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トモタクの評判|不動産型80社のデータで検証

読む目安:「先に結論」だけなら1分/全部で約20分(12千字)

トモタク(運営:株式会社イーダブルジー)は、不動産クラウドファンディングの80社のうちの1社です。評判を調べる前に、公表されている数字を先に置きます。想定利回りの上限は10%で、不動産型78社中20位。最低投資額は1万円(低いほうから17番目)。劣後出資割合は10%。累計ファンド数は143件。

この記事は、トモタクについて当サイトが掲載している110社のデータベースと突き合わせて分かることだけを書きます。体験談は載せません。運営会社が公表していない項目は「確認中」と明示し、推測で埋めません。数字は不動産クラウドファンディング80社を分母にして、トモタクがどこに立っているのかを毎回示します。

5–10%想定利回り(年)不動産型78社中 20位
1万円最低投資額低いほうから 17番目/72社
3–12ヶ月運用期間期間中は原則として解約できません
10%劣後出資割合公表50社中 45位

01結論:どんな人に向くか

先に結論
  • 想定利回りの上限10%は、不動産型78社の中央値8%に対して高い側。順位は20位です。
  • 最低投資額1万円は、72社中で低いほうから17番目。これより低い社は16社あります。
  • 劣後出資割合10%は、公表している50社中45位。物件価格がこの割合まで下がっても、損失は先に運営会社が被ります。
  • 元本割れの実績は0件と公表されています。ただしこれは運用を終えた案件だけの数字で、運用中の案件は含みません。

候補になる場合・ならない場合

数字から言えることだけを、判断の材料として両側に並べます。推奨ではありません。

候補になりうる場合


・利回りの高さを優先する場合。不動産型78社中20位は上位です。
・資金を長く拘束されたくない場合。運用期間は3–12ヶ月です。
・過去の償還実績を重く見る場合。元本割れは0件と公表されています(運用中の案件は含みません)。

候補から外れる場合


・元本の保証を求める場合。この商品に元本保証はありません。

02サービスの基本情報と、これまでの実績

種別不動産型
根拠となる法律不動産特定共同事業法
必要な許可・登録電子取引業務の許可(許可制)
登録・許可番号不動産特定共同事業東京都知事第133号
想定利回り(年)5–10%
最低投資額1万円
運用期間3–12ヶ月
劣後出資割合10%
募集方式抽選・先着
入出金デポジット口座(投資に残高必要)
出金手数料250円
運営会社株式会社イーダブルジー
上場区分非上場
サービス開始2020年10月

全14項目のうち、確認できているのは14項目です。「確認中」は当サイトがまだ一次資料で裏取りできていない項目で、推測では埋めません。

これまでの実績を数える

累計ファンド数
143件

これまでに組成された案件の数

償還済み
120件

運用を終えて返済が完了した件数

累計募集額
約182.5億円

これまでに集めた資金の総額

元本割れ
0件

元本毀損なし/過去に元本が毀損した件数

いずれも株式会社イーダブルジーの公表値です(2026年6月30日時点)。第三者が検証した数字ではありません。累計の件数と金額は、事業が続いた長さを示すだけで、これから募集される案件の質を保証しません。

「元本割れゼロ」の読み方

この表記が意味するのは運用を終えた案件で元本が毀損しなかったことだけです。運用中の案件、募集が不成立だった案件、償還が延期された案件は含まれません。また、事業者が自分で集計した数字で、第三者の監査を受けたものではありません。ゼロという数字は、将来の案件が毀損しない根拠にはなりません。

公表している項目を全部並べる

検討のときに見る項目を22個に決めて、埋まっているのは22/22項目。同じ不動産型のなかでは多く出しているほうです。

表と図の読み方、順位の数え方は調べ方とデータの見方にまとめています。

会社情報9項目中条件の数値5項目中運用実績5項目中入出金・手数料3項目中
  • 会社情報9項目中
  • 条件の数値5項目中
  • 運用実績5項目中
  • 入出金・手数料3項目中
トモタクが公表している項目を、種類ごとに数えたもの。棒が短いところが、自分で問い合わせないと分からない部分です。
項目トモタク同種別での公表状況
運営会社株式会社イーダブルジー80/80社が公表
設立2009年8月48/80社が公表
資本金1億円12/80社が公表
代表者田中克尚77/80社が公表
所在地東京都港区六本木7-4-1 スマイリービル6F・7F73/80社が公表
上場区分非上場80/80社が公表
サービス開始2020年10月51/80社が公表
登録・許認可不動産特定共同事業(電子取引業務)80/80社が公表
登録番号不動産特定共同事業東京都知事第133号72/80社が公表
想定利回り5–1078/80社が公表
運用期間3–12ヶ月75/80社が公表
最低投資額1万円72/80社が公表
劣後出資10%55/80社が公表
募集方式抽選・先着の併用80/80社が公表
累計組成143件15/80社が公表
償還120件6/80社が公表
累計調達額約182.5億円14/80社が公表
元本毀損0件8/80社が公表
数字の基準日2026年6月30日20/80社が公表
提携銀行GMOあおぞらネット銀行41/80社が公表
入出金デポジット口座(投資に残高必要)41/80社が公表
手数料250円42/80社が公表

03同じ種別の中での立ち位置

トモタクが置かれている市場を、先に数字で押さえます。当サイトが掲載している不動産クラウドファンディングは80社です。

掲載社数
80社

当サイトが確認した不動産型の事業者

利回りを公表
78社

中央値8%・最高25.8%

登録番号を確認
72社

全体の90%

上場企業が運営
6社

全体の8%

この80社のうち、当サイトが登録・許可番号を確認できたのは72社(90%)、運営会社が上場しているのは6社(8%)です。行政処分などの注記がある事業者は2社あります。トモタクは登録番号を確認できている側、運営会社が上場していない側に入ります。

利回りの帯で見る不動産型

トモタクは10〜12%の帯にいます。利回りの帯は、そのままリスクの帯でもあります。高い帯にいる事業者は、短期の開発案件や再生案件など、成功すれば戻りが大きいが、外すと売れない資産を扱っていることが多い。帯が近い事業者どうしを比べるのが、最初の比較としては現実的です。帯ごとの社数は不動産型の一覧にあります。

最低投資額の帯

不動産型で最低投資額を公表している72社のうち、51社が1万円以下です(帯ごとの内訳は不動産型の一覧)。トモタクは1万円なので、この多数派の中にいます。最低投資額が低いことは、分散しやすいという意味であって、安全という意味ではありません。

分布の中に置き直す

ここからは、トモタクの数字を不動産クラウドファンディング80社の分布の中に置き直します。単独で「利回りが高い」と言っても意味がないためです。以下の順位・中央値・前後の社は、すべて掲載データからその場で計算しています。

想定利回りの上限

トモタクの想定利回りの上限は10%。公表している78社の中で20位(上位)で、中央値8%と比べると中央値より高い側です。最も高い社は25.8%、最も低い社は2.5%。

運営会社想定利回りの上限
COZUCHILAETOLI株式会社10%
CAMEL株式会社グローバルクラウドエ10%
GATES FUNDINGGATES株式会社10%
まにわく株式会社新日本コンサルティン10%
★ トモタク株式会社イーダブルジー10%
汐留ファンディング汐留プロパティ株式会社10%
大家どっとこむ株式会社グローベルス10%
わかちあいファンド株式会社日本プロパティシステ10%
信長ファンディング株式会社ウッドフレンズ10%

この前後9社が、想定利回りの上限という一点ではトモタクと近い条件の事業者です。ただしこの軸で近いことは、リスクが同じであることを意味しません。運営会社の規模も、案件の中身も別々に見る必要があります。

最低投資額

トモタクの最低投資額は1万円。公表している72社の中で17位(上位)で、中央値1万円と比べると中央値と同じ側です。最も低い社は1万円、最も高い社は100万円。

運営会社最低投資額
DARWIN fundingダーウィンアセットパートナー1万円
GATES FUNDINGGATES株式会社1万円
ジョイントアルファ穴吹興産株式会社1万円
ASSECLI株式会社エボルゾーン1万円
★ トモタク株式会社イーダブルジー1万円
FUNDROPONE DROP INVES1万円
K-FUND株式会社カワムラ建設1万円
GALA FUNDING株式会社FJネクストホールデ1万円
汐留ファンディング汐留プロパティ株式会社1万円

この前後9社が、最低投資額という一点ではトモタクと近い条件の事業者です。ただしこの軸で近いことは、リスクが同じであることを意味しません。運営会社の規模も、案件の中身も別々に見る必要があります。

運用期間の上限

トモタクの運用期間の上限は12ヶ月。公表している75社の中で41位(中位)で、中央値12ヶ月と比べると中央値と同じ側です。最も低い社は3ヶ月、最も高い社は180ヶ月。

運営会社運用期間の上限
FANTAS fundingFANTAS technol12ヶ月
TSON FUNDING株式会社TSON12ヶ月
ジョイントアルファ穴吹興産株式会社12ヶ月
まにわく株式会社新日本コンサルティン12ヶ月
★ トモタク株式会社イーダブルジー12ヶ月
FUNDROPONE DROP INVES12ヶ月
汐留ファンディング汐留プロパティ株式会社12ヶ月
大家どっとこむ株式会社グローベルス12ヶ月
SOLS株式会社不二興産12ヶ月

この前後9社が、運用期間の上限という一点ではトモタクと近い条件の事業者です。ただしこの軸で近いことは、リスクが同じであることを意味しません。運営会社の規模も、案件の中身も別々に見る必要があります。

劣後出資割合

トモタクの劣後出資割合は10%。公表している50社の中で45位(下位)で、中央値25%と比べると中央値より低い側です。最も高い社は70%、最も低い社は5%。

運営会社劣後出資割合
利回り不動産株式会社ワイズホールディング10%
TECROWDTECRA株式会社10%
TORCHESTORCHES株式会社10%
GATES FUNDINGGATES株式会社10%
★ トモタク株式会社イーダブルジー10%
BATSUNAGU株式会社リムズキャピタル10%
みんなの年金株式会社ネクサスエージェント9.3%
Victory Fundカチデベロップメント株式会社9.2%
K-FUND株式会社カワムラ建設7.5%

この前後9社が、劣後出資割合という一点ではトモタクと近い条件の事業者です。ただしこの軸で近いことは、リスクが同じであることを意味しません。運営会社の規模も、案件の中身も別々に見る必要があります。

10の指標で見た、80社のなかでの順位

1社だけ見ていても、その数字が良いのかどうかは分かりません。80社のなかでの順位を出します。10指標の平均順位は上位46%。強いのは累計組成本数、累計調達額、開示項目の数。弱いのは利回りレンジの狭さ。

表と図の読み方、順位の数え方は調べ方とデータの見方にまとめています。

利回り上限10%利回り下限5%レンジの狭さ5pt運用期間12ヶ月最低投資額1万円劣後出資10%組成本数143件調達額182.5億円開示項目20/20項目会社の歴史2009年設立上位50%1位トモタク
トモタクの位置。外側ほど不動産型のなかで上位です。(各指標を公表している会社のなかでの順位を 0〜1 に直したもの)
指標トモタク順位同種別の中央値中央値と比べて1位の会社
想定利回り(上限)10%21位 / 78社8%上回るヤマワケエステート
想定利回り(下限)5%41位 / 78社5%同じヤマワケエステート
利回りレンジの狭さ5pt63位 / 78社1.75pt下回るTECROWD
運用期間の短さ12ヶ月41位 / 75社12ヶ月同じREEZIN
最低投資額の低さ1万円17位 / 72社1万円同じCOZUCHI
劣後出資の厚さ10%45位 / 50社30%下回るProperty+
累計組成本数143件5位 / 15社39件上回るTSON FUNDING
累計調達額182.5億円5位 / 14社6.2億円上回るみんなで大家さん
開示項目の数20/20項目1位 / 80社12/20項目上回るトモタク
運営会社の歴史2009年設立30位 / 48社2007年設立下回るTREC Funding
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不動産型の中央値との差

平均は少数の極端な会社に引っ張られるので、中央値と比べます。不動産型80社の中央値と並べました。

表と図の読み方、順位の数え方は調べ方とデータの見方にまとめています。

100想定利回り(上限)10% (中央値 8%)想定利回り(下限)5% (中央値 5%)運用期間(最長)12ヶ月 (中央値 12ヶ月)運用期間(最短)3ヶ月 (中央値 5ヶ月)最低投資額1万円 (中央値 1万円)劣後出資割合10% (中央値 30%)累計組成本数143件 (中央値 39件)累計調達額182.5億円 (中央値 6.2億円)運営会社の設立年2009年 (中央値 2007年)開示項目の数20/20 (中央値 12/20)
  • 想定利回り(上限)10% (中央値 8%)
  • 想定利回り(下限)5% (中央値 5%)
  • 運用期間(最長)12ヶ月 (中央値 12ヶ月)
  • 運用期間(最短)3ヶ月 (中央値 5ヶ月)
  • 最低投資額1万円 (中央値 1万円)
  • 劣後出資割合10% (中央値 30%)
  • 累計組成本数143件 (中央値 39件)
  • 累計調達額182.5億円 (中央値 6.2億円)
  • 運営会社の設立年2009年 (中央値 2007年)
  • 開示項目の数20/20 (中央値 12/20)

点線は100

不動産型の中央値を100としたときの比。
項目トモタク不動産型の中央値差中央値に対する比
想定利回り(上限)10%8%+2%125%
想定利回り(下限)5%5%0%100%
運用期間(最長)12ヶ月12ヶ月0ヶ月100%
運用期間(最短)3ヶ月5ヶ月-2ヶ月60%
最低投資額1万円1万円0円100%
劣後出資割合10%30%-20%33%
累計組成本数143件39件+104件367%
累計調達額182.5億円6.2億円+176.3億円2944%
運営会社の設立年2009年2007年+2年100%
開示項目の数20/2012/20+8/20167%
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04条件が近い8社を同じ表に並べる

比較の相手は、ランキング上位の会社ではなく条件が近い会社です。利回り・運用期間・最低額・劣後・開示項目数の5つを座標にして、近い8社を機械的に選びました。

10.0%5ヶ月11.0%8ヶ月12.0%12ヶ月トモタク運用期間(最長・ヶ月)想定利回りの上限(%)
オレンジがトモタク。縦が想定利回り、横が運用期間です。
サービス想定利回り運用期間最低額劣後上場区分累計組成条件の近さ
トモタク(この記事)5–103–12ヶ月1万円10%非上場143件—
BATSUNAGU6–101–12ヶ月1万円9–10%非上場—1.75
利回り不動産4–126–12ヶ月1万円5–10%非上場72件2.14
汐留ファンディング8–106–12ヶ月1万円10–20%非上場—2.46
ネット不動産ファンディング4–106–12ヶ月1万円非公開確認中3件2.46
信長ファンディング5–102–12ヶ月1万円20–30%上場—2.50
CROWD BUILDS10–112–5ヶ月——非上場—2.52
CONDO10.23–6ヶ月1万円12%確認中—2.57
大家どっとこむ3.5–103–12ヶ月1万円10–30%上場グループ—2.66
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05運営会社と登録を確かめる

トモタクが属する不動産型は不動産特定共同事業法にもとづく仕組みで、事業者には電子取引業務の許可(許可制)が必要です(法律の枠組みは調べ方とデータの見方)。

トモタクの登録・許可番号は不動産特定共同事業東京都知事第133号です。

「知事」で始まるので、トモタクの事務所は1つの都道府県内にあります(調べ方とデータの見方)。

番号の探し方、一覧での突き合わせ方、行政処分の調べ方は調べ方とデータの見方にまとめています。

当サイトでは、トモタクに関する行政処分の記録を確認できていません。「確認できていない」であって「無い」ではありません。調べ方は調べ方とデータの見方にあります。

関連するニュース

Googleニュースの検索結果から、トモタクまたは株式会社イーダブルジーを含む記事を新しい順に並べています。当サイトが選別・評価したものではありません。見出しと媒体名だけを載せ、本文は各媒体のページでご確認ください。

※ プレスリリースと取材記事の読み分けは調べ方とデータの見方。

公的な一覧との照合

投資する前にいちばん先に確かめるべきなのは、条件ではなく登録の有無です。公的な一覧で確認が取れました。

登録・許可番号を自分で確かめる手順と、突き合わせに使った一次情報は調べ方とデータの見方にあります。

項目内容
サイトに書かれている登録番号不動産特定共同事業東京都知事第133号
登録・許認可の種類不動産特定共同事業(電子取引業務)
法人番号(国税庁)6013201018127
登記上の商号株式会社イーダブルジー
登記上の所在地東京都港区六本木7丁目15番9号
gBizINFOの更新日2026-04-08
国土交通省の許可一覧株式会社イーダブルジー/第1号・第2号・電子取引業務

近い会社の運営体制と登録を見比べる

数字で差が付かないときに効いてくるのが、運営会社と登録の有無です。公的な一覧で確認が取れたのは、この9社のうち8社です。

登録・許可番号を自分で確かめる手順と、突き合わせに使った一次情報は調べ方とデータの見方にあります。

金融庁の一覧で確認1社国交省の一覧で確認8社上場・上場グループ2社どちらの一覧でも確認できず1社
  • 金融庁の一覧で確認1社
  • 国交省の一覧で確認8社
  • 上場・上場グループ2社
  • どちらの一覧でも確認できず1社
トモタクと条件が近い8社を合わせた9社の内訳。「確認できず」は社名の表記ゆれで一致しなかったものを含みます。
サービス運営会社設立資本金上場区分金融庁一覧国交省一覧開示項目
トモタク(この記事)株式会社イーダブルジー2009年8月1億円非上場—○20/20
BATSUNAGU株式会社リムズキャピタル2016年4月—非上場○○13/20
利回り不動産株式会社ワイズホールディングス2014年8月—非上場—○17/20
汐留ファンディング汐留プロパティ株式会社2017年4月—非上場—○11/20
ネット不動産ファンディングMaki Financiers Japan株式会社——確認中—○11/20
信長ファンディング株式会社ウッドフレンズ1982年11月—上場—○14/20
CROWD BUILDS株式会社フィンスター2016年1月—非上場——12/20
CONDO株式会社AUGEN2010年5月100,000,000円確認中—○10/20
大家どっとこむ株式会社グローベルス1996年7月—上場グループ—○13/20
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06守られる仕組みと、引き受けるリスク

不動産特定共同事業法にもとづく仕組みです。くわしい説明は調べ方とデータの見方にあります。

トモタクもこの枠組みの中にあります。つまり守られる範囲は、この事業者が特別に決めたものではなく、法律で決まっている部分が大きいということです。事業者ごとの差は、法令が求める最低限より上をどこまで積むかに出ます。

トモタクで確認すべき点
  • 劣後出資割合を見る。運営会社が自分でいくら出しているか。物件価格がこの割合まで下がっても、損失は先に運営側が被ります。トモタクは10%です。
  • 出口が決まっているかを見る。運用終了時に何を売って返すのか。売却先が未定の案件は、償還が遅れやすくなります。トモタクの運用期間は3–12ヶ月です。
  • マスターリースの有無を見る。空室時の賃料が保証されているかどうかで、分配の安定性が変わります。

仕組みそのものの解説ははじめての方へと劣後出資割合とはにまとめています。ここではトモタクの数字に絞ります。

引き受けることになるリスク

不動産型に共通するリスクはリスクと過去の事故にまとめています。ここではトモタクに効く形で書きます。

  1. 途中で解約できない。運用期間中は原則として換金できません。トモタクの運用期間は3–12ヶ月です。生活資金や近く使う予定のある資金は充てないでください。
  2. 事業者が破綻するリスク。分別管理の義務はありますが、実際に違反した事例があります。事業者の財務が見えるかどうかは、種別より先に確認すべき点です。
  3. 情報の非対称。投資家が見られるのは募集ページに書かれたことだけです。物件やプロジェクトを自分で確かめる手段は基本的にありません。

損が出るとしたら、どういうときか

うまくいかなかったときに何が起きるのかを、数字で見ておきます。100万円を入れた前提で、価値が下がったときに元本がどうなるかを出しました。

優先出資(投資家) 90%劣後出資(運営会社) 10%出資の内訳ここまでの下落なら、優先出資の元本は守られる設計
トモタクが公表している劣後出資の割合をそのまま図にしたものです。案件ごとに変わることがあるので、募集ページで必ず確認してください。
0%下落1,000,000円5%下落1,000,000円10%下落1,000,000円15%下落950,000円20%下落900,000円30%下落800,000円50%下落600,000円
  • 0%下落1,000,000円
  • 5%下落1,000,000円
  • 10%下落1,000,000円
  • 15%下落950,000円
  • 20%下落900,000円
  • 30%下落800,000円
  • 50%下落600,000円
100万円を入れたときに戻ってくる元本。劣後の枠を超えた分から元本が減ります。
価値の下落劣後による吸収元本に及ぶ割合戻る元本分配金(税引後・概算)100万円に対する損益結果
0%0%0%1,000,000円79,580円+79,580円元本は守られる
5%5%0%1,000,000円79,580円+79,580円元本は守られる
10%10%0%1,000,000円79,580円+79,580円元本は守られる
15%10%5%950,000円79,580円+29,580円元本が減る
20%10%10%900,000円79,580円-20,420円元本が減る
30%10%20%800,000円79,580円-120,420円元本が減る
50%10%40%600,000円79,580円-320,420円元本が減る
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※ 概算です。前提は調べ方とデータの見方。元本は保証されません。

07自分の金額で試算する

金額別の受取額(税引後)

パーセントを金額に置き換えると、判断がしやすくなります。想定利回り5–10、運用期間3–12ヶ月で計算しました。

試算の前提(単利・満期保有・源泉徴収20.42%)は調べ方とデータの見方。

5万円3,978円10万円7,957円30万円23,874円50万円39,790円100万円79,580円300万円238,740円500万円397,900円
  • 5万円3,978円
  • 10万円7,957円
  • 30万円23,874円
  • 50万円39,790円
  • 100万円79,580円
  • 300万円238,740円
  • 500万円397,900円
トモタクでうまくいった場合の税引後の受取額(概算)。
投資額口数税引前(控えめ)税引前(うまくいった場合)税引後(控えめ)税引後(うまくいった場合)源泉徴収(控えめ)源泉徴収(うまくいった場合)受取額の幅
5万円5口625円5,000円497円3,978円127円1,021円3,481円
10万円10口1,250円10,000円994円7,957円255円2,042円6,963円
30万円30口3,750円30,000円2,984円23,874円765円6,126円20,890円
50万円50口6,250円50,000円4,973円39,790円1,276円10,210円34,817円
100万円100口12,500円100,000円9,947円79,580円2,552円20,420円69,633円
300万円300口37,500円300,000円29,842円238,740円7,657円61,260円208,898円
500万円500口62,500円500,000円49,737円397,900円12,762円102,100円348,163円
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※ 概算です。前提は調べ方とデータの見方。元本は保証されません。

積み上げていくと、どうなるか

続けて申し込む前提で、積み上がりを計算します。トモタクの最低投資額1万円を基準に、3ヶ月ごとに一定の口数を申し込み続けた場合の積み上がりを出しました。利回りは上限の10%、税引後(源泉徴収20.42%を引いたあと)で計算しています。取得できた案件では枠が余っていたので、申し込めば入れる前提で計算しています。

確かめたいのは金額ではなく、トモタクだけでどこまで積めるかです。募集の本数が足りなければ、同じ種別の他社にも口座を開いて分散することになります。

期間申込のペース累計口数累計投資額税引後の受取(概算)元本+受取当選の見込み
6ヶ月3ヶ月ごとに1口2口2万円795円20,795円100%
6ヶ月3ヶ月ごとに3口6口6万円2,387円62,387円100%
6ヶ月3ヶ月ごとに5口10口10万円3,978円103,979円100%
12ヶ月3ヶ月ごとに1口4口4万円3,183円43,183円100%
12ヶ月3ヶ月ごとに3口12口12万円9,549円129,549円100%
12ヶ月3ヶ月ごとに5口20口20万円15,915円215,916円100%
24ヶ月3ヶ月ごとに1口8口8万円12,732円92,732円100%
24ヶ月3ヶ月ごとに3口24口24万円38,198円278,198円100%
24ヶ月3ヶ月ごとに5口40口40万円63,663円463,664円100%
36ヶ月3ヶ月ごとに1口12口12万円28,648円148,648円100%
36ヶ月3ヶ月ごとに3口36口36万円85,946円445,946円100%
36ヶ月3ヶ月ごとに5口60口60万円143,244円743,244円100%
60ヶ月3ヶ月ごとに1口20口20万円79,580円279,580円100%
60ヶ月3ヶ月ごとに3口60口60万円238,740円838,740円100%
60ヶ月3ヶ月ごとに5口100口100万円397,900円1,397,900円100%
横にスクロールすると残りの列が見えます

※ 概算です。前提は調べ方とデータの見方。元本は保証されません。

口座開設から出資までの流れ

口座開設から出資までの手順は調べ方とデータの見方にまとめています。ここではトモタクで実際に手間が変わるところだけを書きます。

この記事で扱っていないこと

ここまでがトモタクそのものの話です。以下はどの事業者でも共通なので、この記事では繰り返さず、元のページに置いています。

08この記事の数字は、どこから取ったか

数字の出どころを最後にまとめます。ここが書いていない比較記事は、鵜呑みにしないでください。この記事で使ったのは次のとおりです。

取得日は2026年10月19日です(更新頻度と方針は調べ方とデータの見方)。

できていないことも書いておきます。この会社については、当サイトが見る22項目はすべて確認できました。次に、実案件は募集一覧に出ている範囲しか取れていないので、過去の案件をすべて数えたものではありません。そして、償還後の実績利回りは各社の開示方針がばらばらで、横並びの集計ができていません。ここは運用終了レポートの取得で埋めていきます。

数字は元本を保証するものではなく、特定の商品の勧誘ではありません。最終的な判断は交付書面と目論見書をお読みください。

09まとめ

トモタクについて、掲載データから言えるのはここまでです。利回りは78社中20位、最低投資額は低いほうから17番目、劣後は10%。

最後に一つだけ。評判を調べる目的は、他人の感想を集めることではなく、自分が確かめられる事実の範囲を知ることです。この記事に書いた数字は、株式会社イーダブルジーの公表資料と当サイトの集計から取ったもので、第三者の監査を受けたものではありません。実際に申し込む前に、株式会社イーダブルジーが交付する契約締結前交付書面を必ずお読みください。

不動産型を横断して比べる場合は不動産型の一覧、仕組みから確認する場合ははじめての方へ、この事業者の生データはトモタクのサービスページにあります。

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