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FANTAS fundingの評判|不動産型80社のデータで検証

読む目安:「先に結論」だけなら1分/全部で約25分(14千字)

FANTAS funding(運営:FANTAS technology株式会社)は、不動産クラウドファンディングの80社のうちの1社です。評判を調べる前に、公表されている数字を先に置きます。想定利回りの上限は6%で、不動産型78社中56位。最低投資額は1万円(低いほうから12番目)。劣後出資割合は約20%。累計ファンド数は250件超。

この記事は、FANTAS fundingについて当サイトが掲載している110社のデータベースと突き合わせて分かることだけを書きます。体験談は載せません。運営会社が公表していない項目は「確認中」と明示し、推測で埋めません。数字は不動産クラウドファンディング80社を分母にして、FANTAS fundingがどこに立っているのかを毎回示します。

5–6%想定利回り(年)不動産型78社中 56位
1万円最低投資額低いほうから 12番目/72社
2–12ヶ月運用期間期間中は原則として解約できません
約20%劣後出資割合公表50社中 27位

01結論:どんな人に向くか

先に結論
  • 想定利回りの上限6%は、不動産型78社の中央値8%に対して低い側。順位は56位です。
  • 最低投資額1万円は、72社中で低いほうから12番目。これより低い社は11社あります。
  • 劣後出資割合約20%は、公表している50社中27位。物件価格がこの割合まで下がっても、損失は先に運営会社が被ります。
  • 元本割れの実績は0件と公表されています。ただしこれは運用を終えた案件だけの数字で、運用中の案件は含みません。
  • 公表・取得ができていない項目が1件あります(資本金)。この欄は埋めずに残しています。

候補になる場合・ならない場合

数字から言えることだけを、判断の材料として両側に並べます。推奨ではありません。

候補になりうる場合


・資金を長く拘束されたくない場合。運用期間は2–12ヶ月です。
・過去の償還実績を重く見る場合。元本割れは0件と公表されています(運用中の案件は含みません)。

候補から外れる場合


・利回りを最優先する場合。78社中56位で、上には55社あります。

02サービスの基本情報と、これまでの実績

種別不動産型
根拠となる法律不動産特定共同事業法
必要な許可・登録電子取引業務の許可(許可制)
登録・許可番号不動産特定共同事業産特定共同事業東京都知事第103号
想定利回り(年)5–6%
最低投資額1万円
運用期間2–12ヶ月
劣後出資割合約20%
募集方式抽選
入出金都度入金&自動出金
出金手数料無料
運営会社FANTAS technology株式会社
上場区分非上場
サービス開始2018年11月

全14項目のうち、確認できているのは14項目です。「確認中」は当サイトがまだ一次資料で裏取りできていない項目で、推測では埋めません。

これまでの実績を数える

累計ファンド数
250件超

これまでに組成された案件の数

元本割れ
0件

元本償還率100%/過去に元本が毀損した件数

いずれもFANTAS technology株式会社の公表値です(2026年時点)。第三者が検証した数字ではありません。累計の件数と金額は、事業が続いた長さを示すだけで、これから募集される案件の質を保証しません。

「元本割れゼロ」の読み方

この表記が意味するのは運用を終えた案件で元本が毀損しなかったことだけです。運用中の案件、募集が不成立だった案件、償還が延期された案件は含まれません。また、事業者が自分で集計した数字で、第三者の監査を受けたものではありません。ゼロという数字は、将来の案件が毀損しない根拠にはなりません。

公表している項目を全部並べる

比較サイトが並べる項目を22個決めて、埋まっているのは19/22項目。同じ不動産型のなかでは多く出しているほうです。

表と図の読み方、順位の数え方は調べ方とデータの見方にまとめています。

会社情報9項目中条件の数値5項目中運用実績5項目中入出金・手数料3項目中
  • 会社情報9項目中
  • 条件の数値5項目中
  • 運用実績5項目中
  • 入出金・手数料3項目中
FANTAS fundingが公表している項目を、種類ごとに数えたもの。棒が短いところが、自分で問い合わせないと分からない部分です。
項目FANTAS funding同種別での公表状況
運営会社FANTAS technology株式会社80/80社が公表
設立2010年2月48/80社が公表
資本金—12/80社が公表
代表者國師康平77/80社が公表
所在地東京都渋谷区恵比寿4-3-8 KDX恵比寿ビル5F73/80社が公表
上場区分非上場80/80社が公表
サービス開始2018年11月51/80社が公表
登録・許認可不動産特定共同事業(電子取引業務)80/80社が公表
登録番号不動産特定共同事業産特定共同事業東京都知事第103号72/80社が公表
想定利回り5–678/80社が公表
運用期間2–12ヶ月75/80社が公表
最低投資額1万円72/80社が公表
劣後出資約20%55/80社が公表
募集方式抽選80/80社が公表
累計組成250件超15/80社が公表
償還—6/80社が公表
累計調達額—14/80社が公表
元本毀損0件8/80社が公表
数字の基準日2026年20/80社が公表
提携銀行りそな銀行41/80社が公表
入出金都度入金&自動出金41/80社が公表
手数料無料42/80社が公表

03同じ種別の中での立ち位置

FANTAS fundingが置かれている市場を、先に数字で押さえます。当サイトが掲載している不動産クラウドファンディングは80社です。

掲載社数
80社

当サイトが確認した不動産型の事業者

利回りを公表
78社

中央値8%・最高25.8%

登録番号を確認
72社

全体の90%

上場企業が運営
6社

全体の8%

この80社のうち、当サイトが登録・許可番号を確認できたのは72社(90%)、運営会社が上場しているのは6社(8%)です。行政処分などの注記がある事業者は2社あります。FANTAS fundingは登録番号を確認できている側、運営会社が上場していない側に入ります。

利回りの帯で見る不動産型

FANTAS fundingは6〜8%の帯にいます。利回りの帯は、そのままリスクの帯でもあります。高い帯にいる事業者は、短期の開発案件や再生案件など、成功すれば戻りが大きいが、外すと売れない資産を扱っていることが多い。帯が近い事業者どうしを比べるのが、最初の比較としては現実的です。帯ごとの社数は不動産型の一覧にあります。

最低投資額の帯

不動産型で最低投資額を公表している72社のうち、51社が1万円以下です(帯ごとの内訳は不動産型の一覧)。FANTAS fundingは1万円なので、この多数派の中にいます。最低投資額が低いことは、分散しやすいという意味であって、安全という意味ではありません。

分布の中に置き直す

ここからは、FANTAS fundingの数字を不動産クラウドファンディング80社の分布の中に置き直します。単独で「利回りが高い」と言っても意味がないためです。以下の順位・中央値・前後の社は、すべて掲載データからその場で計算しています。

想定利回りの上限

FANTAS fundingの想定利回りの上限は6%。公表している78社の中で56位(下位)で、中央値8%と比べると中央値より低い側です。最も高い社は25.8%、最も低い社は2.5%。

運営会社想定利回りの上限
TREC Fundingトーセイ株式会社6.5%
Ezファンド株式会社イー・トラスト6.27%
CREALクリアル株式会社6%
利回りくん株式会社シーラ6%
★ FANTAS fundingFANTAS technol6%
らくたま株式会社フロンティアグループ6%
不動産BANK株式会社ファミリーコーポレー6%
Re:Vest株式会社リバイブル6%
エードMYバンク株式会社エード・ライフ5.5%

この前後9社が、想定利回りの上限という一点ではFANTAS fundingと近い条件の事業者です。ただしこの軸で近いことは、リスクが同じであることを意味しません。運営会社の規模も、案件の中身も別々に見る必要があります。

最低投資額

FANTAS fundingの最低投資額は1万円。公表している72社の中で12位(上位)で、中央値1万円と比べると中央値と同じ側です。最も低い社は1万円、最も高い社は100万円。

運営会社最低投資額
Victory Fundカチデベロップメント株式会社1万円
CONDO株式会社AUGEN1万円
FUNDI株式会社FUNDI1万円
REALE株式会社エー・ディー・ワーク1万円
★ FANTAS fundingFANTAS technol1万円
DARWIN fundingダーウィンアセットパートナー1万円
GATES FUNDINGGATES株式会社1万円
ジョイントアルファ穴吹興産株式会社1万円
ASSECLI株式会社エボルゾーン1万円

この前後9社が、最低投資額という一点ではFANTAS fundingと近い条件の事業者です。ただしこの軸で近いことは、リスクが同じであることを意味しません。運営会社の規模も、案件の中身も別々に見る必要があります。

運用期間の上限

FANTAS fundingの運用期間の上限は12ヶ月。公表している75社の中で37位(中位)で、中央値12ヶ月と比べると中央値と同じ側です。最も低い社は3ヶ月、最も高い社は180ヶ月。

運営会社運用期間の上限
LEVECHY株式会社レベチー12ヶ月
Victory Fundカチデベロップメント株式会社12ヶ月
FUNDI株式会社FUNDI12ヶ月
みんなの年金株式会社ネクサスエージェント12ヶ月
★ FANTAS fundingFANTAS technol12ヶ月
TSON FUNDING株式会社TSON12ヶ月
ジョイントアルファ穴吹興産株式会社12ヶ月
まにわく株式会社新日本コンサルティン12ヶ月
トモタク株式会社イーダブルジー12ヶ月

この前後9社が、運用期間の上限という一点ではFANTAS fundingと近い条件の事業者です。ただしこの軸で近いことは、リスクが同じであることを意味しません。運営会社の規模も、案件の中身も別々に見る必要があります。

劣後出資割合

FANTAS fundingの劣後出資割合は20%。公表している50社の中で27位(中位)で、中央値25%と比べると中央値より低い側です。最も高い社は70%、最も低い社は5%。

運営会社劣後出資割合
ちょこっと不動産株式会社良栄30%
PARTNERS Funding株式会社パートナーズ30%
VERFUND株式会社ベルテックス30%
COZUCHILAETOLI株式会社20%
★ FANTAS fundingFANTAS technol20%
TSON FUNDING株式会社TSON20%
CAMEL株式会社グローバルクラウドエ20%
DARWIN fundingダーウィンアセットパートナー20%
ASSECLI株式会社エボルゾーン20%

この前後9社が、劣後出資割合という一点ではFANTAS fundingと近い条件の事業者です。ただしこの軸で近いことは、リスクが同じであることを意味しません。運営会社の規模も、案件の中身も別々に見る必要があります。

10の指標で見た、80社のなかでの順位

FANTAS fundingの数字を、同じ不動産型の会社と同じ物差しで並べます。10指標の平均順位は上位42%。強いのは最低投資額の低さ、累計組成本数、開示項目の数。弱いのは想定利回り(上限)。

表と図の読み方、順位の数え方は調べ方とデータの見方にまとめています。

利回り上限6%利回り下限5%レンジの狭さ1pt運用期間12ヶ月最低投資額1万円劣後出資20%組成本数250件開示項目17/20項目会社の歴史2010年設立上位50%1位FANTAS funding
FANTAS fundingの位置。外側ほど不動産型のなかで上位です。(各指標を公表している会社のなかでの順位を 0〜1 に直したもの)
指標FANTAS funding順位同種別の中央値中央値と比べて1位の会社
想定利回り(上限)6%56位 / 78社8%下回るヤマワケエステート
想定利回り(下限)5%39位 / 78社5%同じヤマワケエステート
利回りレンジの狭さ1pt32位 / 78社1.75pt上回るTECROWD
運用期間の短さ12ヶ月37位 / 75社12ヶ月同じREEZIN
最低投資額の低さ1万円12位 / 72社1万円同じCOZUCHI
劣後出資の厚さ20%27位 / 50社30%下回るProperty+
累計組成本数250件2位 / 15社39件上回るTSON FUNDING
開示項目の数17/20項目7位 / 80社12/20項目上回るトモタク
運営会社の歴史2010年設立34位 / 48社2007年設立下回るTREC Funding
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不動産型の中央値との差

順位よりも「中央値からどれくらい離れているか」のほうが、実感に近いことがあります。不動産型80社の中央値と並べました。

表と図の読み方、順位の数え方は調べ方とデータの見方にまとめています。

100想定利回り(上限)6% (中央値 8%)想定利回り(下限)5% (中央値 5%)運用期間(最長)12ヶ月 (中央値 12ヶ月)運用期間(最短)2ヶ月 (中央値 5ヶ月)最低投資額1万円 (中央値 1万円)劣後出資割合20% (中央値 30%)累計組成本数250件 (中央値 39件)運営会社の設立年2010年 (中央値 2007年)開示項目の数17/20 (中央値 12/20)
  • 想定利回り(上限)6% (中央値 8%)
  • 想定利回り(下限)5% (中央値 5%)
  • 運用期間(最長)12ヶ月 (中央値 12ヶ月)
  • 運用期間(最短)2ヶ月 (中央値 5ヶ月)
  • 最低投資額1万円 (中央値 1万円)
  • 劣後出資割合20% (中央値 30%)
  • 累計組成本数250件 (中央値 39件)
  • 運営会社の設立年2010年 (中央値 2007年)
  • 開示項目の数17/20 (中央値 12/20)

点線は100

不動産型の中央値を100としたときの比。
項目FANTAS funding不動産型の中央値差中央値に対する比
想定利回り(上限)6%8%-2%75%
想定利回り(下限)5%5%0%100%
運用期間(最長)12ヶ月12ヶ月0ヶ月100%
運用期間(最短)2ヶ月5ヶ月-3ヶ月40%
最低投資額1万円1万円0円100%
劣後出資割合20%30%-10%67%
累計組成本数250件39件+211件641%
運営会社の設立年2010年2007年+3年100%
開示項目の数17/2012/20+5/20142%
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※ 累計調達額は公表がないため比較できません。個別の募集ページには記載があることもあるので、申し込む前に確認してください。

04実際に募集された案件を見る

実際に募集された7件の明細

FANTAS fundingの募集一覧から、7件の案件を取得しました。利回りが分かる7件の平均は5.03%、中央値5%、最小4%・最大6.2%です。運用期間の平均は5.4ヶ月。

掲載条件は会社が自分で決めて書く数字です。実際に募集された案件と突き合わせないと、その数字が現実の何を指しているのかは分かりません。案件名まで出しているのは、同じ会社でも物件や事業によって条件が変わることを見てもらうためです。平均値だけを見ていると、この幅が消えてしまいます。

#ファンド名利回り運用期間状況
1FANTASファンド282号(※抽選方式)4%6ヶ月—
2FANTAS repro PJ 第64号(※抽選方式)5.5%5ヶ月運用中
3FANTAS repro PJ 第63号(※抽選方式)5.5%5ヶ月運用中
4FANTAS repro PJ 第62号(※抽選方式)5%6ヶ月—
5FANTAS check PJ 第209号(※抽選方式)4%4ヶ月運用中
6FANTAS repro PJ 第60号(※抽選方式)6.2%6ヶ月—
7FANTAS repro PJ 第59号(※抽選方式)5%6ヶ月—
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何に投資しているか(対象資産の内訳)

種別は法律の枠組みの話なので、実際に何を買っているかは別に見る必要があります。FANTAS fundingの案件6件を、案件名から対象資産で分けました。いちばん多いのは再生・リノベで6件(100%)です。

表と図の読み方、順位の数え方は調べ方とデータの見方にまとめています。

対象資産件数構成比FANTAS fundingの利回り中央値全事業者の中央値全事業者の件数
再生・リノベ6件100%5.5%7.2%57件
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※ 案件名から判定しています。名前に手がかりがない案件は数えていません(3件)。

案件を条件ごとに分けて数える

案件を1件ずつ見ていくとキリがないので、条件の帯ごとにまとめました。FANTAS fundingがどのあたりの案件を多く出しているのかが、この3つの表で分かります。サイトの上限値だけを見て期待すると、実際に募集される案件との差に驚くことがあります。いちばん厚い帯こそが、この会社の実像です。

利回りで分ける

0242件4〜5%4件5〜6%1件6〜8%
  • 4〜 5%2件
  • 5〜 6%4件
  • 6〜 8%1件
FANTAS fundingの案件を利回りの帯で数えたもの。いちばん高い棒が、この会社でよく出る条件です。
利回り帯件数構成比平均運用期間平均募集額代表的な案件
4〜5%2件29%5.0ヶ月—FANTASファンド282号(※抽選方式)
5〜6%4件57%5.5ヶ月—FANTAS repro PJ 第64号(※抽選方式)
6〜8%1件14%6.0ヶ月—FANTAS repro PJ 第60号(※抽選方式)
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運用期間で分ける

0477件4〜6ヶ月
  • 4〜 6ヶ月7件
FANTAS fundingの案件を運用期間の帯で数えたもの。いちばん高い棒が、この会社でよく出る条件です。
運用期間件数構成比平均利回り平均募集額代表的な案件
4〜6ヶ月7件100%5.03%—FANTASファンド282号(※抽選方式)
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05条件が近い8社を同じ表に並べる

FANTAS fundingを検討している人は、たいてい似た条件の会社も見ています。利回り・運用期間・最低額・劣後・開示項目数の5つを座標にして、近い8社を機械的に選びました。

4.0%6ヶ月6.0%9ヶ月8.0%12ヶ月FANTAS funding運用期間(最長・ヶ月)想定利回りの上限(%)
オレンジがFANTAS funding。縦が想定利回り、横が運用期間です。
サービス想定利回り運用期間最低額劣後上場区分累計組成条件の近さ
FANTAS funding(この記事)5–62–12ヶ月1万円約20%非上場250件超—
利回りくん3–63–12ヶ月1万円5–30%上場—1.25
REALE6.56ヶ月1万円30%上場グループ—2.14
ちょこっと不動産3.9–4.34–10ヶ月1万円30%非上場—2.22
えんfunding2–43–12ヶ月1万円20%非上場—2.24
Rimple2.7–4.06ヶ月1万円30%上場グループ116件2.29
ASSECLI4–83–6ヶ月1万円5–20%非上場—2.29
みらファン5.5–8.0〜12ヶ月1万円15–20%非上場—2.36
不動産BANK6以上11–12ヶ月1万円—非上場—2.36
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06運営会社と登録を確かめる

FANTAS fundingが属する不動産型は不動産特定共同事業法にもとづく仕組みで、事業者には電子取引業務の許可(許可制)が必要です(法律の枠組みは調べ方とデータの見方)。

FANTAS fundingの登録・許可番号は不動産特定共同事業産特定共同事業東京都知事第103号です。

「知事」で始まるので、FANTAS fundingの事務所は1つの都道府県内にあります(調べ方とデータの見方)。

番号の探し方、一覧での突き合わせ方、行政処分の調べ方は調べ方とデータの見方にまとめています。

当サイトでは、FANTAS fundingに関する行政処分の記録を確認できていません。「確認できていない」であって「無い」ではありません。調べ方は調べ方とデータの見方にあります。

関連するニュース

Googleニュースの検索結果から、FANTAS fundingまたはFANTAS technology株式会社を含む記事を新しい順に並べています。当サイトが選別・評価したものではありません。見出しと媒体名だけを載せ、本文は各媒体のページでご確認ください。

※ プレスリリースと取材記事の読み分けは調べ方とデータの見方。

公的な一覧との照合

事業者が自分のサイトに書いている登録番号は、公的な一覧で照合できます。公的な一覧で確認が取れました。

登録・許可番号を自分で確かめる手順と、突き合わせに使った一次情報は調べ方とデータの見方にあります。

項目内容
サイトに書かれている登録番号不動産特定共同事業産特定共同事業東京都知事第103号
登録・許認可の種類不動産特定共同事業(電子取引業務)
法人番号(国税庁)7013201018150
登記上の商号FANTAS technology株式会社
登記上の所在地東京都渋谷区恵比寿4丁目3番8号
gBizINFOの更新日2020-03-26
金融商品仲介業者登録2024-03-11 金融庁
国土交通省の許可一覧FANTAS technology株式会社/第1号・電子取引業務

近い会社の運営体制と登録を見比べる

条件が似ているなら、あとは会社の信用力と手間で決めることになります。公的な一覧で確認が取れたのは、この9社のうち9社です。

登録・許可番号を自分で確かめる手順と、突き合わせに使った一次情報は調べ方とデータの見方にあります。

金融庁の一覧で確認3社国交省の一覧で確認9社上場・上場グループ3社どちらの一覧でも確認できず0社
  • 金融庁の一覧で確認3社
  • 国交省の一覧で確認9社
  • 上場・上場グループ3社
  • どちらの一覧でも確認できず0社
FANTAS fundingと条件が近い8社を合わせた9社の内訳。「確認できず」は社名の表記ゆれで一致しなかったものを含みます。
サービス運営会社設立資本金上場区分金融庁一覧国交省一覧開示項目
FANTAS funding(この記事)FANTAS technology株式会社2010年2月—非上場—○17/20
利回りくん株式会社シーラ2010年9月—上場—○14/20
REALE株式会社エー・ディー・ワークス—10億円上場グループ○○10/20
ちょこっと不動産株式会社良栄1991年2月—非上場—○13/20
えんfunding株式会社えんホールディングス1989年11月—非上場○○13/20
Rimpleプロパティエージェント株式会社2004年2月—上場グループ—○17/20
ASSECLI株式会社エボルゾーン2011年6月—非上場○○13/20
みらファン株式会社みらいアセット2004年12月—非上場—○12/20
不動産BANK株式会社ファミリーコーポレーション2011年4月—非上場—○12/20
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07守られる仕組みと、引き受けるリスク

不動産特定共同事業法にもとづく仕組みです。くわしい説明は調べ方とデータの見方にあります。

FANTAS fundingもこの枠組みの中にあります。つまり守られる範囲は、この事業者が特別に決めたものではなく、法律で決まっている部分が大きいということです。事業者ごとの差は、法令が求める最低限より上をどこまで積むかに出ます。

FANTAS fundingで確認すべき点
  • 劣後出資割合を見る。運営会社が自分でいくら出しているか。物件価格がこの割合まで下がっても、損失は先に運営側が被ります。FANTAS fundingは約20%です。
  • 出口が決まっているかを見る。運用終了時に何を売って返すのか。売却先が未定の案件は、償還が遅れやすくなります。FANTAS fundingの運用期間は2–12ヶ月です。
  • マスターリースの有無を見る。空室時の賃料が保証されているかどうかで、分配の安定性が変わります。

仕組みそのものの解説ははじめての方へと劣後出資割合とはにまとめています。ここではFANTAS fundingの数字に絞ります。

引き受けることになるリスク

不動産型に共通するリスクはリスクと過去の事故にまとめています。ここではFANTAS fundingに効く形で書きます。

  1. 途中で解約できない。運用期間中は原則として換金できません。FANTAS fundingの運用期間は2–12ヶ月です。生活資金や近く使う予定のある資金は充てないでください。
  2. 事業者が破綻するリスク。分別管理の義務はありますが、実際に違反した事例があります。事業者の財務が見えるかどうかは、種別より先に確認すべき点です。
  3. 情報の非対称。投資家が見られるのは募集ページに書かれたことだけです。物件やプロジェクトを自分で確かめる手段は基本的にありません。
  4. この事業者で確認できていない項目が1件ある。資本金が未取得です。分からないまま出すのは、リスクを測らずに出すのと同じです。申し込み前に募集ページで確認してください。

損が出るとしたら、どういうときか

利回りの話ばかりしても片手落ちなので、逆側を計算します。100万円を入れた前提で、価値が下がったときに元本がどうなるかを出しました。

優先出資(投資家) 80%劣後出資(運営会社) 20%出資の内訳ここまでの下落なら、優先出資の元本は守られる設計
FANTAS fundingが公表している劣後出資の割合をそのまま図にしたものです。案件ごとに変わることがあるので、募集ページで必ず確認してください。
0%下落1,000,000円5%下落1,000,000円10%下落1,000,000円15%下落1,000,000円20%下落1,000,000円30%下落900,000円50%下落700,000円
  • 0%下落1,000,000円
  • 5%下落1,000,000円
  • 10%下落1,000,000円
  • 15%下落1,000,000円
  • 20%下落1,000,000円
  • 30%下落900,000円
  • 50%下落700,000円
100万円を入れたときに戻ってくる元本。劣後の枠を超えた分から元本が減ります。
価値の下落劣後による吸収元本に及ぶ割合戻る元本分配金(税引後・概算)100万円に対する損益結果
0%0%0%1,000,000円47,748円+47,748円元本は守られる
5%5%0%1,000,000円47,748円+47,748円元本は守られる
10%10%0%1,000,000円47,748円+47,748円元本は守られる
15%15%0%1,000,000円47,748円+47,748円元本は守られる
20%20%0%1,000,000円47,748円+47,748円元本は守られる
30%20%10%900,000円47,748円-52,252円元本が減る
50%20%30%700,000円47,748円-252,252円元本が減る
横にスクロールすると残りの列が見えます

※ 概算です。前提は調べ方とデータの見方。元本は保証されません。

08自分の金額で試算する

金額別の受取額(税引後)

利回りをパーセントのまま見ても実感が湧かないので、金額に直します。想定利回り5–6、運用期間2–12ヶ月で計算しました。

試算の前提(単利・満期保有・源泉徴収20.42%)は調べ方とデータの見方。

5万円2,387円10万円4,774円30万円14,324円50万円23,874円100万円47,748円300万円143,244円500万円238,740円
  • 5万円2,387円
  • 10万円4,774円
  • 30万円14,324円
  • 50万円23,874円
  • 100万円47,748円
  • 300万円143,244円
  • 500万円238,740円
FANTAS fundingでうまくいった場合の税引後の受取額(概算)。
投資額口数税引前(控えめ)税引前(うまくいった場合)税引後(控えめ)税引後(うまくいった場合)源泉徴収(控えめ)源泉徴収(うまくいった場合)受取額の幅
5万円5口416円3,000円331円2,387円85円612円2,056円
10万円10口833円6,000円663円4,774円170円1,225円4,111円
30万円30口2,500円18,000円1,989円14,324円510円3,675円12,335円
50万円50口4,166円30,000円3,315円23,874円850円6,126円20,559円
100万円100口8,333円60,000円6,631円47,748円1,701円12,252円41,117円
300万円300口25,000円180,000円19,895円143,244円5,105円36,756円123,349円
500万円500口41,666円300,000円33,158円238,740円8,508円61,260円205,582円
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※ 概算です。前提は調べ方とデータの見方。元本は保証されません。

積み上げていくと、どうなるか

1回だけ投資して終わり、という人はあまりいません。FANTAS fundingの最低投資額1万円を基準に、3ヶ月ごとに一定の口数を申し込み続けた場合の積み上がりを出しました。利回りは上限の6%、税引後(源泉徴収20.42%を引いたあと)で計算しています。取得できた案件では枠が余っていたので、申し込めば入れる前提で計算しています。

確かめたいのは金額ではなく、FANTAS fundingだけでどこまで積めるかです。募集の本数が足りなければ、同じ種別の他社にも口座を開いて分散することになります。

期間申込のペース累計口数累計投資額税引後の受取(概算)元本+受取当選の見込み
6ヶ月3ヶ月ごとに1口2口2万円477円20,477円100%
6ヶ月3ヶ月ごとに3口6口6万円1,432円61,432円100%
6ヶ月3ヶ月ごとに5口10口10万円2,387円102,387円100%
12ヶ月3ヶ月ごとに1口4口4万円1,909円41,909円100%
12ヶ月3ヶ月ごとに3口12口12万円5,729円125,729円100%
12ヶ月3ヶ月ごとに5口20口20万円9,549円209,549円100%
24ヶ月3ヶ月ごとに1口8口8万円7,639円87,639円100%
24ヶ月3ヶ月ごとに3口24口24万円22,919円262,919円100%
24ヶ月3ヶ月ごとに5口40口40万円38,198円438,198円100%
36ヶ月3ヶ月ごとに1口12口12万円17,189円137,189円100%
36ヶ月3ヶ月ごとに3口36口36万円51,567円411,567円100%
36ヶ月3ヶ月ごとに5口60口60万円85,946円685,946円100%
60ヶ月3ヶ月ごとに1口20口20万円47,748円247,748円100%
60ヶ月3ヶ月ごとに3口60口60万円143,244円743,244円100%
60ヶ月3ヶ月ごとに5口100口100万円238,740円1,238,740円100%
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※ 概算です。前提は調べ方とデータの見方。元本は保証されません。

口座開設から出資までの流れ

口座開設から出資までの手順は調べ方とデータの見方にまとめています。ここではFANTAS fundingで実際に手間が変わるところだけを書きます。

この記事で扱っていないこと

ここまでがFANTAS fundingそのものの話です。以下はどの事業者でも共通なので、この記事では繰り返さず、元のページに置いています。

09この記事の数字は、どこから取ったか

どこから取った数字なのかを書いておきます。判断の材料にするなら、出どころは確かめられるべきです。この記事で使ったのは次のとおりです。

取得日は2026年10月19日です(更新頻度と方針は調べ方とデータの見方)。

できていないことも書いておきます。まず、FANTAS fundingについては資本金、償還、累計調達額が確認できていません。公表がないのか、当サイトが見つけられていないのかは区別できていません。次に、実案件は募集一覧に出ている範囲しか取れていないので、過去の案件をすべて数えたものではありません。そして、償還後の実績利回りは各社の開示方針がばらばらで、横並びの集計ができていません。ここは運用終了レポートの取得で埋めていきます。

数字は元本を保証するものではなく、特定の商品の勧誘ではありません。最終的な判断は交付書面と目論見書をお読みください。

10まとめ

FANTAS fundingについて、掲載データから言えるのはここまでです。利回りは78社中56位、最低投資額は低いほうから12番目、劣後は約20%。公表・取得ができていない項目は1件で、その欄は埋めていません。

最後に一つだけ。評判を調べる目的は、他人の感想を集めることではなく、自分が確かめられる事実の範囲を知ることです。この記事に書いた数字は、FANTAS technology株式会社の公表資料と当サイトの集計から取ったもので、第三者の監査を受けたものではありません。実際に申し込む前に、FANTAS technology株式会社が交付する契約締結前交付書面を必ずお読みください。

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