパティエージェント株式会4%
えんfunding株式会社えんホールディングス4%
プレファン株式会社プレサンスリアルタ4%
GoodComFund株式会社グッドコムアセット4%
彩-SAI-株式会社フジハウジング4%

この前後9社が、想定利回りの上限という一点ではRimpleと近い条件の事業者です。ただしこの軸で近いことは、リスクが同じであることを意味しません。運営会社の規模も、案件の中身も別々に見る必要があります。

最低投資額

Rimpleの最低投資額は1万円。公表している72社の中で3位(上位)で、中央値1万円と比べると中央値と同じ側です。最も低い社は1万円、最も高い社は100万円。

運営会社最低投資額
COZUCHILAETOLI株式会社1万円
CREALクリアル株式会社1万円
★ Rimpleプロパティエージェント株式会1万円
利回り不動産株式会社ワイズホールディング1万円
利回りくん株式会社シーラ1万円
LEVECHY株式会社レベチー1万円
TORCHESTORCHES株式会社1万円
Victory Fundカチデベロップメント株式会社1万円
CONDO株式会社AUGEN1万円

この前後9社が、最低投資額という一点ではRimpleと近い条件の事業者です。ただしこの軸で近いことは、リスクが同じであることを意味しません。運営会社の規模も、案件の中身も別々に見る必要があります。

運用期間の上限

Rimpleの運用期間の上限は6ヶ月。公表している75社の中で9位(上位)で、中央値12ヶ月と比べると中央値より低い側です。最も低い社は3ヶ月、最も高い社は180ヶ月。

運営会社運用期間の上限
REISMファンズリズム株式会社3ヶ月
GATES FUNDINGGATES株式会社4ヶ月
B-Den株式会社ビーロット5ヶ月
CROWD BUILDS株式会社フィンスター5ヶ月
★ Rimpleプロパティエージェント株式会6ヶ月
CONDO株式会社AUGEN6ヶ月
REALE株式会社エー・ディー・ワーク6ヶ月
ASSECLI株式会社エボルゾーン6ヶ月
K-FUND株式会社カワムラ建設6ヶ月

この前後9社が、運用期間の上限という一点ではRimpleと近い条件の事業者です。ただしこの軸で近いことは、リスクが同じであることを意味しません。運営会社の規模も、案件の中身も別々に見る必要があります。

劣後出資割合

Rimpleの劣後出資割合は30%。公表している50社の中で14位(上位)で、中央値25%と比べると中央値より高い側です。最も高い社は70%、最も低い社は5%。

運営会社劣後出資割合
ゴコウファンド株式会社五黄不動産40%
らくたま株式会社フロンティアグループ40%
iRDJRD株式会社40%
投活株式会社トラスト40%
★ Rimpleプロパティエージェント株式会30%
利回りくん株式会社シーラ30%
REALE株式会社エー・ディー・ワーク30%
まにわく株式会社新日本コンサルティン30%
FUNDROPONE DROP INVES30%

この前後9社が、劣後出資割合という一点ではRimpleと近い条件の事業者です。ただしこの軸で近いことは、リスクが同じであることを意味しません。運営会社の規模も、案件の中身も別々に見る必要があります。

10の指標で見た、80社のなかでの順位

条件の良し悪しは相対的なものです。不動産型80社のなかでの位置を確かめます。10指標の平均順位は上位40%。強いのは運用期間の短さ、最低投資額の低さ、劣後出資の厚さ、累計組成本数、開示項目の数。弱いのは想定利回り(上限)、想定利回り(下限)。

表と図の読み方、順位の数え方は調べ方とデータの見方にまとめています。

利回り上限4%利回り下限2.7%レンジの狭さ1.3pt運用期間6ヶ月最低投資額1万円劣後出資30%組成本数116件開示項目17/20項目会社の歴史2004年設立上位50%1位Rimple
Rimpleの位置。外側ほど不動産型のなかで上位です。(各指標を公表している会社のなかでの順位を 0〜1 に直したもの)
指標Rimple順位同種別の中央値中央値と比べて1位の会社
想定利回り(上限)4%70位 / 78社8%下回るヤマワケエステート
想定利回り(下限)2.7%74位 / 78社5%下回るヤマワケエステート
利回りレンジの狭さ1.3pt37位 / 78社1.75pt上回るTECROWD
運用期間の短さ6ヶ月9位 / 75社12ヶ月上回るREEZIN
最低投資額の低さ1万円3位 / 72社1万円同じCOZUCHI
劣後出資の厚さ30%14位 / 50社30%同じProperty+
累計組成本数116件6位 / 15社39件上回るTSON FUNDING
開示項目の数17/20項目4位 / 80社12/20項目上回るトモタク
運営会社の歴史2004年設立17位 / 48社2007年設立上回るTREC Funding
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不動産型の中央値との差

不動産型の真ん中の会社を想像して、そこからの差でRimpleを捉えます。不動産型80社の中央値と並べました。

表と図の読み方、順位の数え方は調べ方とデータの見方にまとめています。

100想定利回り(上限)4% (中央値 8%)想定利回り(下限)2.7% (中央値 5%)運用期間(最長)6ヶ月 (中央値 12ヶ月)運用期間(最短)6ヶ月 (中央値 5ヶ月)最低投資額1万円 (中央値 1万円)劣後出資割合30% (中央値 30%)累計組成本数116件 (中央値 39件)運営会社の設立年2004年 (中央値 2007年)開示項目の数17/20 (中央値 12/20)
  • 想定利回り(上限)4% (中央値 8%)
  • 想定利回り(下限)2.7% (中央値 5%)
  • 運用期間(最長)6ヶ月 (中央値 12ヶ月)
  • 運用期間(最短)6ヶ月 (中央値 5ヶ月)
  • 最低投資額1万円 (中央値 1万円)
  • 劣後出資割合30% (中央値 30%)
  • 累計組成本数116件 (中央値 39件)
  • 運営会社の設立年2004年 (中央値 2007年)
  • 開示項目の数17/20 (中央値 12/20)

点線は100

不動産型の中央値を100としたときの比。
項目Rimple不動産型の中央値差中央値に対する比
想定利回り(上限)4%8%-4%50%
想定利回り(下限)2.7%5%-2.3%54%
運用期間(最長)6ヶ月12ヶ月-6ヶ月50%
運用期間(最短)6ヶ月5ヶ月+1ヶ月120%
最低投資額1万円1万円0円100%
劣後出資割合30%30%0%100%
累計組成本数116件39件+77件297%
運営会社の設立年2004年2007年-3年100%
開示項目の数17/2012/20+5/20142%
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※ 累計調達額は公表がないため比較できません。個別の募集ページには記載があることもあるので、申し込む前に確認してください。

04条件が近い8社を同じ表に並べる

乗り換えや併用を考えるなら、まず条件の近い会社を知っておくのが早道です。利回り・運用期間・最低額・劣後・開示項目数の5つを座標にして、近い8社を機械的に選びました。

3.0%3ヶ月4.8%8ヶ月6.5%12ヶ月Rimple運用期間(最長・ヶ月)想定利回りの上限(%)
オレンジがRimple。縦が想定利回り、横が運用期間です。
サービス想定利回り運用期間最低額劣後上場区分累計組成条件の近さ
Rimple(この記事)2.7–4.06ヶ月1万円30%上場グループ116件—
ちょこっと不動産3.9–4.34–10ヶ月1万円30%非上場—1.10
GALA FUNDING36ヶ月1万円30%上場—1.41
iRD平均3.7平均3ヶ月—40%非上場—1.47
えんfunding2–43–12ヶ月1万円20%非上場—1.50
利回りくん3–63–12ヶ月1万円5–30%上場—2.19
FANTAS funding5–62–12ヶ月1万円約20%非上場250件超2.29
ジョイントアルファ3–56–12ヶ月1万円3–50%上場—2.50
REALE6.56ヶ月1万円30%上場グループ—3.05
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05運営会社と登録を確かめる

Rimpleが属する不動産型は不動産特定共同事業法にもとづく仕組みで、事業者には電子取引業務の許可(許可制)が必要です(法律の枠組みは調べ方とデータの見方)。

Rimpleの登録・許可番号は不動産特定共同事業金融庁長官・国土交通大臣第90号/宅地建物取引業東京都知事(5)第83227号です。

「知事」で始まるので、Rimpleの事務所は1つの都道府県内にあります(調べ方とデータの見方)。

番号の探し方、一覧での突き合わせ方、行政処分の調べ方は調べ方とデータの見方にまとめています。

当サイトでは、Rimpleに関する行政処分の記録を確認できていません。「確認できていない」であって「無い」ではありません。調べ方は調べ方とデータの見方にあります。

関連するニュース

Googleニュースの検索結果から、Rimpleまたはプロパティエージェント株式会社を含む記事を新しい順に並べています。当サイトが選別・評価したものではありません。見出しと媒体名だけを載せ、本文は各媒体のページでご確認ください。

※ プレスリリースと取材記事の読み分けは調べ方とデータの見方。

公的な一覧との照合

登録番号は飾りではありません。実際に一覧に載っているかを確認しました。公的な一覧で確認が取れました。

登録・許可番号を自分で確かめる手順と、突き合わせに使った一次情報は調べ方とデータの見方にあります。

項目内容
サイトに書かれている登録番号不動産特定共同事業金融庁長官・国土交通大臣第90号/宅地建物取引業東京都知事(5)第83227号
登録・許認可の種類不動産特定共同事業(電子取引業務)
法人番号(国税庁)3011101036771
登記上の商号プロパティエージェント株式会社
登記上の所在地東京都新宿区西新宿6丁目5番1号新宿アイランドタワー41階
gBizINFOの更新日2020-10-06
DX認定制度2023-09-01 経済産業省
DX認定制度2021-09-01 経済産業省
国土交通省の許可一覧プロパティエージェント株式会社/第1号・第2号・第3号・電子取引業務

近い会社の運営体制と登録を見比べる

似た条件の会社が並んだら、最後は運営の実体で選びます。公的な一覧で確認が取れたのは、この9社のうち9社です。

登録・許可番号を自分で確かめる手順と、突き合わせに使った一次情報は調べ方とデータの見方にあります。

金融庁の一覧で確認3社国交省の一覧で確認9社上場・上場グループ5社どちらの一覧でも確認できず0社
  • 金融庁の一覧で確認3社
  • 国交省の一覧で確認9社
  • 上場・上場グループ5社
  • どちらの一覧でも確認できず0社
Rimpleと条件が近い8社を合わせた9社の内訳。「確認できず」は社名の表記ゆれで一致しなかったものを含みます。
サービス運営会社設立資本金上場区分金融庁一覧国交省一覧開示項目
Rimple(この記事)プロパティエージェント株式会社2004年2月—上場グループ—○17/20
ちょこっと不動産株式会社良栄1991年2月—非上場—○13/20
GALA FUNDING株式会社FJネクストホールディングス1980年7月—上場—○13/20
iRDJRD株式会社1997年5月2000万円非上場—○13/20
えんfunding株式会社えんホールディングス1989年11月—非上場○○13/20
利回りくん株式会社シーラ2010年9月—上場—○14/20
FANTAS fundingFANTAS technology株式会社2010年2月—非上場—○17/20
ジョイントアルファ穴吹興産株式会社1964年5月—上場○○13/20
REALE株式会社エー・ディー・ワークス—10億円上場グループ○○10/20
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06守られる仕組みと、引き受けるリスク

不動産特定共同事業法にもとづく仕組みです。くわしい説明は調べ方とデータの見方にあります。

Rimpleもこの枠組みの中にあります。つまり守られる範囲は、この事業者が特別に決めたものではなく、法律で決まっている部分が大きいということです。事業者ごとの差は、法令が求める最低限より上をどこまで積むかに出ます。

Rimpleで確認すべき点
  • 劣後出資割合を見る。運営会社が自分でいくら出しているか。物件価格がこの割合まで下がっても、損失は先に運営側が被ります。Rimpleは30%です。
  • 出口が決まっているかを見る。運用終了時に何を売って返すのか。売却先が未定の案件は、償還が遅れやすくなります。Rimpleの運用期間は6ヶ月です。
  • マスターリースの有無を見る。空室時の賃料が保証されているかどうかで、分配の安定性が変わります。

仕組みそのものの解説ははじめての方へと劣後出資割合とはにまとめています。ここではRimpleの数字に絞ります。

引き受けることになるリスク

不動産型に共通するリスクはリスクと過去の事故にまとめています。ここではRimpleに効く形で書きます。

  1. 途中で解約できない。運用期間中は原則として換金できません。Rimpleの運用期間は6ヶ月です。生活資金や近く使う予定のある資金は充てないでください。
  2. 事業者が破綻するリスク。分別管理の義務はありますが、実際に違反した事例があります。事業者の財務が見えるかどうかは、種別より先に確認すべき点です。
  3. 情報の非対称。投資家が見られるのは募集ページに書かれたことだけです。物件やプロジェクトを自分で確かめる手段は基本的にありません。
  4. この事業者で確認できていない項目が1件ある。資本金が未取得です。分からないまま出すのは、リスクを測らずに出すのと同じです。申し込み前に募集ページで確認してください。

損が出るとしたら、どういうときか

投資判断で先に確かめるべきなのは、上振れではなく下振れのほうです。100万円を入れた前提で、価値が下がったときに元本がどうなるかを出しました。

優先出資(投資家) 70%劣後出資(運営会社) 30%出資の内訳ここまでの下落なら、優先出資の元本は守られる設計
Rimpleが公表している劣後出資の割合をそのまま図にしたものです。案件ごとに変わることがあるので、募集ページで必ず確認してください。
0%下落1,000,000円5%下落1,000,000円10%下落1,000,000円15%下落1,000,000円20%下落1,000,000円30%下落1,000,000円50%下落800,000円
  • 0%下落1,000,000円
  • 5%下落1,000,000円
  • 10%下落1,000,000円
  • 15%下落1,000,000円
  • 20%下落1,000,000円
  • 30%下落1,000,000円
  • 50%下落800,000円
100万円を入れたときに戻ってくる元本。劣後の枠を超えた分から元本が減ります。
価値の下落劣後による吸収元本に及ぶ割合戻る元本分配金(税引後・概算)100万円に対する損益結果
0%0%0%1,000,000円15,915円+15,916円元本は守られる
5%5%0%1,000,000円15,915円+15,916円元本は守られる
10%10%0%1,000,000円15,915円+15,916円元本は守られる
15%15%0%1,000,000円15,915円+15,916円元本は守られる
20%20%0%1,000,000円15,915円+15,916円元本は守られる
30%30%0%1,000,000円15,915円+15,916円元本は守られる
50%30%20%800,000円15,915円-184,084円元本が減る
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※ 概算です。前提は調べ方とデータの見方。元本は保証されません。

07自分の金額で試算する

金額別の受取額(税引後)

自分が入れる金額で計算しないと、条件の意味は分かりません。想定利回り2.7–4.0、運用期間6ヶ月で計算しました。

試算の前提(単利・満期保有・源泉徴収20.42%)は調べ方とデータの見方。

5万円795円10万円1,591円30万円4,774円50万円7,957円100万円15,915円300万円47,748円500万円79,580円
  • 5万円795円
  • 10万円1,591円
  • 30万円4,774円
  • 50万円7,957円
  • 100万円15,915円
  • 300万円47,748円
  • 500万円79,580円
Rimpleでうまくいった場合の税引後の受取額(概算)。
投資額口数税引前(控えめ)税引前(うまくいった場合)税引後(控えめ)税引後(うまくいった場合)源泉徴収(控えめ)源泉徴収(うまくいった場合)受取額の幅
5万円5口675円1,000円537円795円137円204円258円
10万円10口1,350円2,000円1,074円1,591円275円408円517円
30万円30口4,050円6,000円3,222円4,774円827円1,225円1,552円
50万円50口6,750円10,000円5,371円7,957円1,378円2,042円2,586円
100万円100口13,500円20,000円10,743円15,915円2,756円4,084円5,172円
300万円300口40,500円60,000円32,229円47,748円8,270円12,252円15,519円
500万円500口67,500円100,000円53,716円79,580円13,783円20,420円25,864円
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※ 概算です。前提は調べ方とデータの見方。元本は保証されません。

積み上げていくと、どうなるか

1件で終わらせずに回していくと、どうなるかを出します。Rimpleの最低投資額1万円を基準に、3ヶ月ごとに一定の口数を申し込み続けた場合の積み上がりを出しました。利回りは上限の4%、税引後(源泉徴収20.42%を引いたあと)で計算しています。取得できた案件では枠が余っていたので、申し込めば入れる前提で計算しています。

確かめたいのは金額ではなく、Rimpleだけでどこまで積めるかです。募集の本数が足りなければ、同じ種別の他社にも口座を開いて分散することになります。

期間申込のペース累計口数累計投資額税引後の受取(概算)元本+受取当選の見込み
6ヶ月3ヶ月ごとに1口2口2万円318円20,318円100%
6ヶ月3ヶ月ごとに3口6口6万円954円60,954円100%
6ヶ月3ヶ月ごとに5口10口10万円1,591円101,591円100%
12ヶ月3ヶ月ごとに1口4口4万円1,273円41,273円100%
12ヶ月3ヶ月ごとに3口12口12万円3,819円123,819円100%
12ヶ月3ヶ月ごとに5口20口20万円6,366円206,366円100%
24ヶ月3ヶ月ごとに1口8口8万円5,093円85,093円100%
24ヶ月3ヶ月ごとに3口24口24万円15,279円255,279円100%
24ヶ月3ヶ月ごとに5口40口40万円25,465円425,465円100%
36ヶ月3ヶ月ごとに1口12口12万円11,459円131,459円100%
36ヶ月3ヶ月ごとに3口36口36万円34,378円394,378円100%
36ヶ月3ヶ月ごとに5口60口60万円57,297円657,297円100%
60ヶ月3ヶ月ごとに1口20口20万円31,831円231,832円100%
60ヶ月3ヶ月ごとに3口60口60万円95,496円695,496円100%
60ヶ月3ヶ月ごとに5口100口100万円159,160円1,159,160円100%
横にスクロールすると残りの列が見えます

※ 概算です。前提は調べ方とデータの見方。元本は保証されません。

口座開設から出資までの流れ

口座開設から出資までの手順は調べ方とデータの見方にまとめています。ここではRimpleで実際に手間が変わるところだけを書きます。

この記事で扱っていないこと

ここまでがRimpleそのものの話です。以下はどの事業者でも共通なので、この記事では繰り返さず、元のページに置いています。

08この記事の数字は、どこから取ったか

集計に使ったものを全部並べます。同じ手順をたどれば、同じ数字が出ます。この記事で使ったのは次のとおりです。

取得日は2026年10月19日です(更新頻度と方針は調べ方とデータの見方)。

できていないことも書いておきます。まず、Rimpleについては資本金、累計調達額、元本毀損が確認できていません。公表がないのか、当サイトが見つけられていないのかは区別できていません。次に、実案件は募集一覧に出ている範囲しか取れていないので、過去の案件をすべて数えたものではありません。そして、償還後の実績利回りは各社の開示方針がばらばらで、横並びの集計ができていません。ここは運用終了レポートの取得で埋めていきます。

数字は元本を保証するものではなく、特定の商品の勧誘ではありません。最終的な判断は交付書面と目論見書をお読みください。

09まとめ

Rimpleについて、掲載データから言えるのはここまでです。利回りは78社中70位、最低投資額は低いほうから3番目、劣後は30%。公表・取得ができていない項目は1件で、その欄は埋めていません。

最後に一つだけ。評判を調べる目的は、他人の感想を集めることではなく、自分が確かめられる事実の範囲を知ることです。この記事に書いた数字は、プロパティエージェント株式会社の公表資料と当サイトの集計から取ったもので、第三者の監査を受けたものではありません。実際に申し込む前に、プロパティエージェント株式会社が交付する契約締結前交付書面を必ずお読みください。

不動産型を横断して比べる場合は不動産型の一覧、仕組みから確認する場合ははじめての方へ、この事業者の生データはRimpleのサービスページにあります。

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