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えんfundingの評判|不動産型80社のデータで検証

読む目安:「先に結論」だけなら1分/全部で約25分(14千字)

えんfunding(運営:株式会社えんホールディングス)は、不動産クラウドファンディングの80社のうちの1社です。評判を調べる前に、公表されている数字を先に置きます。想定利回りの上限は4%で、不動産型78社中71位。最低投資額は1万円(低いほうから26番目)。劣後出資割合は20%。

この記事は、えんfundingについて当サイトが掲載している110社のデータベースと突き合わせて分かることだけを書きます。体験談は載せません。運営会社が公表していない項目は「確認中」と明示し、推測で埋めません。数字は不動産クラウドファンディング80社を分母にして、えんfundingがどこに立っているのかを毎回示します。

2–4%想定利回り(年)不動産型78社中 71位
1万円最低投資額低いほうから 26番目/72社
3–12ヶ月運用期間期間中は原則として解約できません
20%劣後出資割合公表50社中 34位

01結論:どんな人に向くか

先に結論
  • 想定利回りの上限4%は、不動産型78社の中央値8%に対して低い側。順位は71位です。
  • 最低投資額1万円は、72社中で低いほうから26番目。これより低い社は25社あります。
  • 劣後出資割合20%は、公表している50社中34位。物件価格がこの割合まで下がっても、損失は先に運営会社が被ります。
  • 公表・取得ができていない項目が2件あります(資本金、募集方式)。この欄は埋めずに残しています。

候補になる場合・ならない場合

数字から言えることだけを、判断の材料として両側に並べます。推奨ではありません。

候補になりうる場合


・資金を長く拘束されたくない場合。運用期間は3–12ヶ月です。

候補から外れる場合


・利回りを最優先する場合。78社中71位で、上には70社あります。

02サービスの基本情報と、これまでの実績

種別不動産型
根拠となる法律不動産特定共同事業法
必要な許可・登録電子取引業務の許可(許可制)
登録・許可番号不動産特定共同事業定共同事業許可福岡県知事第6号/宅地建物取引業物取引業免許国土交通大臣(5)第5921号
想定利回り(年)2–4%
最低投資額1万円
運用期間3–12ヶ月
劣後出資割合20%
募集方式確認中
入出金デポジット口座(投資に残高不要)
出金手数料GMOあおぞらネット銀行の場合 無料 GMOあおぞらネット銀行以外の場合 166円~261円
運営会社株式会社えんホールディングス
上場区分非上場
サービス開始2021年7月

全14項目のうち、確認できているのは13項目です。「確認中」は当サイトがまだ一次資料で裏取りできていない項目で、推測では埋めません。

これまでの実績を数える

累計ファンド数・累計募集額・償還件数のいずれも公表が確認できていません。実績を数字で確かめられないということです。新しく始まった事業者であれば当然ですが、数年続いていて数字を出していない場合は、出さない理由のほうを考える必要があります。

公表している項目を全部並べる

比較サイトが並べる項目を22個決めて、埋まっているのは16/22項目。同じ不動産型のなかでは多く出しているほうです。

表と図の読み方、順位の数え方は調べ方とデータの見方にまとめています。

会社情報9項目中条件の数値5項目中運用実績5項目中入出金・手数料3項目中
  • 会社情報9項目中
  • 条件の数値5項目中
  • 運用実績5項目中
  • 入出金・手数料3項目中
えんfundingが公表している項目を、種類ごとに数えたもの。棒が短いところが、自分で問い合わせないと分からない部分です。
項目えんfunding同種別での公表状況
運営会社株式会社えんホールディングス80/80社が公表
設立1989年11月48/80社が公表
資本金—12/80社が公表
代表者原田透77/80社が公表
所在地福岡県福岡市博多区住吉3-12-1 えん博多ビル73/80社が公表
上場区分非上場80/80社が公表
サービス開始2021年7月51/80社が公表
登録・許認可不動産特定共同事業(電子取引業務)80/80社が公表
登録番号不動産特定共同事業定共同事業許可福岡県知事第6号/宅地建物取引業物取引業免許国土交通大臣(5)第5921号72/80社が公表
想定利回り2–478/80社が公表
運用期間3–12ヶ月75/80社が公表
最低投資額1万円72/80社が公表
劣後出資20%55/80社が公表
募集方式確認中80/80社が公表
累計組成—15/80社が公表
償還—6/80社が公表
累計調達額—14/80社が公表
元本毀損—8/80社が公表
数字の基準日—20/80社が公表
提携銀行GMOあおぞらネット銀行41/80社が公表
入出金デポジット口座(投資に残高不要)41/80社が公表
手数料GMOあおぞらネット銀行の場合 無料 GMOあおぞらネット銀行以外の場合 166円~261円42/80社が公表

03同じ種別の中での立ち位置

えんfundingが置かれている市場を、先に数字で押さえます。当サイトが掲載している不動産クラウドファンディングは80社です。

掲載社数
80社

当サイトが確認した不動産型の事業者

利回りを公表
78社

中央値8%・最高25.8%

登録番号を確認
72社

全体の90%

上場企業が運営
6社

全体の8%

この80社のうち、当サイトが登録・許可番号を確認できたのは72社(90%)、運営会社が上場しているのは6社(8%)です。行政処分などの注記がある事業者は2社あります。えんfundingは登録番号を確認できている側、運営会社が上場していない側に入ります。

利回りの帯で見る不動産型

えんfundingは4〜6%の帯にいます。利回りの帯は、そのままリスクの帯でもあります。高い帯にいる事業者は、短期の開発案件や再生案件など、成功すれば戻りが大きいが、外すと売れない資産を扱っていることが多い。帯が近い事業者どうしを比べるのが、最初の比較としては現実的です。帯ごとの社数は不動産型の一覧にあります。

最低投資額の帯

不動産型で最低投資額を公表している72社のうち、51社が1万円以下です(帯ごとの内訳は不動産型の一覧)。えんfundingは1万円なので、この多数派の中にいます。最低投資額が低いことは、分散しやすいという意味であって、安全という意味ではありません。

分布の中に置き直す

ここからは、えんfundingの数字を不動産クラウドファンディング80社の分布の中に置き直します。単独で「利回りが高い」と言っても意味がないためです。以下の順位・中央値・前後の社は、すべて掲載データからその場で計算しています。

想定利回りの上限

えんfundingの想定利回りの上限は4%。公表している78社の中で71位(下位)で、中央値8%と比べると中央値より低い側です。最も高い社は25.8%、最も低い社は2.5%。

運営会社想定利回りの上限
タスキFunds株式会社タスキ4.8%
KORYO Funding香陵住販株式会社4.5%
ちょこっと不動産株式会社良栄4.3%
Rimpleプロパティエージェント株式会4%
★ えんfunding株式会社えんホールディングス4%
プレファン株式会社プレサンスリアルタ4%
GoodComFund株式会社グッドコムアセット4%
彩-SAI-株式会社フジハウジング4%
iRDJRD株式会社3.7%

この前後9社が、想定利回りの上限という一点ではえんfundingと近い条件の事業者です。ただしこの軸で近いことは、リスクが同じであることを意味しません。運営会社の規模も、案件の中身も別々に見る必要があります。

最低投資額

えんfundingの最低投資額は1万円。公表している72社の中で26位(中位)で、中央値1万円と比べると中央値と同じ側です。最も低い社は1万円、最も高い社は100万円。

運営会社最低投資額
大家どっとこむ株式会社グローベルス1万円
REEZIN株式会社新成トラスト1万円
信長ファンディング株式会社ウッドフレンズ1万円
BATSUNAGU株式会社リムズキャピタル1万円
★ えんfunding株式会社えんホールディングス1万円
ゴコウファンド株式会社五黄不動産1万円
ちょこっと不動産株式会社良栄1万円
Property+株式会社リビングコーポレーシ1万円
プレファン株式会社プレサンスリアルタ1万円

この前後9社が、最低投資額という一点ではえんfundingと近い条件の事業者です。ただしこの軸で近いことは、リスクが同じであることを意味しません。運営会社の規模も、案件の中身も別々に見る必要があります。

運用期間の上限

えんfundingの運用期間の上限は12ヶ月。公表している75社の中で49位(中位)で、中央値12ヶ月と比べると中央値と同じ側です。最も低い社は3ヶ月、最も高い社は180ヶ月。

運営会社運用期間の上限
SOLS株式会社不二興産12ヶ月
わかちあいファンド株式会社日本プロパティシステ12ヶ月
信長ファンディング株式会社ウッドフレンズ12ヶ月
BATSUNAGU株式会社リムズキャピタル12ヶ月
★ えんfunding株式会社えんホールディングス12ヶ月
みらファン株式会社みらいアセット12ヶ月
らくたま株式会社フロンティアグループ12ヶ月
不動産BANK株式会社ファミリーコーポレー12ヶ月
bitREALTYビットリアルティ株式会社12ヶ月

この前後9社が、運用期間の上限という一点ではえんfundingと近い条件の事業者です。ただしこの軸で近いことは、リスクが同じであることを意味しません。運営会社の規模も、案件の中身も別々に見る必要があります。

劣後出資割合

えんfundingの劣後出資割合は20%。公表している50社の中で34位(下位)で、中央値25%と比べると中央値より低い側です。最も高い社は70%、最も低い社は5%。

運営会社劣後出資割合
DARWIN fundingダーウィンアセットパートナー20%
ASSECLI株式会社エボルゾーン20%
汐留ファンディング汐留プロパティ株式会社20%
わかちあいファンド株式会社日本プロパティシステ20%
★ えんfunding株式会社えんホールディングス20%
みらファン株式会社みらいアセット20%
T's Fundingタマキホーム株式会社20%
みんなで大家さん都市綜研インベストファンド株20%
彩-SAI-株式会社フジハウジング20%

この前後9社が、劣後出資割合という一点ではえんfundingと近い条件の事業者です。ただしこの軸で近いことは、リスクが同じであることを意味しません。運営会社の規模も、案件の中身も別々に見る必要があります。

10の指標で見た、80社のなかでの順位

えんfundingの数字を、同じ不動産型の会社と同じ物差しで並べます。10指標の平均順位は上位57%。強いのは運営会社の歴史。弱いのは想定利回り(上限)、想定利回り(下限)。

表と図の読み方、順位の数え方は調べ方とデータの見方にまとめています。

利回り上限4%利回り下限2%レンジの狭さ2pt運用期間12ヶ月最低投資額1万円劣後出資20%開示項目13/20項目会社の歴史1989年設立上位50%1位えんfunding
えんfundingの位置。外側ほど不動産型のなかで上位です。(各指標を公表している会社のなかでの順位を 0〜1 に直したもの)
指標えんfunding順位同種別の中央値中央値と比べて1位の会社
想定利回り(上限)4%71位 / 78社8%下回るヤマワケエステート
想定利回り(下限)2%77位 / 78社5%下回るヤマワケエステート
利回りレンジの狭さ2pt43位 / 78社1.75pt下回るTECROWD
運用期間の短さ12ヶ月49位 / 75社12ヶ月同じREEZIN
最低投資額の低さ1万円26位 / 72社1万円同じCOZUCHI
劣後出資の厚さ20%34位 / 50社30%下回るProperty+
開示項目の数13/20項目22位 / 80社12/20項目上回るトモタク
運営会社の歴史1989年設立6位 / 48社2007年設立上回るTREC Funding
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不動産型の中央値との差

順位よりも「中央値からどれくらい離れているか」のほうが、実感に近いことがあります。不動産型80社の中央値と並べました。

表と図の読み方、順位の数え方は調べ方とデータの見方にまとめています。

100想定利回り(上限)4% (中央値 8%)想定利回り(下限)2% (中央値 5%)運用期間(最長)12ヶ月 (中央値 12ヶ月)運用期間(最短)3ヶ月 (中央値 5ヶ月)最低投資額1万円 (中央値 1万円)劣後出資割合20% (中央値 30%)運営会社の設立年1989年 (中央値 2007年)開示項目の数13/20 (中央値 12/20)
  • 想定利回り(上限)4% (中央値 8%)
  • 想定利回り(下限)2% (中央値 5%)
  • 運用期間(最長)12ヶ月 (中央値 12ヶ月)
  • 運用期間(最短)3ヶ月 (中央値 5ヶ月)
  • 最低投資額1万円 (中央値 1万円)
  • 劣後出資割合20% (中央値 30%)
  • 運営会社の設立年1989年 (中央値 2007年)
  • 開示項目の数13/20 (中央値 12/20)

点線は100

不動産型の中央値を100としたときの比。
項目えんfunding不動産型の中央値差中央値に対する比
想定利回り(上限)4%8%-4%50%
想定利回り(下限)2%5%-3%40%
運用期間(最長)12ヶ月12ヶ月0ヶ月100%
運用期間(最短)3ヶ月5ヶ月-2ヶ月60%
最低投資額1万円1万円0円100%
劣後出資割合20%30%-10%67%
運営会社の設立年1989年2007年-18年99%
開示項目の数13/2012/20+1/20108%
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※ 累計組成本数、累計調達額は公表がないため比較できません。個別の募集ページには記載があることもあるので、申し込む前に確認してください。

04実際に募集された案件を見る

実際に募集された5件の明細

えんfundingの募集一覧から、5件の案件を取得しました。利回りが分かる5件の平均は3.16%、中央値3.2%、最小3%・最大3.4%です。運用期間の平均は6.0ヶ月。募集額の合計は6,280万円、1件あたり平均1,256万円でした。

掲載条件は会社が自分で決めて書く数字です。実際に募集された案件と突き合わせないと、その数字が現実の何を指しているのかは分かりません。案件名まで出しているのは、同じ会社でも物件や事業によって条件が変わることを見てもらうためです。平均値だけを見ていると、この幅が消えてしまいます。

#ファンド名利回り運用期間募集額申込額応募率状況
1えんfunding 第50号ファンド【天神MARK】3%6ヶ月1,160万円1,960万円169%運用中
2えんfunding 第49号ファンド【天神FOCUS】3%6ヶ月1,152万円1,749万円151.8%運用中
3えんfunding 第48号ファンド【GRAN博多駅前】3.2%6ヶ月1,368万円1,898万円138.7%運用中
4えんfunding 第47号ファンド【博多駅南SHARE】3.2%6ヶ月1,240万円2,360万円190.3%運用終了
5えんfunding 第46号ファンド【ベイ天神東】3.4%6ヶ月1,360万円2,112万円155.3%運用終了
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申し込んで買えるのか(応募率)

口座を開いても、申し込めなければ投資はできません。えんfundingの案件のうち応募率(募集額に対する申込額の比率)が分かる5件で数えると、平均161%、中央値155%、最大190%でした。100%に届かなかった案件は0件あります。取得できた案件はすべて枠が埋まっていました。つまり、申し込んでも買えないことがあるということです。抽選方式なら当落は平等ですが、先着方式では募集開始の時刻に待機する必要があります。募集方式は確認中です。

0241件100〜150%4件150〜300%
  • 100〜 150%1件
  • 150〜 300%4件
100%を超えた案件は枠が埋まったということ。先着方式なら、募集開始と同時に消えている可能性があります。
応募率件数構成比平均利回り平均募集額代表的な案件
100〜150%1件20%3.20%1,368万円えんfunding 第48号ファンド【GRAN博多駅前】
150〜300%4件80%3.15%1,228万円えんfunding 第47号ファンド【博多駅南SHARE】
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05条件が近い8社を同じ表に並べる

えんfundingを検討している人は、たいてい似た条件の会社も見ています。利回り・運用期間・最低額・劣後・開示項目数の5つを座標にして、近い8社を機械的に選びました。

2.5%3ヶ月4.2%8ヶ月6.0%12ヶ月えんfunding運用期間(最長・ヶ月)想定利回りの上限(%)
オレンジがえんfunding。縦が想定利回り、横が運用期間です。
サービス想定利回り運用期間最低額劣後上場区分累計組成条件の近さ
えんfunding(この記事)2–43–12ヶ月1万円20%非上場——
ちょこっと不動産3.9–4.34–10ヶ月1万円30%非上場—1.06
Rimple2.7–4.06ヶ月1万円30%上場グループ116件1.50
GALA FUNDING36ヶ月1万円30%上場—1.50
プレファン3.9–4.06ヶ月1万円—上場グループ—2.12
iRD平均3.7平均3ヶ月—40%非上場—2.16
FANTAS funding5–62–12ヶ月1万円約20%非上場250件超2.24
利回りくん3–63–12ヶ月1万円5–30%上場—2.25
bitREALTY2.2–2.5平均12ヶ月——上場グループ—2.50
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06運営会社と登録を確かめる

えんfundingが属する不動産型は不動産特定共同事業法にもとづく仕組みで、事業者には電子取引業務の許可(許可制)が必要です(法律の枠組みは調べ方とデータの見方)。

えんfundingの登録・許可番号は不動産特定共同事業定共同事業許可福岡県知事第6号/宅地建物取引業物取引業免許国土交通大臣(5)第5921号です。

「知事」で始まるので、えんfundingの事務所は1つの都道府県内にあります(調べ方とデータの見方)。

番号の探し方、一覧での突き合わせ方、行政処分の調べ方は調べ方とデータの見方にまとめています。

当サイトでは、えんfundingに関する行政処分の記録を確認できていません。「確認できていない」であって「無い」ではありません。調べ方は調べ方とデータの見方にあります。

関連するニュース

Googleニュースの検索結果から、えんfundingまたは株式会社えんホールディングスを含む記事を新しい順に並べています。当サイトが選別・評価したものではありません。見出しと媒体名だけを載せ、本文は各媒体のページでご確認ください。

※ プレスリリースと取材記事の読み分けは調べ方とデータの見方。

公的な一覧との照合

事業者が自分のサイトに書いている登録番号は、公的な一覧で照合できます。公的な一覧で確認が取れました。

登録・許可番号を自分で確かめる手順と、突き合わせに使った一次情報は調べ方とデータの見方にあります。

項目内容
サイトに書かれている登録番号不動産特定共同事業定共同事業許可福岡県知事第6号/宅地建物取引業物取引業免許国土交通大臣(5)第5921号
登録・許認可の種類不動産特定共同事業(電子取引業務)
法人番号(国税庁)8290001006398
登記上の商号株式会社えんホールディングス
登記上の所在地福岡県福岡市博多区住吉3丁目12番1号えん博多ビル
gBizINFOの更新日2020-06-01
DX認定制度2024-12-01 経済産業省
金融商品取引業者登録2008-11-17 金融庁
金融庁の登録一覧福岡財務支局長(金商)第57号/第二種/登録日 2008-11-17
国土交通省の許可一覧株式会社えんホールディングス/第1号・第2号・電子取引業務

近い会社の運営体制と登録を見比べる

条件が似ているなら、あとは会社の信用力と手間で決めることになります。公的な一覧で確認が取れたのは、この9社のうち7社です。

登録・許可番号を自分で確かめる手順と、突き合わせに使った一次情報は調べ方とデータの見方にあります。

金融庁の一覧で確認1社国交省の一覧で確認7社上場・上場グループ5社どちらの一覧でも確認できず2社
  • 金融庁の一覧で確認1社
  • 国交省の一覧で確認7社
  • 上場・上場グループ5社
  • どちらの一覧でも確認できず2社
えんfundingと条件が近い8社を合わせた9社の内訳。「確認できず」は社名の表記ゆれで一致しなかったものを含みます。
サービス運営会社設立資本金上場区分金融庁一覧国交省一覧開示項目
えんfunding(この記事)株式会社えんホールディングス1989年11月—非上場○○13/20
ちょこっと不動産株式会社良栄1991年2月—非上場—○13/20
Rimpleプロパティエージェント株式会社2004年2月—上場グループ—○17/20
GALA FUNDING株式会社FJネクストホールディングス1980年7月—上場—○13/20
プレファン株式会社プレサンスリアルタ2008年8月—上場グループ——11/20
iRDJRD株式会社1997年5月2000万円非上場—○13/20
FANTAS fundingFANTAS technology株式会社2010年2月—非上場—○17/20
利回りくん株式会社シーラ2010年9月—上場—○14/20
bitREALTYビットリアルティ株式会社2017年6月1億円上場グループ——13/20
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07守られる仕組みと、引き受けるリスク

不動産特定共同事業法にもとづく仕組みです。くわしい説明は調べ方とデータの見方にあります。

えんfundingもこの枠組みの中にあります。つまり守られる範囲は、この事業者が特別に決めたものではなく、法律で決まっている部分が大きいということです。事業者ごとの差は、法令が求める最低限より上をどこまで積むかに出ます。

えんfundingで確認すべき点
  • 劣後出資割合を見る。運営会社が自分でいくら出しているか。物件価格がこの割合まで下がっても、損失は先に運営側が被ります。えんfundingは20%です。
  • 出口が決まっているかを見る。運用終了時に何を売って返すのか。売却先が未定の案件は、償還が遅れやすくなります。えんfundingの運用期間は3–12ヶ月です。
  • マスターリースの有無を見る。空室時の賃料が保証されているかどうかで、分配の安定性が変わります。

仕組みそのものの解説ははじめての方へと劣後出資割合とはにまとめています。ここではえんfundingの数字に絞ります。

引き受けることになるリスク

不動産型に共通するリスクはリスクと過去の事故にまとめています。ここではえんfundingに効く形で書きます。

  1. 途中で解約できない。運用期間中は原則として換金できません。えんfundingの運用期間は3–12ヶ月です。生活資金や近く使う予定のある資金は充てないでください。
  2. 事業者が破綻するリスク。分別管理の義務はありますが、実際に違反した事例があります。事業者の財務が見えるかどうかは、種別より先に確認すべき点です。
  3. 情報の非対称。投資家が見られるのは募集ページに書かれたことだけです。物件やプロジェクトを自分で確かめる手段は基本的にありません。
  4. この事業者で確認できていない項目が2件ある。資本金、募集方式が未取得です。分からないまま出すのは、リスクを測らずに出すのと同じです。申し込み前に募集ページで確認してください。

損が出るとしたら、どういうときか

利回りの話ばかりしても片手落ちなので、逆側を計算します。100万円を入れた前提で、価値が下がったときに元本がどうなるかを出しました。

優先出資(投資家) 80%劣後出資(運営会社) 20%出資の内訳ここまでの下落なら、優先出資の元本は守られる設計
えんfundingが公表している劣後出資の割合をそのまま図にしたものです。案件ごとに変わることがあるので、募集ページで必ず確認してください。
0%下落1,000,000円5%下落1,000,000円10%下落1,000,000円15%下落1,000,000円20%下落1,000,000円30%下落900,000円50%下落700,000円
  • 0%下落1,000,000円
  • 5%下落1,000,000円
  • 10%下落1,000,000円
  • 15%下落1,000,000円
  • 20%下落1,000,000円
  • 30%下落900,000円
  • 50%下落700,000円
100万円を入れたときに戻ってくる元本。劣後の枠を超えた分から元本が減ります。
価値の下落劣後による吸収元本に及ぶ割合戻る元本分配金(税引後・概算)100万円に対する損益結果
0%0%0%1,000,000円31,831円+31,832円元本は守られる
5%5%0%1,000,000円31,831円+31,832円元本は守られる
10%10%0%1,000,000円31,831円+31,832円元本は守られる
15%15%0%1,000,000円31,831円+31,832円元本は守られる
20%20%0%1,000,000円31,831円+31,832円元本は守られる
30%20%10%900,000円31,831円-68,168円元本が減る
50%20%30%700,000円31,831円-268,168円元本が減る
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※ 概算です。前提は調べ方とデータの見方。元本は保証されません。

08自分の金額で試算する

金額別の受取額(税引後)

利回りをパーセントのまま見ても実感が湧かないので、金額に直します。想定利回り2–4、運用期間3–12ヶ月で計算しました。

試算の前提(単利・満期保有・源泉徴収20.42%)は調べ方とデータの見方。

5万円1,591円10万円3,183円30万円9,549円50万円15,915円100万円31,831円300万円95,496円500万円159,160円
  • 5万円1,591円
  • 10万円3,183円
  • 30万円9,549円
  • 50万円15,915円
  • 100万円31,831円
  • 300万円95,496円
  • 500万円159,160円
えんfundingでうまくいった場合の税引後の受取額(概算)。
投資額口数税引前(控えめ)税引前(うまくいった場合)税引後(控えめ)税引後(うまくいった場合)源泉徴収(控えめ)源泉徴収(うまくいった場合)受取額の幅
5万円5口250円2,000円198円1,591円51円408円1,393円
10万円10口500円4,000円397円3,183円102円816円2,786円
30万円30口1,500円12,000円1,193円9,549円306円2,450円8,356円
50万円50口2,500円20,000円1,989円15,915円510円4,084円13,926円
100万円100口5,000円40,000円3,978円31,831円1,021円8,168円27,853円
300万円300口15,000円120,000円11,937円95,496円3,063円24,504円83,559円
500万円500口25,000円200,000円19,895円159,160円5,105円40,840円139,265円
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※ 概算です。前提は調べ方とデータの見方。元本は保証されません。

積み上げていくと、どうなるか

1回だけ投資して終わり、という人はあまりいません。えんfundingの最低投資額1万円を基準に、3ヶ月ごとに一定の口数を申し込み続けた場合の積み上がりを出しました。利回りは上限の4%、税引後(源泉徴収20.42%を引いたあと)で計算しています。応募率から見た当選の見込みは約64%なので、実際にはこの表よりも入れる本数は少なくなります。

確かめたいのは金額ではなく、えんfundingだけでどこまで積めるかです。募集の本数が足りなければ、同じ種別の他社にも口座を開いて分散することになります。

期間申込のペース累計口数累計投資額税引後の受取(概算)元本+受取当選の見込み
6ヶ月3ヶ月ごとに1口2口2万円318円20,318円64%
6ヶ月3ヶ月ごとに3口6口6万円954円60,954円64%
6ヶ月3ヶ月ごとに5口10口10万円1,591円101,591円64%
12ヶ月3ヶ月ごとに1口4口4万円1,273円41,273円64%
12ヶ月3ヶ月ごとに3口12口12万円3,819円123,819円64%
12ヶ月3ヶ月ごとに5口20口20万円6,366円206,366円64%
24ヶ月3ヶ月ごとに1口8口8万円5,093円85,093円64%
24ヶ月3ヶ月ごとに3口24口24万円15,279円255,279円64%
24ヶ月3ヶ月ごとに5口40口40万円25,465円425,465円64%
36ヶ月3ヶ月ごとに1口12口12万円11,459円131,459円64%
36ヶ月3ヶ月ごとに3口36口36万円34,378円394,378円64%
36ヶ月3ヶ月ごとに5口60口60万円57,297円657,297円64%
60ヶ月3ヶ月ごとに1口20口20万円31,831円231,832円64%
60ヶ月3ヶ月ごとに3口60口60万円95,496円695,496円64%
60ヶ月3ヶ月ごとに5口100口100万円159,160円1,159,160円64%
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※ 概算です。前提は調べ方とデータの見方。元本は保証されません。

口座開設から出資までの流れ

口座開設から出資までの手順は調べ方とデータの見方にまとめています。ここではえんfundingで実際に手間が変わるところだけを書きます。

この記事で扱っていないこと

ここまでがえんfundingそのものの話です。以下はどの事業者でも共通なので、この記事では繰り返さず、元のページに置いています。

09この記事の数字は、どこから取ったか

どこから取った数字なのかを書いておきます。判断の材料にするなら、出どころは確かめられるべきです。この記事で使ったのは次のとおりです。

取得日は2026年10月19日です(更新頻度と方針は調べ方とデータの見方)。

できていないことも書いておきます。まず、えんfundingについては資本金、累計組成、償還、累計調達額、元本毀損、数字の基準日が確認できていません。公表がないのか、当サイトが見つけられていないのかは区別できていません。次に、実案件は募集一覧に出ている範囲しか取れていないので、過去の案件をすべて数えたものではありません。そして、償還後の実績利回りは各社の開示方針がばらばらで、横並びの集計ができていません。ここは運用終了レポートの取得で埋めていきます。

数字は元本を保証するものではなく、特定の商品の勧誘ではありません。最終的な判断は交付書面と目論見書をお読みください。

10まとめ

えんfundingについて、掲載データから言えるのはここまでです。利回りは78社中71位、最低投資額は低いほうから26番目、劣後は20%。公表・取得ができていない項目は2件で、その欄は埋めていません。

最後に一つだけ。評判を調べる目的は、他人の感想を集めることではなく、自分が確かめられる事実の範囲を知ることです。この記事に書いた数字は、株式会社えんホールディングスの公表資料と当サイトの集計から取ったもので、第三者の監査を受けたものではありません。実際に申し込む前に、株式会社えんホールディングスが交付する契約締結前交付書面を必ずお読みください。

不動産型を横断して比べる場合は不動産型の一覧、仕組みから確認する場合ははじめての方へ、この事業者の生データはえんfundingのサービスページにあります。

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